三町三様! 十勝東北部3町に足を伸ばしませんか?

北海道ウォーカー

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十勝地方は、冬でも「十勝晴れ」と言われるように晴天が多く、また山に囲まれた盆地であることから寒暖の差の大きい地域。豊かな自然と厳しい冬の寒さという、北海道らしい自然にあふれている。

その中心である帯広市から50キロほど北東にある3町が、十勝東北部3町として街の垣根を取り払って活動する。十勝東北部3町は、陸別町、足寄町、本別町からなり、東北海道のほぼ中央に位置する。近年では道東自動車道の開通など高速道路も整備され、札幌をはじめとした各都市圏からのアクセスが飛躍的に向上。札幌からも車で3時間だ。

十勝東北部3町の特徴とは?

日本一寒い町・陸別町


日本一寒い町で行われる過酷なイベントとは…三町三様! 十勝東北部3町に足を伸ばしませんか?


寒暖の差の大きい十勝東北部3町の中で、日本一寒い町として有名なのが、もっとも北に位置する陸別町。2017年3月7日時点で今期の最低気温が-28.7度。毎年2月は、日本一の寒さを一晩耐え抜く過酷なイベント・人間耐寒テストや花火大会のある「しばれフェスティバル」で盛り上がる。

また環境省から「星空にやさしい街10選」に選ばれており、天文台である「りくべつ宇宙地球科学館(銀河の森天文台)」では昼間でも晴れていれば明るい恒星を見ることができるほどだ。

三町三様! 十勝東北部3町に足を伸ばしませんか?


他にも、かつての鉄道路線を活用した観光鉄道「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」も有名。過去実際に走っていた気動車の乗車体験や運転体験(要予約)もできる(期間は4月から10月)。

手つかずの自然にあふれた足寄町


十勝東北部3町の真ん中にある足寄(あしょろ)町。歌手・松山千春の出身地としてご存じの方も多いのでは?約1,400km2の面積は実に東京23区2つ分。全国の市町村では6位、そして町としては日本一大きな面積を誇る。

三町三様! 十勝東北部3町に足を伸ばしませんか?


日本一大きいのは面積だけではない。日本一大きなフキとして全国的にも有名な「螺湾(らわん)ブキ」が自生している。その高さは実に3m!2001年に制定された北海道遺産にも選定されていて、しかも食べてもジューシーでおいしい。

また、阿寒国立公園内にある湖「オンネトー」は北海道三大秘湖の一つで、湖面の色が天候や見る位置によって美しく変化する神秘の湖。きっと今までに見たことのない、自然の織りなす色に出会えるはずだ。散策路も整備されていて、天然記念物の「湯の滝」とあわせて四季折々の美しい景色を楽しむことができる。

「キレイマメ」で全国へ!本別町


最後に紹介する本別町は、畑の面積が町の1/4以上を占める農業の町。中でも名産はマスコットキャラクターの「元気くん」のモチーフである「豆」。寒暖の差が大きい&晴天の多い土地柄、太陽の恵みをたっぷり受けた良質な豆が生産されている。

三町三様! 十勝東北部3町に足を伸ばしませんか?


特に注目を集めているのは黒豆の加工品ブランド「キレイマメ」。美容効果の高いとされている黒豆を全国に広めようと、豆の栽培から製品作りにまでこだわっており、味噌、豆腐、納豆、そしてお菓子からアイスまで実に22もの商品が展開されている他、ラーメンや味噌豚丼、パンなど食材にキレイマメを使った飲食店も町内にたくさんある。

1月には節分にちなんだ「ほんべつ豆まかナイト」というイベントも行われるなど、豆で町を盛り上げている。

また、本別町は源義経にまつわる伝説の町でもある。源義経が北に逃れたという説(義経北方伝説)。そのゆかりの地とされている義経山や弁慶洞が本別町には存在している。

このようにそれぞれ特徴のある十勝東北部3町。寒さやグルメ、自然の豊かさといった観光資源は他の地域にもあるが、十勝東北部3町はその三つが小さなエリアにまとまっている。

日常を遠く離れてリフレッシュできる十勝東北部3町にこれから注目だ。

【北海道ウォーカー編集部/PR】

有本和貴

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