銀座でこの価格は無理!築地市場だから叶う寿司・魚介丼ほか名店10店
東京ウォーカー(全国版)
築地市場といえば、料理のプロはもちろん、味に厳しい人々が集う「グルメ天国」。場内のお店はどこも、旬素材を使った絶品料理を、市場ならではの良心価格で提供している。すぐ近くの銀座なら、同じクオリティでも店や時間帯によっては倍以上の価格だけれど、築地なら安心だ。ここでは、東京ウォーカー編集部が特におすすめしたい10店をご紹介!
これを食わずに帰れるか!築地の王様・江戸前寿司
トップバッターの寿司店は「うまい鮨勘」。こちらのお店では、移転先の豊洲市場ではもう出さない築地限りのサービスメニュー・特上にぎりを試そう。取材日当日は、北海道産のネタが勢ぞろい。特にエゾツブ貝は、アワビに勝るとも劣らない最高の歯応えと甘味だ。
お次の寿司店は、天然と旬にこだわる「龍寿司」。寿司職人や料理人も訪れる江戸前握りの老舗だ。取材日当日は、佐島産カツオの「すなずり」が登場。半身で3~4貫しか取れない希少な部位で、大トロのように口の中でとろける秀逸の味だ。
さらにおすすめしたいのが、「すし処おかめ」のおまかせ。9貫に卵、巻き物半分、それにお好みの2貫まで追加して、なんと3600円。この日の三重産シマアジは脂がのった特上の味。甘いウニと上品なイクラは北海道から、中トロはインドマグロから来たこだわりネタだ。
江戸前寿司の締めの一軒は、「すしまる」のおまかせ握り。旬のネタ13貫に卵が付いて、お腹大満足。取材日当日のネタは、淡路島産のアジに、鹿児島産天然カンパチの炙り、北海道産のウニとイクラとホタテ、対馬産の穴子、九州産の天然ヒラマサなど。旬の肴も豊富な取りそろえで、酒飲みにもうれしい店。
新鮮魚介を思う存分!コスパ最強の丼もの&うな重
海鮮丼を食べたいと思ったら、まずは「仲家」へ。マグロのトロと中おち、バフンウニをたっぷり使ったとろ うに 中おち丼は、ぜひ食べてほしい一品。ウニは、箸で持ち上げてもとろけない上物中の上物で、これだけでも食べる価値あり。海外観光客も非常に多く、閉店時間まで行列が途切れない超人気店だ。
おいしい天丼を食べたい!そんな時は、天ぷらと和食のお店「天房」へ。代表メニューの天丼は、江戸前のキスに青森産ヤリイカ、北海道産ホタテ、有明産の芝エビなど5種類の魚介と、海苔、シシトウ、ナスまでのせた豪華な魚河岸天丼。これで1200円とは本当に良心的!
こちらは、外国人観光客にも大人気のお店「築地・海鮮丼 大江戸」。人気の海鮮丼は、うに盛り7点上丼だ。メバチマグロの中トロ・ネギトロ・イクラ・ホタテ・赤エビ・ズワイガニ・モンゴウイカの7点のネタの上に、ウニまで盛った迫力ぶり。ご飯はもちろん酢飯で、ネタのおいしさを引き立たせる。ノルウェー産トロサーモンを炙った「大江戸5点炙りトロサーモン丼」2430円も美味。
普段はなかなか手が届かないウナギだって、築地なら上物をうれしい価格で食べられる。輸入物が広く出回るようになった昨今、旨い「ウナギの蒲焼」の基本を教えてくれるお店が「福せん」。口の中でとろける身の柔らかさは、上質な国産ウナギの証!
不滅の人気!中華・定食もの
おいしい中華料理を食べたい!と思ったら、1948(昭和23)年開業の「やじ満(やじま)」へ。こちらのお店では、インパクトより「食べ飽きない味」を大切にして追求している。飽きるどころか一度食べたらやみつきになるタンメンは、同店の一番人気だ。
そして最後のとっておき店が、洋食店「禄明軒(ろくめいけん)」。お財布に優しく、お腹も満足できる定食系のお店で、魚料理・肉料理共に評判が高い。大盛りの豚の生姜焼ライスは、肉がプリプリの歯応え。これで600円とは本当に驚きだ。魚河岸の洋食店ならではの「ホタテバター焼ライス」800円も評判高い。Lサイズか2Lサイズの大きなホタテを、バターと甘いワインソースで焼き上げている。
「秋Walker首都圏版2017」ではこのほかにも、築地市場のおいしい情報をピックアップしてお届け。選び迷うのも楽しい築地市場でのグルメ店巡り、今のうちにぜひ行こう。【東京ウォーカー編集部】
東京ウォーカー編集部
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