【写真大特集】豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」をバーチャル探検!

関西ウォーカー

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ついにそのベールを脱いだ、JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」。現在は、6月17日のデビューに向け、試運転が行なわれている。とはいえ、もっとも安い「ロイヤルシングル」1泊2日コースでも1人27万円からと、なかなか乗車へのハードルは高い。

そこで今回は、鉄道ジャーナリストの伊原 薫が、「瑞風」車内をバーチャルツアーへご招待。各部屋の写真で、乗った気分を味わっていただきたい!

先代のイメージを受け継ぐ濃緑色の車体


先代「トワイライトエクスプレス」のイメージを受け継ぐ濃緑色の車体


ついに姿を現した「瑞風」。先代「トワイライトエクスプレス」のイメージを受け継ぐ濃緑色の車体は、先代のそれより少し明るく、光沢を放っている。

【写真を見る】緩やかにカーブした5本の手すりがゴールドに輝く前頭部の展望デッキ


まず目を引くのは、やはり前頭部の展望デッキ。緩やかにカーブした5本の手すりはゴールドに輝き、そのまま運転席後方へと流れるようなラインを描いている。

「TWILIGHT EXPRESS MIZUKAZE」のエンブレム


車体各所には「TWILIGHT EXPRESS MIZUKAZE」のエンブレムが。車体腰部に巻かれた金帯は、よく見ると5本のラインだ。

「サボ」と呼ばれる昔ながらの行先表示板を差し込む枠


扉横には、「サボ」と呼ばれる昔ながらの行先表示板を差し込む枠がある。

エントランス


デッキ部分もホテルのような造り


いよいよ車内へ。デッキ部分もホテルのような造りだ。

沿線の伝統工芸品などが飾られている


各デッキには、沿線の伝統工芸品などが飾られている。

通路の絨毯にも「瑞風」のロゴマーク


通路の絨毯にも「瑞風」のロゴマークが。

立ち寄り観光地をモチーフにした絵画


通路には、立ち寄り観光地をモチーフにした絵画もある。

ロイヤルツイン


まずは、一番スタンダードなタイプの「ロイヤルツイン」へ。

一番スタンダードなタイプの「ロイヤルツイン」


各部屋の扉は木目調。デザインは数パターンがある。

ホテルのように広々とした室内


ホテルのように広々とした室内。テーブルも備え付けられている。

ベッドの反対側にはトイレとシャワールームある


ベッドの反対側にはトイレとシャワールームがある。

クルーによるお茶のサービスも受けられる予定


こちらの部屋は内装が異なる。クルーによるお茶のサービスも受けられる予定だ。

部屋のスイッチプレートもお洒落


部屋のスイッチプレートもお洒落だ。

ベッドメイキングされた状態。ベッドは壁に収納されている


ベッドメイキングされた状態。ベッドは壁に収納されている。

ロイヤルツイン(バリアフリールーム)


4号車には、バリアフリー対応のロイヤルツインが1室ある。

4号車にあるバリアフリー対応のロイヤルツイン


車いすで入れるよう、ゆとりを持たせた空間になっている。

トイレやシャワールームも、もちろん車いす対応


トイレやシャワールームも、もちろん車いす対応だ。

ロイヤルシングル


4号車には「ロイヤルシングル」も2室ある。

4号車には「ロイヤルシングル」も2室


1人用のため「ツイン」よりも狭い。

トイレやシャワールームもある


部屋の雰囲気は「ツイン」と同様。もちろんトイレやシャワールームもある。

エクストラベッドを展開すると2段ベッドに!


エクストラベッドを展開すると2段ベッドに。これぞ寝台列車といった雰囲気だ。

ザ・スイート


そして、いよいよ最高級グレードの「ザ・スイート」へ。

最高級グレードの「ザ・スイート」


こちらは手前のリビングルーム。列車の中とは思えない、贅沢な空間だ。

奥のベッドルームでは寝ながら夜空を堪能できる


奥にはベッドルームが。寝ながら夜空を堪能できる。

お風呂に入りながら車窓や星空を楽しめる


バスタブまであるバスルーム。お風呂に入りながら車窓や星空を楽しめる・・・至福の一時に違いない。

バスルームを外から見るとこんな感じ


バスルームを外から見るとこんな感じ。

7号車は1両まるごと「ザ・スイート」となっているため、通路は部屋の下を通っている


7号車は1両まるごと「ザ・スイート」となっているため、通路は部屋の下を通っている。

ダイニングカー


6号車は「ダイナープレヤデス」と名付けられたダイニングカー


6号車は「ダイナープレヤデス」と名付けられたダイニングカー。

4人掛けと2人掛けのテーブルが並ぶ


4人掛けと2人掛けのテーブルが並ぶ。中央には花がいけられ、高級レストランのような雰囲気だ。

ラウンジカー「サロンデュボワール」


隣の5号車はラウンジカーとなっている。

高級感あふれるラウンジカー


照明を落とした空間に、ソファなどをゆったりと配置。

照明を落とした空間に、ソファなどをゆったりと配置


中央には座って味わう形式の茶の卓もある。

テーブルが美しい、本格的なバーカウンター


テーブルが美しい、本格的なバーカウンター。

展望車


最後に、両先頭車にある展望室へ。

両先頭車にある展望室


屋根まで届く窓が、自然と一体になった雰囲気を味わわせてくれる。

屋根まで届く窓が、自然と一体になった雰囲気を味わわせてくれる


ガラス越しに運転席の様子も眺められる。

ガラス越しに運転席の様子も眺められる


そして展望デッキへ。

走行中はビュースポットなどで後端部のデッキを開放する予定


展望デッキからの眺めは、まさに絶景だろう。走行中はビュースポットなどで後端部のデッキを開放する予定だ。

いかがだっただろうか。“ノスタルジック・モダン”をコンセプトにデザインされた「瑞風」は、随所に懐かしい雰囲気が漂う一方で、これまでの夜行寝台列車にはなかった画期的な設備や、最先端の快適さも装備。まさに「美しい日本を、ホテルが走る」というキャッチコピーにふさわしい車両だった。

鉄道ファンならずとも、多くの人にとって乗車することが夢となるような、そして乗車した全ての人が満足できるような、そんな「瑞風」のデビューまであと3か月弱。試運転で見かけた時には、ぜひ車体を眺めながらこの記事を思い出し、バーチャル車内ツアーに浸っていただきたい。【関西ウォーカー編集部/伊原 薫】

伊原 薫

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