天国と地獄を垣間見る、大分県立美術館で2020コレクション展III「天国と地獄」開催中

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大分県大分市の大分県立美術館(OPAM)の3階コレクション展示室で、2020コレクション展III「天国と地獄」が9月29日(火)まで開催中。

2020コレクション展III「天国と地獄」が開催写真は主催者提供


洋の東西を問わず、「天国」と「地獄」は信仰上の表現にとどまらず、日常の生活においても身近な言葉や概念として使われてきた。キリスト教では「天国」は正しい生活を送った信徒の霊が死後永久の祝福を受ける場所を、「地獄」は神の教えに背いた者、罪を犯して悔い改めない魂が陥って永遠の苦を受ける世界を意味している。

仏教では、「極楽」は西方十万億土の彼方にある、広大無辺にして諸事が円満具足しこの上なく安楽な苦患(くげん)のない世界を、「地獄」はこの世で悪事をした者が死後に苦しみを受ける場所としている。

【写真】宇治山哲平《精》 1976年写真は主催者提供


日常生活においても、快適な環境や理想的な世界のことを「天国」や「極楽」と言い、“試験地獄”など、非常な苦しみをもたらす状態や境遇を例えて「地獄」と言うことがある。本展示では、大分県立美術館の所蔵作品の中から、仏や神などのほか、近世の画人たちが夢みた桃源郷や現代人の精神の葛藤など、「天国」と「地獄」のイメージに関連した作品を展示している。

作家たちの豊かな想像力によって紡ぎ出された「天国」と「地獄」が垣間見える、2020コレクション展III「天国と地獄」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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