【メイド・イン・九州】ムーンスターの「上履き」

2017年9月11日 8:00更新

九州ウォーカー 九州ウォーカー編集部

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九州のロングセラー商品の秘密にせまる「メイド・イン・九州」。今回は、ムーンスターの「上履き」をピックアップ!

上履き(オープン価格)

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上履きの定番の形で、1本ベルトの「バレーシューズ」タイプ。脱ぎ履きしやすいシンプルなデザインは、発売当時からほぼ変わらない。軽くて丈夫で滑りにくく、子供の足の快適さ、安全性を考慮して作られた逸品だ。※掲載商品はアルファスクールカラー

学校生活を足元から支える頼もしい仲間

外履きから上履きに履き替える“上履き文化”が誕生したのは1950年代のこと。その普及と共に、学生靴の3大メーカーの一つとして確たるブランドを築いたのがムーンスターだ。1873年創業、足袋の製造に始まり、ゴム底製の紳士・婦人靴や子供靴を生産していた同社は、1927年ごろに上履きの前身“児童用前ゴム靴”の製造を開始する。当時は甲の部分に三角ゴムをはめ込んだ“前ゴムシューズ”であったが、のちに、バレエのトウシューズから派生したバレーシューズタイプが主流となり、上履きの定番型として定着していく。ゴムバンドで、つま先と外周に赤や青などの色をつけたシンプルなデザインは発売以来ほぼ変わらない。かかとを潰さないよう補強材を加えたり、ソールの摩耗を防ぐために素材を変えるなど、随所に改良を重ねながら子供たちの足を支え続けてきた。

2013年には「スクールカラーM」がグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。さらに、品質保証制度を設けるという業界初の試みに挑むなど、品質第一にこだわる姿勢こそが、年間500万人の足に支持される理由だ。 

ヒットの裏側

上履きの生命線ともいえるのがゴムバンドの部分。同社は発売以来、耐久性に優れ、確かな品質の日本製を使用している。取り付ける位置や幅も、独自に調査した足型データをもとに研究し、試行錯誤を重ね改良を加えてきた。1日の大半を学校で過ごす子供たちの“快適さ”を追究した賜物だ。【九州ウォーカー編集部】

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