【メイド・イン・九州】ほっともっとの「チキン南蛮弁当」
九州ウォーカー
九州のロングセラー商品の秘密にせまる「メイド・イン・九州」。今回は、ほっともっとの「チキン南蛮弁当」をピックアップ!
チキン南蛮を全国区にした立役者
“あったか~いご飯と、できたておかず”でおなじみ、持ち帰り弁当業界NO.1の店舗数を誇る「ほっともっと」。事務機器販売会社として創業した同社が、弁当事業に参入したのは1980年。従来の概念を覆した“温かいお弁当”という新形態で、九州エリアのフランチャイズを展開し、一気に普及していく。
「チキン南蛮弁当」は、30年以上のロングセラーを続ける。チキン南蛮といえば、今や、コンビニ弁当や定食の定番メニューとして知られるが、宮崎の一地方の郷土料理を、ここまで全国区へと押し上げたのは同商品。メニューを東京で開発していた当時、“九州で親しまれる味の商品を”という思いで作ったのがはじまりだった。ボリュームがありながらも、サクッと揚げた甘酸っぱい鶏肉とクリーミーなソースのクセになる味わいで、瞬く間にヒット商品となる。そして、九州だけでなく、関東や関西でも販売され、「のり弁当」「から揚弁当」と並ぶ看板商品にまで成長した。宮崎とチキン南蛮のPRに一役買ったと言われたこともある。食材の品質、味の均一化を徹底し、いつでもどこでも変わらぬ味を提供し続けることで、今日も、みんなの心をほかほかにしている。【九州ウォーカー編集部】
九州ウォーカー編集部
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