人気の“キャビアガチャ”なども!多彩な冷凍自販機がそろう24時間無人営業の「冷食万博~グルメEXPO365~」が話題

東京ウォーカー(全国版)

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2023年1月にオープンした24時間無人営業の冷凍自販機設置店「冷食万博~グルメEXPO365~」。来店者数は延べ1万5000人を超え、テレビメディアで取り上げられたり、YouTubeやInstagram等のSNSでも視聴数が伸びたりするなど注目を浴びている。同店を手掛けているのは、不動産事業を展開する株式会社アール・イー・クルー。空きテナント(大阪府大阪市西区南堀江4-2-10)に9台の冷凍自動販売機を設置し、営業を開始した。

24時間無人営業の冷凍自販機設置店「冷食万博~グルメEXPO365~」。明るい雰囲気で立ち寄りやすいのも魅力


「キャビアガチャ」など楽しい自販機が勢ぞろい

自販機は、福岡発の冷凍パンや東京発の有名店のケーキ、ラーメンや餃子など国内外から銘品が集う。なかでも東京発・今回関西初上陸の「キャビアガチャ」は、東京、広島、大阪と設置されているのは3都府県だけ(※)。また、「冷凍食品?ガチャ」は購入金額以上の冷凍食品が出るため、かなりお得なのだとか。最高5000円相当の品が当たることもあるそうなので、ぜひトライしてみてほしい。
※2023年8月18日時点

【写真】最高7万5000円相当のキャビアが当たるかも!?「キャビアガチャ」


<現在の冷凍食品のラインナップ>
キャビアガチャ・冷凍食品?ガチャ・ケンミンの焼きビーフン各種・餃子各種・二郎系ラーメン・ホルモン・鶏皮・冷凍パン・アイス各種・有名店ケーキ・韓国系料理・おつまみ各種など

何が出るかわからない!?「冷凍食品?ガチャ」は購入金額以上の冷凍食品が出るのでお得!


開店のいきさつと今後の展開は?

株式会社アール・イー・クルーによると、近年高まりを見せる冷凍自動販売機ブームに応えるように、各地で自動販売機の設置が進んでいるそうだが、この事業の重要なポイントのひとつは設置場所だという。

今回、同社は宅建業者としてさまざまな物件の仲介や管理を行ってきたノウハウを生かし、物件の選定や商材取り扱い業者の誘致、施設の運営を担当。今後は、自社での店舗展開や冷凍自動販売機設置事業に関わるコンサルティング、またそれに関連した物件の手配を「縁を大切にしながら」積極的に展開していく予定だという。

また、設置費用がかかる冷凍自販機にしたのは、最近多発している「無人店舗での盗難」がないという点だったそう。同社代表の長田慶三氏は「自販機なのでお金を入れてボタンを押すまで商品がお客様の手元に届かないことで商品にいたずら等もありません。本業も地元密着の不動産業で私自身も自治会への参加や保育園の理事、別事業のお弁当屋さんでは小さいお子さんへの食事支援も行っております。地域のことを考えますと、今回の自販機の店舗も盗難などの犯罪の温床にならないように、毎日の巡回や防犯カメラのチェックをしております。当然ながら現在までに盗難や損害はありません。それよりも地域の方が見守っていてくれる感じさえします」と語る。

そんな冷凍自販機設置について熱い思いを持つ長田氏に、ほかにも話を聞いてみた。

「(今回の出店に関して、意図や狙いは?)大通りではなく1本入ったところの店舗にしたのは、人の目があると買いにくいお客様もいるので、そういった人もターゲットにしています。例えば女性で二郎系ラーメンを買いに来るとか。男性でスイーツ系を袋一杯に買ってくれる人もいます」

「(今回の出店に関して、実現に向けて苦労した点などは?)キャビアガチャはおもしろいと思ったので導入しましたが、賞味期限も長く、ロスが少なく反響がいいですね。冷凍食品?ガチャは、当初は低額だけでやっていましたがあまり伸びず、購入金額を3000円までボタンを増やすと飛躍的に売り上げが伸びました。お客様が選んで買っているようです。実際になかの商品は、賞味期限の短い商品をほかの商品と組み合わせ、購入金額以上にすることでお得感を演出しています。現在までに廃棄ロスはなく、売り上げは安定しています。単純な割引などにせず、ガチャにすることで楽しくお得に買っていただいております」

「(ユーザーへのメッセージは?)よく、各冷凍食品は私の好みでそろえたのかと聞かれます。お答えしますと私の好みではそろえておりません。それはお客様それぞれの好みやご意見が違うからです。本業の不動産でもそうです。私の好みではなくお客様の好みを知る、探す、提供する。それはほかでも同じかと思います。毎日巡回時にお会いするお客様に挨拶し、会話する中でヒントがあります。私も営業マンですので感じる瞬間があります。そのヒントを元に商品を探し、交渉して仕入れています」

ほかにも「次の出店に向けての店舗探し、商品開発やイベントなどを計画中です。色んな人からお声掛け頂き検討中です。自販機も進化していますので、機械自体の開発などにも携わってみたいです」と語る長田氏。楽しい自販機に出合える機会は、これからも増えていきそうだ。

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