なんと9種類の湯が楽しめる! 登別温泉のタイプ別おすすめ泉質

北海道ウォーカー

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登別温泉は9種類もの異なる泉質の温泉が湧き出す、日本有数の温泉郷。宿泊施設や日帰り入浴施設ごとに異なる湯を引いているので、自分好みの湯を探しに湯めぐりをするのも楽しいです。

泉質数が多い老舗温泉旅館「第一滝本館」の温泉を例に、編集部が選んだ3タイプのおすすめ泉質をご紹介します。

タイプ1:温泉情緒ある香りを楽しみたい


「温泉情緒ある香りを楽しみたい」なら「美肌の湯」と呼ばれるこの泉質がオススメ


温泉らしい香りとして有名なものは、硫黄臭や硫化水素臭。俗に卵が腐ったような臭いと言われます。

この臭いの泉質は、「酸性含硫黄(ナトリウム)-硫酸塩泉」という白濁した酸性の湯。登別温泉の宿泊施設の多くで引かれている湯で、第一滝本館では「美肌の湯」が該当します。硫黄成分は血管を広げる効果や肌を白くする効果があると言われ、動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病などが適応症とされています。

タイプ2:ツルツルで潤いある肌になりたい


【写真で見る】「ツルツルで潤いある肌になりたい」なら通称「美人の湯」がオススメ


一般的に重曹成分が含まれている湯は、肌の古い角質を溶かす作用があるため、肌がつるつるになると言われています。登別温泉では、「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉」という長い泉質名の湯があてはまり、第一滝本館では「美人の湯」が該当します。

切り傷や火傷、慢性皮膚病のほか、アトピーやじんましんなどが適応症。肌に対して多くの効能が期待できそうですね。

タイプ3:冷え性の解消やカロリー消費をしたい


「冷え性の解消やカロリー消費をしたい」なら「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」という泉質がオススメ


冷え性の解消には、湯冷めしにくくポカポカ感が長持ちする塩分を多く含む泉質の湯がベスト。温泉の塩分が肌に付着すると、肌をパックしたようになり保温効果が高まるからです。熱が逃げにくいため、結果的にカロリー消費が進むという人もいます。冷え性のほか、リウマチ性疾患などが適応症です。

登別温泉では「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」という泉質があてはまり、第一滝本館では「熱の湯」「鬼の湯」「癒しの湯」が該当します。

今回は3つの泉質をご紹介しましたが、登別温泉にはこれ以外にもまだ6種類もの泉質があります。1つの施設で全ての泉質を制覇することはできないので、第一滝本館をはじめ、宿泊施設や日帰り入浴施設を巡り、自分にピッタリの泉質の湯を探し当ててみませんか?

第一滝本館 ■住所:登別市登別温泉町55 ■電話:0143・84・2111 ■料金:日帰り入浴大人2000円 小人1000円(9:00~16:00)、大人1500円 小人750円(16:00~18:00) ■休み:なし

【北海道ウォーカー編集部】

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