姫路セントラルパーク(姫セン)の楽しみ方ガイド!遊園地、サファリ、プール、料金、営業時間の情報まで必見【コロナ対策情報付き】

東京ウォーカー(全国版)

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姫路セントラルパークの見どころから季節ごとの楽しみ方まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

姫路セントラルパーク(姫セン)ってどんなところ?一年中楽しめる“遊び”の宝庫

甲子園球場48個分という広大な敷地内に、サファリパークや遊園地が連なり、夏はプール、冬はアイススケートも楽しめる姫路セントラルパーク(兵庫県姫路市)、通称“姫セン”。

2019年に開業35周年を迎え、近年は“ここは、日本一心の距離が遠いサファリパーク。”という自虐CM動画でも、口コミで話題を集めているユニークな姫センの魅力を大紹介!

【アクセス・料金】姫路駅から直通バスで楽々アクセス!入園料金もチェック

サファリパークへの出入り口「サファリゲート」。この先にはスリルと感動の体験が待っている

公共交通機関を利用する場合はJR姫路駅北口からバスを利用。朝9時から30~60分(土・日曜・祝日は15~60分)間隔で直通バスが運行している。所要時間約30分、運賃は大人550円、小児280円。また、神姫バスの路線バス(74番)でもアクセス可。

車の場合は、山陽自動車・播但連絡道路の山陽姫路東ICから一般道で約5分とアクセス抜群だ。駐車場は5000台、普通車1日1000円、大型バス1日2000円、二輪車1日200円。

入園料金は、一般3600円、小学生2000円、幼児(3歳以上未就学児)1200円(2022年夏、夏季料金の変動あり。公式サイトを要確認)。入園料金には、サファリパークの入園料(ドライブスルーサファリへはマイカー、またはサファリバス乗車券が別途必要)のほか、遊園地の入園料(のりもの券が別途必要)、さらにはプール(夏期)・アイススケート(冬期)の入場料も含まれている。

提携サイト「asoview!」の前売り電子チケットも便利。こちらはPC・スマートフォンから事前購入ができ、当日はスマホの画面を見せるだけでスムーズに入園できる。

【見どころ1】車・徒歩・空と3つのアプローチでサファリを満喫!

目の前には迫力満点のライオンが!自分たちのペースで回れるのがマイカーのメリット。絶対に車から降りないように

サファリパーク巡りのスタートは「ドライブスルーサファリ」から。マイカー、またはサファリバスの2通りから選べ、マイカーの場合は車でサファリパークへの出入口となる「サファリゲート」へ向かう。そこでGPS音声ガイドとサファリパンフレットを受け取り、そのまま道なりに進んでいく。一方のサファリバスは遊園地入口左側のバス停へ。そこで乗車券(1座席・往復800円。完全予約制)を購入し、指定のバスに乗って出発する。

“百獣の王”ライオン。ヒゲが立派なオスほど、ケンカが強くてメスにモテるともいわれる

「サファリゲート」から入り、いよいよ「ドライブスルーサファリ」が幕を開ける。最初に通るのが「猛獣ゾーン」。チーター、トラ、ライオンの順に、猛獣たちの横を通っていく。ほぼ野生に近い状態で飼育されているため、動物たちの行動は全く予想ができない。車の前に座り込んで進行を阻んだり、ライオン同士が突如ケンカを始めたり…ハラハラ、ドキドキの連続だ。

山岳地帯で生活する動物たち


緊張感のある「猛獣ゾーン」を抜けると、その先にA・B・Cの3つのセクションに分かれている「草食ゾーン」、そして「大型草食ゾーン」。キリン、ムフロン、アメリカバイソン、カバ、ミナミシロサイなどの動物たちを間近で観賞できる。

サファリバスはもちろん、マイカーの場合でも各自のスマートフォンでガイドをダウンロードするサービスがあるので、それを活用して再生すると道中はそれぞれの動物の生態などの知識も深められる。

日本ではわずかな数しか飼育されていないホワイトタイガー

「ドライブスルーサファリ」の所要時間は40分ほど。そのあとは車を降りて「ウォーキングサファリ」ゾーンへ。緑に囲まれたコースを散策しながら、約40種の動物を見て回れる。なかにはホワイトタイガーやホワイトライオンといった希少な動物も。いくつかのポイントでは飼育係による解説を聞くことができるほか、一部の動物へのえさやり(1動物200円~)も実施。動物たちと直接触れ合うことができる。

愛らしい姿に癒やされるカパピラ。入浴シーンも見られる

空中から動物たちの生態を観察できる「スカイサファリ」

小さな子供たちには「チャイルズファーム ふれあいの国」も人気。犬やヤギ、ポニー、アヒルなどのかわいい小動物と触れ合い体験ができて仲良しになれる。えさやり(1動物200円)や乗馬体験(ポニー1周300円ほか)も楽しめる。

さらに、天気の良い日には、サファリパーク全体を見下ろせる「スカイサファリ」にもぜひ乗りたい。「ウォーキングサファリ」の山麓にある「野生の国」駅とサファリパーク山頂の「ふれあいの国」を結ぶ全長約317メートルのロープウェイで、無料なのもうれしい。

【見どころ2】まだまだ遊び足りない人は遊園地ゾーンへ!

広大なパークを見渡せる「ビッグ8(大観覧車)」

姫路セントラルパークのもうひとつの楽しみが遊園地ゾーン。入園料はサファリパークの入園料金に含まれているが、アトラクションは別途のりもの券が必要。1回につき300~500円で、絶叫系コースターの中には700円、800円、1000円といったものもある。そのため、思う存分乗りたい人にはアトラクションフリーパスがお得で、一般3000円、小学生2700円、幼児(3歳以上未就学児)1200円だ。

アトラクションはスリルライド、カート&トレイン、ファミリーアトラクション、キッズアトラクションに分かれていて、その数は40種類以上。

1994年の登場以来、不動の一番人気「ディアブロ」。そのスリル感がたまらない!

なかでも、特に人気なのがスリルライド系。1994年に日本初のスピーディーインバーテッドコースター(吊り下げ式)としてお目見えした「ディアブロ」を筆頭に、最高時速75キロのループ&スクリューコースター「ハリケーン」など、個性豊かな9つの絶叫コースターが待ち構えている。

「グランカルーセル・ペガサス」。ウサギやシカなどいろいろな動物に乗れる

ほかにも、高さ85メートルの「ビッグ8(大観覧車)」や世界最大級のメリーゴーランド「グランカルーセル・ペガサス」、スタンプを集めながらゴールを目指す「冒険迷路」など、絶叫系が苦手な人、ファミリーやカップル、そして小さな子供も安全に楽しめるアトラクションがめじろ押しだ。
※アトラクションは身長制限があるものもあります。新型コロナウイルスの影響によりアトラクションが休止になる場合あり。詳細は公式サイトで確認を。

ちなみに遊園地をメインで回る場合、朝一番はサファリに行く人が多いので、混雑を回避したいなら早めの時間に行くのがおすすめ。

【グルメ・お土産】サファリパークは軽食が中心。しっかり食事したいなら遊園地ゾーンへ

サファリパーク内には「EAT&Cafe ダニエリ」と「エレファントカフェ」の2つのカフェがある。ホットドッグやフライドポテトといった軽食や、ソフトクリームなどのスイーツが味わえるので疲れたらひと休みを。

動物たちとたっぷり触れ合ったあとは、「ふれあいの国」にある「SHOP SOUVENIR コンタット」へ立ち寄るのも忘れずに。ぬいぐるみをはじめ、かわいい動物をモチーフにしたオリジナルグッズがズラリ。来園記念のお土産選びにぴったりだ。

また、遊園地内にも「ファミリーレストラン アズーロ」(和食・中華)、「洋食レストラン ビアンコ」(洋食)、「バーガーショップ バンバン」(ハンバーガーショップ)の3つのレストランに加え、軽食スタンド「ちっぷとっぷ」、アイスクリーム・チュリトスショップ「ホワイトベア」とグルメスポットが充実。ランチとしてしっかりと食事をとりたいとき、ちょっとしたおやつ休憩など、滞在時間に応じて使い分けよう。

ちなみに、遊園地内にあるグッズショップ前の販売機で買える記念メダルも、お土産として人気なので、チェックしておこう。

【イベント・周辺情報】夏はプールとナイトサファリ、冬はスケートも!周辺にはホテルがあるので泊まりもアリ

西日本最大級の広さを誇るリゾートプール「アクエリア」

スライダーは全5種。写真はレースが楽しめる「GOGOスライダー」

ここからは「姫路セントラルパーク」の季節の楽しみ方を紹介。

毎年7月中旬~8月31日頃の夏季限定で営業するのがプール。その期間中、遊園地内の「アクエリア」が開放される。1周約260メートルのひょうたん型をした「流水プール」、南の島のビーチをイメージした「渚プール」、大小7つのプールが段々畑のように積み重なる「ロックプール」、特大ジャグジー付きの「キッズプール」の4つのプールに加え、スリリングな5つのスライダーも見逃せない。

7月中旬~8月(土・日曜・祝日・盆期間)は、営業時間を延長してナイトプールを実施予定。プールサイドには、きらびやかなイルミネーションが点灯し、幻想的な雰囲気に包まれる。同期間には「真夏の花火フェスタ」も開催され、プールの中やデッキで涼みながら打ち上げ花火をのんびりと観賞できる。

非日常的なドキドキ体験が味わえる「ナイトサファリ」

そして夏のもうひとつの楽しみが「ナイトサファリ」。こちらは毎年7月中旬~8月の土・日曜・祝日に開催される。時間は18時から21時(時期により一部変更あり)。ライトアップされたサファリ内をマイカー、またはサファリバスで巡る。普段は見ることができない、野生動物たちの夜の生態を知れる貴重な体験だ(2022年4月時点で営業予定)。

全天候型の屋内スケートリンク「アイスパーク」

一方、毎年11月下旬から翌4月上旬まで営業するのが「アイスパーク」。遊園地内でもひと際目を引く白亜の城の中に、56×26メートルのアイススケートリンクが出現する。こちらも通常の入園料金で自由に出入りできる。スケート靴のレンタルは300円で、アトラクションフリーパス(年間パスも可)の購入者は無料に。営業期間中の毎週土・日曜・祝日は初心者無料レッスン(1日2回実施・1回30分)も開かれるので、ビギナーは参加するのも手だ。実施日は公式サイトをチェックしよう。

スリル満点のドライブサファリ体験をはじめ、動物たちとの触れ合い、遊園地のアトラクション、さらにはプール、アイススケートと見どころが尽きない姫路セントラルパーク。周辺には塩田温泉、置塩温泉という2つの温泉地が点在し、同所のホテル・旅館と提携したお得な宿泊プラン(詳細は公式サイト参照)も用意。近くに姫路城などの観光スポットもあるので、温泉旅行とセットで満喫するのも手だ。

【おすすめ】施設担当者に聞く!姫路セントラルパークの魅力・楽しみ方

「遊園地とサファリパークを併設したレジャー施設です。サファリパークでは190種類1200頭羽の動物を飼育していて、マイカー、観光バスに乗ったまま入場することができる『ドライブスルーサファリ』、間近に動物を見ながら歩いて回る野生の国『ウォーキングサファリ』があります。小さなお子様でも安心して動物と触れ合える『チャイルズファーム』もあります。遊園地には絶叫マシーンから子供向けまで40種のアトラクションがそろっていて、ファミリーからカップルまでお楽しみいただけます。さらに夏はプール、冬はアイススケートと年間を通じてお楽しみいただけます。年末年始も休まず営業していますよ!」(姫路セントラルパーク 広報 幸崎 誠さん)

ちなみに遊園地は犬連れなどペット同伴は可能(一部不可なエリアあり)だが、サファリパークへの同伴はNGとなっているので気を付けよう。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・営業時間、定休日、ナイトサファリ等のイベントなど、コロナウイルスの影響で変更・中止となる場合があるため、最新情報は公式サイトを確認してください。
・サファリパーク内、トイレ、各手洗い場にはアルコール消毒スプレーを設置しています。手洗い・アルコール消毒のご協力をお願いします。
・飛沫防止のため、テイクアウト飲食カウンター、売店レジカウンターには透明のビニールシートを設置しております。
・発熱(37.5度以上)、咳、倦怠感などの症状がある方は来園をお控えください。また、入園の際はマスクの着用をお願いします。
・従業員のマスク着用、出勤前の検温を徹底しております。

取材・文=河合哲治郎

<施設情報>
住所:兵庫県姫路市豊富町神谷大蔵1434
アクセス:【電車】JR姫路駅北口から神姫バス姫路セントラルパーク行きに乗り約30分、終点下車すぐ 【車】山陽自動車道山陽姫路東ICから約5分、中国自動車道福崎IC経由播但連絡道路船津ランプから約15分、または阪神高速神戸線姫路バイパス経由播但連絡道路花田ICから約15分
営業時間:10:00~17:00、受付は閉園時間1時間前まで(時期により異なる)
定休日:水曜日不定休
駐車場:5000台 1000円/1日
料金:入園料 大人3600円、小学生2000円、幼児(3~小学生未満)1200円※夏季料金変更あり。公式サイトを要確認

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2022年4月時点の情報です。

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