【列車ひとり旅】山岳を走る展望列車で世界遺産へ!高野山日帰り旅

2017年10月2日 13:00更新

関西ウォーカー 編集部

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世界遺産にも登録されている高野山。山岳を走る観光列車「天空」に揺られて日本屈指のパワースポットへ。<※情報は関西ウォーカー(2017年9月19日)発売号より>

START!南海電鉄 橋本駅発

「南海鉄道高野線 こうや花鉄道 天空」南海高野線の橋本駅から極楽橋駅までの19.8kmを運行する観光列車(南海なんば駅~橋本駅までは約50分)。車窓に向けて配置された座席や、展望デッキなど、車内は景色が楽しめるように工夫が満載。大小24のトンネルや渓谷などの山岳風景が旅情感を演出。

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竜王渓谷の渓谷美が広がる九度山駅~高野下駅間。竜王渓谷を渡る丹生川橋梁は、1925年に架設された全長72.52mの歴史ある橋。

渓谷側に向いて設置されているワンビュー座席からの車窓。窓枠が大きく設計されていて山岳区間のワイドビューが広がる。

ワンビュー座席の2列目のピンク色の座席は一段高い位置に設置。

2号車の展望デッキ。外気を体に浴びることができる。

1号車&2号車ともに4人がけのコンパートメント座席がある。グループにぜひ。

■南海鉄道高野線 こうや花鉄道 天空<電話:06-6643-1005(南海テレホンセンター ※8:30~18:30) 時間:橋本駅発10:13(土日祝10:32)→極楽橋駅着10:54(土日祝11:13)など1日2往復 ※土日祝は1日3往復 休み:水曜、木曜(祝日の場合運行) ※12月~3月は土日祝のみ運行 料金:座席指定料金510円 ※別途運賃が必要>

【南海鉄道高野線 こうや花鉄道 天空で約50分】

<11:13>南海電鉄 極楽橋駅着

「高野山ケーブル」は、極楽橋駅と標高867mの高野山駅を結ぶ1930年開業のケーブルカー。クラシカルな車両が標高差約300m、全長約800mをいっきに登る。

■高野山ケーブル<電話:06-6643-1005(南海テレホンセンター ※8:30~18:30) 時間:各列車に接続して運行 休み:なし 料金:片道390円>

【ケーブルカーで約5分・バスで約10分】

<11:50>中央食堂さんぼう

金剛峰寺などへ精進料理を仕出しする店のオススメは「精進花篭弁当」。精進料理の五禁はもちろん大師様の教えの五色などを守る料理はヘルシーかつ素材本来の旨味が魅力。高野山に窯を持つ陶芸家の器など目でも楽しめる。

「精進花篭弁当」(2200円)。ゴマ豆腐に5種の天ぷら、春羹(しゅんかん)と呼ばれる煮物などに麦大豆ご飯がつく。食材も高野山や麓(ふもと)の地元のものにこだわる。

みやげ物店などが集まる高野山の中心部にある。総本山 金剛峰寺からも近く、参拝の前後に立ち寄ろう。

■中央食堂さんぼう<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山722 電話:0736-56-2345 時間:10:00~17:00(LO16:00) ※売切れたら終了 休み:不定休 席数:32席 タバコ:禁煙 交通:バス停千手院橋からすぐ>

【徒歩で5分】

<12:45>壇上伽藍(だんじょうがらん)

1200年前、弘法大師が最初に開かれた真言密教の根本道場。高野山のシンボルでもある根本大塔や総本堂の金堂があり、奥之院と並ぶ2大聖地として神秘的な雰囲気が漂う。金堂に右肩を向けて時計まわりで巡るのが正しい参拝。

壇上伽藍とは、根本大塔、金堂や弘法大師の持仏堂として建立された御影堂など19の建造物が立つ場所の総称。伽藍とは“僧侶が修業する静寂の園”の意。

根本大塔の堂内。大日如来像を中心に阿弥陀如来などの四仏像、柱に描かれた十六大菩薩像の立体曼荼羅は必見。

■壇上伽藍<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山152 電話:0736-56-2011(金剛峰寺) 時間:境内自由、金堂・根本大塔は8:30~17:00(最終受付16:30) 休み:なし 料金:境内自由、金堂・根本大塔拝観は各200円 交通:バス停金堂前からすぐ>

【徒歩ですぐ】

<13:15>高野山大師教会

高野山真言宗の布教や宗教舞踊などの総本部がここ。1925年に建立された大講堂にはご本尊の弘法大師とその脇仏の愛染明王、不動明王を奉安。奥の受戒堂では不殺生などの菩薩十善戒を授かる受戒や、写経を体験できる。

般若心経を書き写す写経(受付時間:8:30~15:00 料金:1000円 ※奉納料込み)。

■高野山大師教会<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山347 電話:0736-56-2015 時間:8:30~17:00 休み:なし 料金:入館無料 交通:バス停金剛峰寺前からすぐ>

【徒歩ですぐ】

<14:00>総本山 金剛峯寺

全国に約3600か寺ある高野山真言宗の総本山。東西約60m、南北約70mに及ぶ主殿(本坊)は拝観も可能で、大広間に飾られる狩野派や雲谷派の襖絵「群鶴図」など見どころも満載。新別殿の僧侶による法話もぜひ聞きたい。

亡母の菩提を弔うために豊臣秀吉が創建した青巌寺であった主殿。

1593年に再建された正門。金剛峰寺の建物の中で一番古く、初夏は新緑、秋は紅葉が見ごろ。

■総本山 金剛峰寺<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山32 電話:0736-56-2011 時間:8:30~17:00(最終受付16:30) 休み:なし 料金:拝観料500円 交通:バス停金剛峰寺前からすぐ>

【バスで約4分】

<14:40>香老舗 高野山大師堂

高野山で唯一、線香とお香を製造販売している専門店。白檀や沈香など天然香料を使った線香は心を落ち着かせる癒し効果もあり。店内ではお香などの試香もできる。簡単にお香が楽しめる「誰でも簡単セット」(2080円)も人気。

寺院のお線香を扱う老舗。スタッフがたく本格的なお香を試香できる。気に入ったお香があれば購入可能。

■香老舗 高野山大師堂<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山732 電話:0736-56-3912 時間:9:00~17:00 休み:月曜 交通:バス停刈萱堂前からすぐ>

【徒歩で2分】

<15:00>光海珈琲 高野山本店

奥之院近くのカフェ。自家焙煎のオリジナルブレンド豆をひいて高野山の湧水でドリップしたコーヒーはまろやかで濃厚。料理にも湧き水を使い、野菜なども地元産にこだわる。夜の早い高野山で日没後も開いているのもありがたい。

紀州地養卵の黄身が入った「光海たまごコーヒー」(500円)。黄身が味をさらにまろやかにする。高野山のなた豆と京都のほうじ茶をフレーバーした「なた豆ほうじ茶」をはじめ4種のシフォンケーキ(各500円)も手作り。

■光海珈琲 高野山本店<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山571 電話:090-7758-0805 時間:7:30~20:00 ※季節により変更あり 休み:不定休 席数:25席 ※カウンター席あり タバコ:禁煙 交通:バス停:刈萱堂前から徒歩1分>

【徒歩4分】

<15:40>奥之院

樹齢1000年にも及ぶ杉木立に包まれた聖域。一の橋から御廟橋まで約2km続く参道には戦国大名などの墓石や供養塔が立ち並ぶ。御廟橋奥の御廟は弘法大師が入定された場所で、今も高野山信仰の中心としてあがめられる。

835年に入定された弘法大師。今も御廟で瞑想しているとされ、弘法大師に御膳を届ける「生身供」が6時と10時30分の1日2回行われている。奥に見えるのが燈籠堂。

正式には大渡橋と呼ばれる参道入口の最初に渡る一の橋。ここまで弘法大師が送り迎えしてくれるので渡る前に合掌一礼を。

■奥之院<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山550 電話:0736-56-2002 時間:参拝自由、燈籠堂は6:00~17:30(最終入堂16:30) 休み:なし 料金:参拝無料 交通:バス停奥之院口からすぐ>

【バスと徒歩で約10分】

<16:35>麩善

文政年間創業、精進料理に欠かせない生麩の老舗。人工保存料や調味料などを使わない無添加にこだわった生麩は、つるっとした独特の食感が人気。ヨモギを混ぜて笹で包んだまんじゅうの笹巻あんぷは高野山土産の定番。

「笹巻あんぷ」(140円)は1個から購入可。おみやげ用の箱入り(950円/6個入り)もあり。

■麩善<住所:和歌山県伊都郡高野町高野山712 電話:0736-56-2537 時間:9:00~17:00 ※売切れ次第終了 休み:月曜 交通:バス停高野警察署前から徒歩3分>【関西ウォーカー編集部】

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