最新技術でオーロラ出現!新潟サマーイルミ体験レポ

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

今年もアパリゾート上越妙高に、約160万球のLEDが輝く、幻想的な夏がやってきた。今シーズンで4期目となる「アパリゾート上越妙高イルミネーション2017 Myoko Happiness Illumination ~幸福を呼ぶ光の双龍~」は、史上初のさまざまな演出を取り入れた、新潟県を代表するイルミネーション。プロデューサーを務めるのは、夜景評論家の丸々もとお氏だ。

【写真を見る】天空を舞う色とりどりのオーロラにうっとり!(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


イルミネーションのテーマは、新潟県上越市に居城をかまえた、上杉謙信公ゆかりの双龍伝説。2015年にはグラウンドイルミネーション「光の双龍」が、「LEDライトで作った最大のイメージ」として、ギネス世界記録にも認定されている。

夏から秋にかけての風物詩として、すっかりおなじみになった同イルミネーションだが、今年は最新技術を駆使した「光と音のスーパーオーロラショー」が初登場するなど、さらにパワーアップ!そこで今回は、最大の目玉であるオーロラショーを中心に、その見どころをレポートしよう。

7色の光が織りなす「虹龍の光の大トンネル」


7色のレインボーカラーで彩られた「虹龍の光の大トンネル」。世界最大級の光のトンネルを進もう(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


入場ゲートをくぐり、来場者を一気に光の世界へと誘うのは、全長300mを超える世界最大級の光のトンネル。まばゆい7色の光に包まれて、小龍が棲む天空の楽園「龍の森」へと足を進めていく。

昨年、このエリアには巨大な龍の卵が鎮座していたが、今年は卵から産まれた子龍が遊ぶ森をイメージした、メルヘンチックな空間に様変わり。有機ELで彩られた子龍を横目に見ながらさらに進んでいくと、観覧席が用意された「光と音のスーパーオーロラショー」のエリアにたどり着く。

最新技術をミックス!大迫力の「光と音のスーパーオーロラショー」


ウォータープロジェクションマッピングを用いて、九頭竜伝説のストーリーが展開される(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


「光と音のスーパーオーロラショー」は、かつてのゴルフコースの池を利用して上演される、20分間にわたる光と音のショー。新潟県妙高市の関山神社に胴体が祭られているという、九頭竜伝説にちなんだストーリーを描く。クライマックスでは龍の持つ不思議な力が分け与えられ、色鮮やかなオーロラが天空を舞う、神秘的な光景が待ち受ける。

今年初登場した「光と音のスーパーオーロラショー」。神秘的な光が妙高の空を染め上げる(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


幻想的なウォータープロジェクションマッピングと、空を突き刺すような力強いレーザー、光に照らされ水しぶきを上げる噴水、音楽に合わせて点灯するドラマチックなイルミネーション。目の前で次々と繰り広げられる最新技術の競演は、一瞬たりとも目が離せない迫力にあふれている。

強力なレーザー機器を使用した演出も見どころの1つ。水面に光が反射し、幻想的な雰囲気に(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


特にレーザーの演出は目を見張るものがあり、非常に強いレーザー機器を3台使用してオーロラを表現するショーは、日本中を探してもほとんど例がないという。

これらをより効果的に盛り上げるのは、今回のために作曲家が書き下ろした音楽。壮大かつ伸びやかなメロディに乗せて展開される、ダイナミックな世界観を堪能しよう。

九頭竜の背中に乗って大空を飛ぶ、気分爽快なシーンも(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


また、霧が出やすいことを逆手にとった演出も魅力の1つ。天候によっては、辺り一帯に立ち込める霧が幻想的な雰囲気を作り出し、まるで異空間にトリップしたかのような感覚を味わえる。妙高の地に眠るとされる九頭竜の息吹を、全身の感覚を研ぎ澄ませて体感してほしい。

世界最大級の光の地上絵「光の双龍」最終章


ギネス世界記録に認定されたグラウンドイルミネーション「光の双龍」。7分に1回行われるスペシャルプログラムもお見逃しなく!(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


オーロラショーの興奮冷めやらぬまま、さらなる感動の渦へ巻き込むのが、グラウンドイルミネーション「光の双龍」だ。広大な敷地を埋め尽くす青の光は、実際に目の当りにすると、想像を上回るスケール感!

「光の双龍」は、見る場所によって龍が姿を変える、双方向のイルミネーションが特徴。「くだり龍」を見下ろしながら坂を下り、来た道を振り返ると今度は「のぼり龍」が出現する。6分に1回行われるスペシャルプログラムは、龍の目から光が放たれるなど、迫力満点だ。

「願いの鐘」を鳴らすと「のぼり龍」のイルミネーションに変化が!フォトスポットも用意され、「光の双龍」を背景に記念撮影を楽しめる(C)(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー/丸田あつし


このほか会場内には、触れると双龍からのメッセージが浮かび上がる「7つの龍珠」や、鐘を鳴らすことで周辺の演出が変化する「恋人の聖地」「願いの鐘」など、体験型のイルミネーションも多数用意されている。

「アパリゾート上越妙高イルミネーション2017 Myoko Happiness Illumination ~幸福を呼ぶ光の双龍~」は、11月15日(水)まで毎日開催中。妙高の心地よい夜風を感じながら、きらびやかな光の世界に酔いしれてみては?

なを、この双方向グラウンドイルミネーション「光の双龍」の雄姿は、今シーズンで最終章を迎える。見納めとなるので、ぜひ目に焼き付けてほしい。【ウォーカープラス編集部】

編集部

この記事の画像一覧(全16枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る