美しくも個性的!老舗和菓子屋「結」の新たな挑戦とは!?

東京ウォーカー(全国版)

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名古屋で創業380余年の歴史を持つ和菓子の名店、両口屋是清の新業態「結」


多彩なカルチャーが交錯する街、新宿「NEWoMan(ニュウマン)」のエキナカエリアは、和菓子も充実している。特に和菓子「結」は、美しくも個性的な和菓子が店頭に並び一際目立つ存在だ。“時代を超えて、国境を超えて、新たな出会いにより生み出される新しい和菓子。人と人とを結びつける和菓子”というコンセプトで生まれた「結」。実は、名古屋で創業380余年の歴史を持つ和菓子の名店、両口屋是清の新業態である。和菓子の新たな可能性に挑戦する両口屋是清の広報担当・浅井慎也さんに「結」の人気商品について、話を伺った。

【写真一覧】エクレアを連想させるカタチ「結」の定番人気商品「ふゆうじょん」


「結」の定番人気商品は「ふゆうじょん」(6個入り/1200円、12個入り/2400円)。エクレアを連想させるカタチで、ビター、ミルク、きなこ、いちご、ホワイト、抹茶の6色のチョコレートを纏った手のひらサイズのなんとも可愛らしいお菓子だ。一見、洋菓子に見えるが、実は焼菓子にチョコレートをコーティングした新感覚の和菓子なのだ。

焼菓子にチョコレートをコーティングした新感覚の和菓子


「両口屋是清で長年愛されている焼菓子にチョコレートコーティングした商品です。職人さんが手作業でコーティングしているんですよ」と浅井さん。なんと浅井さん、広報を担当する前は、両口屋是清で和菓子職人として働いており、製造過程にとても詳しく、商品への愛情も人一倍だ。

両口屋是清の広報担当・浅井慎也さん


「ふゆうじょん」は、餡の味を生かすためにチョコレートコーティングの厚さを何ヶ月も試行錯誤し、職人の手作業で0.5mmの厚さにする技術を生み出し商品化したそうだ。一口食べると、チョコレートをまとったなめらかな饅頭の皮の食感を感じる。次に甘さが控えめなこしあんはしっとりしなめらで、チョコレートと溶け合い、絶妙なバランスの味わいが広がるのだ。これは、老若男女問わず、海外の方まで楽しめる新感覚の和菓子である。また、商品は、毎日、愛知県から職人さんの手作業で作られた、できたてのものが東京へと運ばれてくるそうだ。

富士山の四季を表現した掉菓子「あまのはら」


「ふゆうじょん」以外にも富士山の四季を表現した棹菓子や古くから伝わる木型で作った細工物の干菓子が店頭に並ぶ。都会の真ん中で和菓子を通じて、四季を感じることができるのだ。

「両口屋是清を愛用してくれる祖父母に孫が結の和菓子を贈る。そういった世代を越えて愛される和菓子をこれからも届けていきたいです」と浅井さん。和菓子への愛を感じる言葉は、職人だったことにも深く関係しているのだろう。粋な文化を後世に残す和菓子界のニューカマーとして、これからも目が離せない。【ウォーカープラス編集部/しおグル】

しおグル

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