創業380年を越える和菓子店の隠れた名品を発見!

2017年8月12日 12:00更新

東海ウォーカー 町田拓郎

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1634 (寛永11)年に開店した「両口屋是清」。名古屋で歴史の古い和菓子店として知られている。定番のどら焼き「千なり」や、見た目が美しいことで多くのファンをもつ「季節の生菓子」など、手みやげとして愛されている商品ばかり。その中でも、こだわりが込められた隠れた名品が「をちこち」だ。

職人の技とこだわりが光る「をちこち」

しっとりとした程よい甘さの棹菓子「をちこち」(一棹1,512 円)は、1959 (昭和34)年に登場して以来、幅広い年代に長く親しまれている。「をちこち」という言葉は、古文の中で「遠い近い」という意味に使われており、初代社長が「庭から見える山々を表現できないだろうか」と思い立ち、誕生した銘菓だ。口に入れるとほろほろとほどける生地が特徴で、間に挟まれた餡には丹波の大納言小豆が贅沢に使われている。シンプルに見えて実はとても手間ひまがかかっており、例えば茶色と白の生地と真ん中の餡の重なった層をきれいに作るにも職人技が光る。炊きあがった餡を流し入れる温度も、その日の気温や湿度など天候にあわせて調整するなど、職人の目と感覚に委ねられるという。そんなこだわりの銘菓は、家族や友人と集まる時や、贈答用にぴったりの逸品だ。

いつもの定番品ではなく、今度の手みやげは、老舗のこだわりと職人技が光る「をちこち」を大切な人へ贈ってみてはいかがだろうか?【東海ウォーカー/町田拓郎】

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