【実食レポ】ベジソバで知られるミシュラン常連ラーメン店「ソラノイロ」が東海初出店!
東海ウォーカー

ミシュランガイドでは、コストパフォーマンスの高い店をビブグルマンとして紹介している。東京・麹町に本店を構えるラーメン店「ソラノイロ」は、ミシュランガイド東京2015から2017まで3年連続でビブグルマンを獲得した。看板メニューはベジソバ。それも、他店とはまったく異なり、動物性素材を一切使用しないビーガンベジソバだ。これが名古屋で食べられるとあって、オープンが決まった時から非常に楽しみにしていた。7月28日(金)のグランドオープンに先駆け、内覧会で実食。さて、その味は如何に!?

店内はカウンター席のみ。シンプルでスタイリッシュな店内は、さすがラグジュアリーモールと言われるミッドランド スクエア内の店舗。「女性が気軽に入れる」よりも一歩踏み込んだ「女性が行きたくなる」ラーメン店になっている。
これがビーガンベジソバ名古屋バージョンだ!

スープはベジブロス(野菜のダシ)と豆乳。タレは塩と喜界島の粗糖。香味油は香味野菜の香りを移した米油。これにパプリカの粉末を練り込んだ平打ち麺を合わせ、野菜をトッピングしている。スープはクリーミーで甘味があり、ポタージュそのもの。野菜ばかりだと物足りないかと思いきや、なかなかの食べ応えだ。モチモチとした麺との相性もいい。丼のフチに添えられた柚子胡椒をスープに加えると味がガラリと変わるので、こちらも是非試してほしい。

味のポイントは、ニンジンなどの野菜をすりつぶして滑らかに裏ごしした野菜のピューレ。スープにサッと馴染み、ラーメン全体に野菜による優しい甘味をプラスしてくれる。
煮干し麺もレベルが高い!

ソラノイロNAGOYAのもう一つの特徴は煮干し麺。金の煮干し麺(800円)は、数種類の煮干しから抽出した少しビターなスープが特徴で、煮干しの風味を存分に堪能できる。一方、銀の煮干し麺(800円)は、うどんダシのような優しい味わいに。何と、旧二号店(ソルト&マッシュルーム)で絶大な人気を誇ったあの塩煮干ソバを復活させた一杯だ。
ラーメン界の風雲児、宮崎千尋の味を名古屋で!

ソラノイロの代表を務める宮崎千尋さんは博多一風堂出身。河原成美の右腕として博多一風堂のブランド確立に尽力し、独立後はベジソバで一躍注目を集めた。ビーガンベジソバはヘルシー志向の女性だけでなくベジタリアンや外国人からも絶賛。麺を玄米麺(100円)に変更すれば、グルテンフリーにも対応できる。今までなかったタイプのラーメン店が誕生し、東海エリアのラーメン業界はますます盛り上がりそうだ。
伊藤甲介
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