本場の味わいを手みやげに!湘南平塚「コンディトライ・バッハマン」のバウムクーヘン
横浜ウォーカー
湘南・平塚の銘菓と言えば、名前が必ず上がるのが洋菓子店「コンディトライ・バッハマン」。名物はもちろんバウムクーヘンだ。
雑誌で特集されれば日本一とも言われ、著名人がこぞって手みやげに用いるほどの味わい。そこまで、人を引き付けるヒミツは何なのだろうか。
ドイツの伝統菓子・バウムクーヘン
そもそもバウムクーヘンとは、ドイツの製菓学校での試験に出るほど伝統的な菓子だ。バッハマンは、本場・ドレスデン風のバウムクーヘンが有名だが、それもそのはず。オーナーはバウムクーヘン職人の最高権威である、ドイツマイスターとして認定された人物。つまり、本場の味を再現できる店ということ。現在も味のチェックはオーナーが行っているそう。現場は主に娘さんが切り盛りしている。
バウムクーヘンが人気だが、商品はバウムクーヘンだけではない。半生菓子やパウンドケーキ、焼き菓子などもそろえているが、どれも手作りのオリジナルレシピにこだわっている。
その味わいは?
ドレスデン風バウムクーヘン1365円(1段)。口に含むと、ほんのりシナモンの香りがふんわりと鼻に抜ける。外側の生地はサックリ、中はしっとり。いくら食べても飽きのこない味わいだ。
その年輪の美しさも特徴。手焼きのオーブンでじっくりと焼き上げる。ドイツ・シュレー社のバウムクーヘン専用の特別注文の機械がなせる技。機械を導入しているのは、湘南ではこの店のみだとか。
手作りならでは
看板のバウムクーヘンのほか、エディブルラワーであるバラを使ったジャムやロールケーキなど、全てオリジナルレシピで手作り。
商品の数は多くない。それはひとえに、手作り商品である証でもある。店自体も決して大きいわけではないが、だからこそ手間がかけられる。
そんな職人の手仕事による伝統の味が楽しめるバウムクーヘン。手みやげには、こだわりの詰まったいいものを持っていきたい。そんな時にぴったりだ。【横浜ウォーカー】
濱口真由美
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