初心者のためのクラフトビール講座

東京ウォーカー

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クラフトビールって言葉を一度は見聞きしたことがあるだろう。でも、飲んだことはない…という人は、けっこう多いと思われる。まずは、興味を持ってもらうために「いろは」から紹介する。

結局のところクラフトビールってなに?


結局のところクラフトビールってなに?


「クラフトビール」って言葉は知っているけど、結局なんなの?という疑問を持っている人も多いだろう。正式には「比較的小規模なブルワリー(醸造所)で造られた、個性的なビール」のこと。

ただ、比較的小規模というのは、人によってまったく捉え方が異なるため、なかには「定義なんて意味がない」と言う専門家もいる。難しいことは考えず、「個性的な香り、味わいを持つビール」をクラフトビールとして考えてみよう。

女性からの圧倒的な支持


【写真を見る】男性に比べ女性から圧倒的に支持されているクラフトビール


クラフトビールを飲んだことがあるという20代から40代の男女に「クラフトビールは好きですか?」というアンケートをとったところ、興味深いデータが取れた。ほぼ肯定的な意見で埋まり、苦手だと答えた人は30代男性のわずか2%に留まる。

また注目すべきは「好き」と答えた女性の割合。なんと、すべての年代で男性を上回るという結果になった。実際にクラフトビール専門店に出向き、客層を確認しても、やはり女性率が高かった。

いつも飲んでいるビールとは種類が違います


「とりあえずビール!」で出てくるのは、すっきりとした味わいで、喉越しを楽しむ「ラガー」タイプ。グビグビとハイペースで量を流し込むスタイルなので、「飲めるけど、あんまり好きじゃない」という女性からの意見も多数ある。

一方、クラフトビールは基本的に「エール」と呼ばれるものが中心。「ラガー」とは真逆で、豊かな香りと複雑な味わいが特徴。舌の上で転がし、チビチビと時間をかけてゆっくりと味わうスタイルになる。

ビールが苦手な人でもハマる理由って?


「いつものビールと違って飲みやすい!クラフトビールって、た~くさん種類があるから、甘くて軽いものを選べば、カクテルよりも飲みやすい!『これ、本当にビール?』ってのもあります(笑)。専門店なら『こんなビールが飲みたい』って好みを伝えるだけで、きっと自分に合った一杯を見つけてくれますよ」(モデルの堀さくらさん)

「オシャレなお店ばかりで女性率が高い!最近できたお店はどこもオシャレですよね。サーバーがズラッと並んでてカッコイイし。年配の男性は入りづらいのか、女性客が多く、アウェー感がまったくないのもポイントです。女のコってお酒や料理はもちろんですけど、お店の雰囲気が一番重要だったりしますから」(会社員の朝原聖さん)

「料理がおいしいうえにインスタ映えする!ビールってペアリング(相性)に左右される飲み物だから、料理に力を入れてるお店が多い!本当にハズレがないです。盛り付け方や器もオシャレに工夫されているので、写真を撮ってインスタにアップすることも。シャルキュトリーなんかは、まず間違いありませんよね」(会社員の丸山菜々子さん)

クラフトビールを最大限楽しむ方法


クラフトビールは「いつものビール」と違って、グビグビ飲むものではない。例えるならワインのように。色を見て、香りを楽しみ、ゆっくりグラスを傾けて、自分のペースで飲もう。

また、同じクラフトビールでも、色の薄いものから濃いものへシフトしていくと、胃がもたれることなく、多彩なビールを楽しむことができる。最初の一杯はこのあと紹介する「ピルスナー」や「ヴァイツェン」がおすすめ。

クラフトビールを最大限楽しむ方法


ビールには100種以上のスタイルがある


「ラガー」と「エール」はビールの大きなカテゴリに過ぎず、実際はもっと細かなスタイル(種類)に分類される。今回の特集で主に紹介するのは「ピルスナー」「ヴァイツェン」「ペールエール」「IPA」「フルーツビール」「スタウト」の6種類。だが、世界にはなんと100種類以上のスタイルが存在している。

また、同じスタイルでも、醸造された場所によって、呼び方が変わることもあり、一口にビールといっても奥が深い。【東京ウォーカー】

※特集では上記6種類以外のカテゴリは「Other」と記載している

編集部

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