30周年を迎えた「UCCコーヒー博物館」に “金箔コーヒー”など30種の期間限定メニューが登場

東京ウォーカー(全国版)

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「コーヒーの素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたい」というUCCグループの創業者・ 上島忠雄の想いを実現するため、1987年10月1日(コーヒーの日)にオープンしたUCCコーヒー博物館が、開館30周年を迎えた。節目の年を迎えUCCグループでは、今後の挑戦として「NEXT COFFEE CULTURE」を合言葉に、次世代に発信するコーヒー文化の創造や発信を宣言。それに伴う新たな取り組みを発表する記者会見、新メニューの試飲会が同館にて行われた。

左から山岡昭雄氏、上島達司氏、石谷桂子氏。UCCグループの新たな方向性を語った


会見では、UCCホールディングス株式会社グループ代表・代表取締役会長の上島達司氏、UCC上島珈琲株式会社常務取締役・石谷桂子氏、UCCコーヒー博物館・館長である山岡昭雄氏らが登壇。上島氏は「神戸港開港150年という年にUCCコーヒー博物館の30周年が合致したことを嬉しく思います」と、地元企業として神戸への愛情も覗かせ、本館のさらなる発展への期待を膨らませた。石谷氏は、UCCグループの今後の展開である「NEXT COFFEE CULTURE」について説明。「カップを手にしたお客様に笑顔を届けること」が重要なポイントであると述べた。山岡氏は、同館の今後の取組について、中学生・高校生の学習支援を行うことを表明。「森を守るコーヒーづくり」を題材に、環境教育や国際理解教育を主軸としたEDS(Education for Sustainable Development=持続可能な社会を実現するための教育)を実践するという。

「NEXT COFFEE CULTURE」は、次世代のコーヒー文化を生み出すべく、UCCグループが取り組むコーヒーづくりの新たなる指標。UCCコーヒー博物館が30周年を迎えたことを機に、神戸を皮切りに全国に向けて発信を行う。その内容は、先述の教育支援の他、コンセプトショップの展開などを予定しているが、第一弾として「NEXT COFEE 30MENU~30周年30種類のコーヒーメニュー」題した新メニューが発表された。

このメニューは、農園でのコーヒー栽培にこだわり、コーヒーの未来を見据える“FARMING”、「光サイフォン」「アイスブリュードコーヒーサーバー」など、五感でコーヒーを楽しむための技術を開発する“TECHNOLOGY”、多様なメニューで常識にとらわれない楽しみ方を提供する“LIFE STYLE”という3つのテーマに基づいて制作。会見終了後にはすべての新メニューを味わえる試飲会が行われ、革新的なコーヒーの数々がふるまわれた。

試飲会でも特に注目を集めていたアイスブリュードコーヒー。クリーミーな泡がまろやかな口当たりを演出する


中でも注目を集めていたのは、まるで黒ビールのような見た目が特徴的なアイスブリュードコーヒー(700円)。専用サーバーの中で冷やされたコーヒーが、注がれる際に窒素ガスを含むためビールのような泡を形成。このガスを調整することで泡の量を変えることができ、クリーミーでまろやかな味わいを演出する。

金箔の中にブルーマウンテンの芳醇な香りを閉じ込めたキングオブジャマイカ。1日5杯限定


カップを覆う黄金色がまぶしいキングオブジャマイカ(2000円)は、金箔でブルーマウンテンの芳醇な香りを内側に閉じ込める。飲むと唇に箔がくっついてくるが、それも含めて楽しめる一杯だ。1日5杯限定。

おなじみの3色缶を使用した新メニュー・ミルクコーヒー缶グラノーラ。ヨーグルトや苺に缶コーヒーの甘みがマッチする


おなじみのUCCミルクコーヒー缶を使用する、ミルクコーヒー缶グラノーラ(400円)は、イチゴのコンフィチュール、プレーンヨーグルト、フルーツグラノーラにミルクコーヒー缶を注ぐという食べ方が斬新。甘味と酸味がほどよく混ざり合い、ヘルシーなスイーツとして楽しむことが出来る。3層に分かれたフォルムは、まさに長年愛され続けているUCCの代表格の1つ、UCCミルクコーヒー缶をイメージして作られたとのこと。思わず並べてInstagramにアップしたくなる一品だ。

その他にも多数のメニューが用意され、これらは10月9日(祝)まで館内の喫茶室コーヒーロードにて一般の来場者にも提供される。

趣向を凝らせた新メニューの数々。伝説のコーヒーと言われる「ブルボンポワントゥ」などレアなものも


館内では11月12日(日)まで、コーヒー文化を体験できるイベントも実施。音楽ライブのほか、カップ&ソーサーの老舗であるノリタケや、アラビアンナイトとコーヒーの関わりについて語る講演会、ラテアートの博覧会など、さまざまな催しが行われ、コーヒーの奥深い歴史を知るにはうってつけの機会となるだろう。

また、コーヒーの起源から栽培方法、コーヒー鑑定士の仕事や歴史的な焙煎器具など、コーヒーにまつわるさまざまな展示がされている館内は、愛好家なら楽しめることうけあい。この日も記者に向けての見学ツアーが行われ、参加者は豊富な資料の数々に見入っていた。なお、人気の焙煎体験は予約が必要となる。

コーヒー博物館30周年を迎え、新たなコーヒー文化づくりに挑むUCC。この30周年記念イベントが行われている今、コーヒーについて学んだり、期間限定30種類のコーヒーをぜひ飲みに、神戸へ足を伸ばしてみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス/PR】

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