【京都観光】朝の宵山はメリットだらけ!祇園祭を楽しむなら午前中が鍵

関西ウォーカー

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朝の宵山は、夜に比べて人が少なく外も明るいので、ゆっくりと山鉾を観賞できる。離れた山鉾も巡りやすい。山鉾のそれぞれの町会所では、山鉾巡行で飾られるご神体や懸装品などが見られる。普段は見ることのできないご神体を間近で眺められるチャンス。また、お目当ての粽やグッズがある場合は、売切れになる前に購入できるメリットも。9時30分ごろから昼前までに巡るのがおすすめ。<※情報は関西ウォーカー(2017年7月4日発売号)より>

装飾を細部までじっくり観賞


朝は絢爛豪華な装飾がしっかりと見られる貴重な時間。天井の模様や船首などは実際に山鉾に登らないと見ることができない。「動く美術館」とも称される山鉾の、細部にまで施された装飾を楽しもう。

宵山はお目当てを決めて効率的に動こう/祇園祭


【らくらく攻略法】人が少なく巡りやすいとはいえ、山鉾は点在しているので巡るのは大変。できればお目当てを決めて効率的に動きたい。山鉾にも、夜に比べてスムーズに搭乗できる。

長刀鉾は売切れ必至!粽は昼までに


祇園祭の授与品といえば粽。笹とイグサをらせん状に縛って10本ずつ束ねたもので、厄よけ・災難よけのお守りとなる。京都では一年間厄よけにこの粽を飾る家庭も多い。

【らくらく攻略法】長刀鉾の粽はお昼には売切れになってしまうが、粽は前祭、後祭の全山鉾で販売している。付けられている護符や、ご利益も違うので、自分好みのものを見付けるのもおすすめ。

【写真を見る】粽は各山鉾の町会所で購入できる/祇園祭


各山鉾町の人によって手作りされている粽は各山鉾の町会所で購入できる。授かったら玄関に飾ろう。

断トツ人気の「長刀鉾の粽」(1000円)/祇園祭


断トツ人気の「長刀鉾の粽」(1000円)を、確実に手に入れたいなら午前中に買いに行くのがおすすめ。

本物の僧侶が行う大迫力の護摩焚きを


前祭山鉾巡行の安全を祈願するため、毎年7月15日に行われている山伏山の護摩焚き。聖護院門跡の山伏たちが路上に青竹で囲んだ斎場を設け、護摩壇で奉納された護摩木を焚き上げる。護摩焚きは後祭が復活し、山鉾巡行が前祭と後祭で行われるようになってから始まった。家内安全、無病息災、祈願成就などを願う。山伏山が厄よけをご利益とすることから2012年より始まった夏越の祓いは、昼前には長蛇の列ができる。

【らくらく攻略法】山伏たちは、ほかの山鉾を回ってから山伏山で護摩焚きをするので、開始予定時間が前後することもある。昨年は11時ごろから始まった。町会所にいる人に開始時間を聞いてみて。

数を集めるなら朝に!御朱印を集める


ブームとなっている御朱印集め。祇園祭でも宵山期間中のみ各山鉾町で御朱印を授与している。御朱印を集めながら巡ると、祇園祭がよりいっそう楽しめそう。お気に入りの御朱印帳を持って巡ろう。

前祭と後祭の宵山期間限定の御朱印集め/祇園祭


前祭と後祭の宵山期間限定。デザインもさまざまで、見ているだけでも楽しい。祇園祭の記念にぜひ。

「乙女のご朱印帳 前祭」(左・1620円)、「乙女のご朱印帳 後祭」(右・1620円)/東急ハンズ


東急ハンズ京都店では多彩な御朱印帳を販売。「乙女のご朱印帳 前祭」(左・1620円)、「乙女のご朱印帳 後祭」(右・1620円)。

【らくらく攻略法】御朱印は夜でも集められるけど、たくさん巡るなら、やっぱり動きやすい朝がおすすめ。御朱印帳は、前もって用意しなくても、各山鉾の町会所や東急ハンズなどでも購入することができる。

夕方には売切れかも!?祇園祭限定グルメ


祇園祭には、名物の豚まんなどこの時期しか味わえない限定グルメがいっぱい。毎年楽しみにしている人が多く、夜には売切れになる商品も。確実に食べたいなら早めにお店へ急ごう。

「しみだれ豚饅」(500円)/膳處漢ぽっちり


「膳處漢ぽっちり」の「しみだれ豚饅」(500円)。毎年4日間だけ販売する直径約12cmの巨大な豚まんは、甘辛い特製醤油ダレが染み込んだ生地とジューシーなあんが絶妙。店頭の屋台のみで販売。<住所:京都市中京区天神山町283-2 電話:075-257-5766 時間:11:30~売切れ次第終了>

「水あずき」(350円)/永楽屋 室町店


「永楽屋 室町店」の「水あずき」(350円)。ストローで飲む、ドリンク仕立ての水羊羹。喉越しがよく甘さ控えめで、あと味もすっきり。昼間の熱中症対策にもおすすめ。<住所:京都市中京区室町通蛸薬師上ル西側 電話:075-255-6601 時間:11:00~17:00 ※日により異なる 休み:7月18日 席数:店前にベンチあり(7月14日~)>【関西ウォーカー編集部】

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