鴨川シーワールドにて人工授精によって生まれた「トビウオ」の稚魚を展示

2017年7月18日 18:00更新

東京ウォーカー(全国版) 高橋千広

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鴨川シーワールドでは、トビウオ稚魚の展示をトロピカルアイランド内「コーラルメッセージ」の円柱水槽で始めた。

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トビウオはその名の通り、空を飛ぶ魚で青色の細長い体に大きな胸ビレと腹ビレがあり、初夏から初秋にかけて、南房総近海に回遊してくることから「夏の魚」として親しまれている。しかし、体が傷つきやすいうえに神経質で、長期飼育が難しい魚のひとつ。展示しているトビウオの稚魚は、「ツクシトビウオ」と「ホソトビウオ」の稚魚で、採取した成魚から採取した卵を人工授精によりふ化させ育てたもの。同じトビウオでも、ツクシトビウオとホソトビウオでは、稚魚の姿形がずいぶん違う。成魚は、ツクシトビウオがマッドな色なのに対し、ホソトビウオは光沢があり、市場ではツクシトビウオなどは「角トビ」、ホソトビウオは少し丸味を帯びていることから「丸トビ」と言われている。稚魚にはワムシやアルテミアなどのプランクトンを与えて育成し、現在では体長15から25mmほどに成長している。ふ化後、10日ほどで特徴ある胸ビレが長くなり始め、今ではひと目でトビウオの赤ちゃんとわかる姿となり、大きくなった胸ビレを広げプランクトンを食べる姿は、蝶々を連想させる。 ミニサイズのトビウオの稚魚は来園者の注目の的になりそうだ。

トビウオの稚魚はとても繊細で、約5000個の卵のうち、ふ化して成魚になるのは50匹ほどだという。夏の間に成長するトビウオの姿を、ぜひ見に行ってみて。【ウォーカープラス編集部/高橋千広】

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