連日のラブラブ報告に「うらやましい」の声多数!元アイドル&元オタク「27歳差」夫婦にインタビュー

東京ウォーカー(全国版)

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妻21歳、夫48歳(2022年10月現在)。TikTokの「ともえとみっちゃん」やYouTubeの「みつともチャンネル」など、27歳差の「年の差婚夫婦」が運営するSNSが総フォロワー数が50万を超え、注目を集めている。

元アイドルのともえさん(右)と元オタクのみっちゃんさん(左)夫婦(Twitterより)


妻のともえさんは元アイドル、夫のみっちゃんさんは元アイドルオタクという関係。親子ほどに離れた年の差はもちろん、アイドルとそのファンという関係性を超えて結婚した異色のカップルだ。2人のラブラブぶりを報告する投稿には、「私も年の差カップルだから勇気づけられます」「うらやましい限り」「尊い」「愛に年齢など関係ない」など、連日多くの応援コメントが寄せられている一方、「27歳差」を理由に批判のコメントも後を絶たない。

結婚に至るまでいきさつや、「年の差」ならではのメリット・デメリット、さらに現在の活動について、2人に聞いた。

27歳差の「アイドルとオタク」が夫婦になるまで

――元々は、ともえさんがアイドルとして活動していたときに、みっちゃんさんがファンとして通っていたのが出会いのきっかけだったそうですね。

ともえさん(以下、ともえ)「はい、そうなんです。私は子供の頃から芸能界で活躍するという夢があって、経験を積むためにアイドルを始めました。みっちゃんとはそのときに出会いました」

みっちゃんさん(以下、みっちゃん)「僕はともえが加入する前からそのアイドルグループのファンで、ずっとライブに通っていたんです。ともえが候補生としてデビューしたときに見た目やパフォーマンスが好きになり、彼女が”最推し”になりました。ほぼ毎週末、大分の自宅から大阪のライブ会場に通って応援していましたね」

【写真】27歳という年の差を感じさせない2人の投稿が人気(Twitterより)


――お互いを意識したのは、何かきっかけがあったのですか?

ともえ「みっちゃんは最初から清潔感があってかっこいいので好印象ではあったのですが、ある日ライブにメガネをかけて来て。私がメガネ男子が好きなので、そこでグッときました。ライブ配信でたまたま2人きりになったときに、私から衝動的に告白しました」

――なんと!みっちゃんさんは推しから突然告白されたわけですね。

みっちゃん「びっくりしましたが、すごく嬉しかったです」

――とはいえ、アイドルとファンという関係だと「付き合う」のは難しいですよね?

ともえ「もちろん、すぐに付き合うことは出来ませんでした。アイドル活動は高校卒業までと決めていたので、それまでは“ただのファンサービスだった”と思われないように、みっちゃんに自分の気持ちが本物だってことを行動で示し続けたつもりです」

みっちゃん「ちゃんと付き合い始めたのは、彼女がアイドルを卒業してからですね」

アイドル&オタク時代(Twitterより)


――アイドルとして、ちゃんとケジメをつけてからの交際スタートだったのですね。みっちゃんさんにお聞きしたいのですが、“推し”と付き合うことに迷いやためらいはなかったですか?

みっちゃん「いえ、彼女の気持ちを受け止めるということに迷いや葛藤はありませんでした。告白から卒業まで半年くらい期間があったので、その間に彼女が心変わりしないかが心配でした。なるべく大阪に通って、めいっぱい応援するしかできなかったです」

――ちなみに、ともえさんは、みっちゃんさんの年齢をいつ知りましたか?年の差を知ったことによって「好き」という気持ちに変化はなかったのでしょうか。

ともえ「最初は、みっちゃんの年齢を知らずに好きになりました。みっちゃんのことが好きだと気が付いた後、みっちゃんのSNSを調べていると1974年生まれだったので、計算して年齢を知りました。30代前半ぐらいだと思っていたので、40代と知って驚きましたね。でも、もう大好きになっていたので気持ちに変化はありませんでした」

――どのタイミングで「結婚しよう」と決めましたか?

ともえ「2人で結婚の話をしたのは、私の両親に挨拶をした後です」

みっちゃん「交際の許可を得るためにご両親に挨拶をしに行ったのですが、ともえのお父さんに『付き合うなら結婚する覚悟はあるのか』と言われました。交際の許可を得るために伺ったのに、まさか結婚の話が出るとは思わず…」

――それは驚いたでしょうね!

みっちゃん「驚きましたね。僕はもちろん結婚したかったので願ったり叶ったりでしたが、まだ2人で結婚の話をしていなかったので、その後話し合いました」

ともえ「私も交際する前から結婚したいと思っていましたので、嬉しかったです。交際から約11カ月で結婚しました!」

幸せそうな様子に「うらやましい」の声が多数寄せられている(Twitterより)


――SNSは共感のコメントがたくさん寄せられている一方で、おふたりの27歳という年の差を理由に批判的な声も聞かれます。リアルでも周囲からいろいろ言われたかと推察しますが、結婚をためらう瞬間はなかったでしょうか?

ともえ「結婚をためらったことはありません。心無いことを言われた経験はたくさんありますが、私自身が1番悩み考え、覚悟を持って出した“結婚”という決断だったので、他人の言葉に揺らぐことはありません!」

みっちゃん「僕もためらいはなかったです。実は僕はバツイチなんです。過去に失敗した分経験がありますので、彼女を広い心で受け止められるかなと。結婚指輪と婚約指輪を一緒に買いに行きました」

――ご家族やご友人の反応はいかがでしたか?とくに印象に残っているものを教えてください。

ともえ「母は昔から、『ともえが将来結婚するお相手は、ともえが選んだ人ならどんな人でも応援するからね!』と言ってくれていました。その言葉の通り、今でも応援してくれています」

みっちゃん「僕の友人は『若くて可愛い奥さんなんて羨ましすぎる!』と言っていました」

アイドルとオタク&年の差夫婦で良かったこと・困ったこと

――年の差のあるなしに関わらず、結婚後は2人の新たな生活がスタートします。お互いの性格や生活習慣で戸惑ったことはありますか?

ともえ「特にありません!みっちゃんが私に合わせてくれたのだと思います」

みっちゃん「すごく嫉妬深くて心配性な所に最初は戸惑いもありましたが、愛してくれている証拠だと思っています」

SNSでは年の差夫婦の日常を連日アップ(Twitterより)


――「年の差があってよかった」あるいは「年の差のせいでしんどい」ことはありましたか?

ともえ「やはり年上の方は包容力があり、多少のわがままも許してくれますし、思いっきり甘えられるのがいい所だなと思います。だけどそれは年上だからというよりも、みっちゃんだからなのかもしれませんね!結局は年齢なんて関係なく、その人自身の性格や考え、人間性が自分に合っているかどうかだと思います」

みっちゃん「僕もともえと同意見です!」

――2人仲良く過ごすうえで、日ごろから心がけていることがあれば教えてください。

ともえ「私がメンヘラ気質なところがあり、すぐ不安になってしまうのでGPSでお互いの位置を常に把握できるようにしていたり、スマホのパスワードを共有したりしています。おかげで不安になることも疑いの気持ちが生まれることもなく、ほのぼのと過ごせています!」

みっちゃん「毎日一緒にお風呂に入っているのと、寝る前に『おやすみ!愛してるよ!』と言ってチューをするようにしてます!」

――なんという仲良しさん!現在は、TikTokやYouTube、Twitter、Instagramと複数のSNSで積極的に発信されていますが、「2人のことを発信しよう」と思ったきっかけを教えてください。

ともえ「芸能界で活躍するという夢のために知名度を上げようと始めました。企画、編集共にともえが担当しています。みっちゃんは撮影に協力してくれたり、たまにネタを提供してくれたりします!

TikTokは短い動画の中で視聴者の方に楽しんでもらえるように、分かりやすく簡潔なものを目指しています。YouTubeは、TikTokでは見られないような2人の日常や楽しい企画を投稿しています」

――SNSを拝見していると、元アイドルとオタクという関係性は夫婦になってもなお継続中とお見受けします。「アイドルとオタクでよかった」と思うことや、苦労していることがあれば教えてください。

ともえ「たまに本の間から、昔推してたアイドルとのチェキが出てくることがあります。しおり代わりにしていたのでしょうが、その時はイラッとしますね(笑)。あとは、みっちゃんはオタク目線で物事を考えるので、アイドル側の気持ちをわかってもらえず喧嘩になる事があります」

みっちゃん「自宅で僕のためだけにライブをしてくれるのが、たまらなく嬉しいです。悪いところは特にありません」

自宅ライブの動画は大きな反響を呼んだ(Twitterより)


――YouTubeでときどき披露されていますが、ともえさんの大食いぶりにはびっくりしました。アイドル時代から大食いだったのですか?

ともえ「幼稚園の頃から食べるのが大好きで、5歳でラーメン・チャーハン・唐揚げ・餃子をぺろりと平らげていました!」

ともえさんの大食いぶりにもビックリ(Twitterより)


――とくに反響があった動画、つぶやきはどんなものでしょうか?

ともえ「『元アイドルと元オタク夫婦の日常』、という自宅ライブの動画を投稿したのですが、1200万回再生される程反響がありました」

みっちゃん「推しと結婚できるなんて夢がある!と嬉しいコメントをたくさんいただきました。推しメンとの結婚は本当に夢のようですね」

――最後に、今後のご予定や展望をお聞かせください。

ともえ「これからも2人の平和な日常や大食い企画など、楽しんでもらえるようなコンテンツを発信していきたいです!SNSもずっと続けていきますが、あくまでも最終目標は芸能人です。メディアに進出して芸能人として活躍するために、これからも頑張りたいです。今後は、アイドルの経験を生かした活動もしていきたいですね。久しぶりにライブをするのもいいかもしれません!」

「今後はアイドルの経験を生かした活動もしていきたい」とともえさん(Twitterより)


ともえさんの「年齢差ではなく、その人自身」という言葉が印象的だった。年の差に関わらず、自分の「好き」という気持ちを信じ、お互いを尊重することが夫婦円満の秘訣なのかもしれない。

取材・文=油井やすこ

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