透明感あふれる風景画を堪能、香川県の高松市塩江美術館で「鉛筆淡彩画-伊東義久の世界-」開催

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

香川県高松市にある高松市塩江美術館で「鉛筆淡彩画-伊東義久の世界-」が1月17日(日)まで開催中。

「鉛筆淡彩画-伊東義久の世界-」チラシ写真は主催者提供


香川県生まれの伊東義久(1917年-2003年)は、早稲田大学商学部卒業後、第一勧業銀行などに勤務したのち、東京ミサワホームに移り社長、相談役などを歴任。実業界で活躍中も、そして退職後も「絵遊び」と称した創作活動を継続してきた。

移り行く自然に魅了された伊東は、近所の公園や旅行先などの身近な風景を、水彩を用いた透明感のある彩色で描き残している。無駄のないのびやかな鉛筆の線で描き、水彩により淡彩がほどこされた作品からは、趣きと空気感が生み出されている。

【写真】《置き屋根の蔵 (福島県喜多方市杉山地区)》1996年写真は主催者提供


また、伊東はドイツの文豪ヘルマン・ヘッセの自然を愛でる姿、そしてありのままを受け入れる姿勢を敬愛。ヘッセの生活ぶりにならい、「絵を描く日」「庭仕事の日」を区別した生活を晩年まで送って制作を続けたという。

ヘッセに共感した伊東が描いてきた鉛筆淡彩画作品をとおして、自然とともに生きる姿や心に感じたものを描きだす姿勢を感じ取れる「鉛筆淡彩画-伊東義久の世界-」に出かけよう。

新型コロナウイルス感染拡大予防対策

【屋内・屋外区分】
屋内
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク着用/体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】
窓口等に飛沫防止パーティション設置/定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来館者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来館自粛/咳エチケット/入館時の手指消毒/マスク着用/混雑時の入場制限


※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

この記事で紹介しているイベント

この記事で紹介しているスポット

この記事の画像一覧(全2枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

ページ上部へ戻る