道東の町の一番人気は？ 「マルシェくしろ」で聞いたオススメみやげ

北海道東部の港町・釧路（くしろ）。観光で来たらお土産探しも楽しいですよね？　今回は釧路市民の台所で、観光スポットでもある「和商市場」内の「マルシェくしろ」で聞いたオススメのおみやげを紹介します。

酪楽館「チーズ」

「マルシェくしろ」で一番人気なのが、鶴居村（つるいむら）酪楽館が作った「チーズ」。特に正面に見える「シルバーラベル」（100g570円）が一番人気。80日以上熟成させ、やや柔らかな食感ですがコクがあり、口当たりもよいチーズです。熱を加えると溶けやすく、塩気がなじみ、より風味が増すそう。ピザやシチュー、サンドイッチなど様々なメニューに使いやすい味という点が人気。同商品は第10回オールジャパンナチュラルチーズコンテストにおいて最優秀賞を獲得したチーズです。

前商店「ぶたまん」

最近人気があるのが兼芳新潟屋 前商店の「ぶたまん」。この取材日にはこのぶたまんは全部で5種類ありました。赤いパッケージが一番スタンダードな「ぶたまん」（270円）、その他「まりもぶたまん」「ピリ辛ぶたまん」「チーズぶたまん」「チャーシューぶたまん」（各330円）と、ラインナップも豊富。この「ぶたまん」が人気なのは調理の手軽さ。電子レンジで温めるだけで、手軽に大きな豚まんが食べられるとあって、みやげ品として人気なんだそうです。この豚まんの中に入っているのは釧路町産の「海藻（かいそう）ポーク」。海藻ポークとは、海藻成分の入った配合飼料を食べさせ、広大な土地でのびのび育った豚のこと。しっかりと釧路の大地で育てられた豚を使ったぶたまんは、「釧路らしい」と感じる人が多いそうですよ。

北泉開発「阿寒もみじエゾ鹿」

かわいらしいパッケージと、持ち帰りやすさで人気なのが釧路市阿寒（あかん）の北泉開発「阿寒もみじエゾ鹿」（各180g600円）。高タンパク・低脂肪で鉄分豊富なエゾシカ肉は近年人気の食材。そんなエゾシカ肉を食べやすい「しょうゆ」「みそ」「カレー」の味をつけ缶詰にした本商品。エゾシカの臭みが心配、という方も安心を。しっかりとした衛生環境で血抜きも万全に行われているので、臭みは驚くほどありません。ジビエ料理好きな方へのおみやげにはぴったりですよ。

おが和「たこの本わさび漬」

甘みのあるたこと、本わさび＆山わさびのピリリとした爽やかな辛さと香りが効いた生珍味「たこの本わさび漬」（写真左150g1080円、右70g540円）。ビールや日本酒との相性も抜群です！　なんといってもこの商品、JALの国際線機内食に採用された今話題の商品なんです！　少しずつ手に入りにくくなってきているので、早めに手に入れませんか？

佐藤紙店「くしろごちそう昆布」

おしゃれで色鮮やかな和紙の中に、柔らかく風味豊かに作られた佃煮昆布が入っている「くしろごちそう昆布」（350円）。使用されている昆布は、釧路から車で50分ほどの街「厚岸（あっけし）」のナガ昆布とアツバ昆布。佃煮ですが、しっかりと歯ごたえがあり、昆布の甘み・旨味をしっかりと感じられるので、ご飯のおともに最適です。パッケージは釧路市内の佐藤紙店が行い、京都手染め友禅和紙を使用しているので上品な仕上がりになっています。手頃な価格でかわいいおみやげなので、購入する人も多いそうですよ。

パルミエ「湿原ゆるり」

釧路湿原の四季をイメージしたお菓子「湿原ゆるり」（1296円）。うねうねと蛇行する釧路川をイメージしたフォルムのお菓子で、生地はプレーンとココアの2種類。それぞれホワイトチョコレートでコーティングされています。釧路湿原の夏をイメージしたグリーンと、湿原の秋をイメージしたレッドの2種類は、それぞれピスタチオとイチゴがトッピングされています。クッキーよりも軽い食感で、「さっくり」食感は癖になりそうです。

ほかにもまだまだおみやげが

冷凍食品やチルド食品、はちみつ、調味料、レトルト食品など、多数の釧路みやげが揃う「マルシェくしろ」。釧路らしいおみやげがほしいなら「マルシェくしろ」がぴったり！　どの店員さんも商品のことについて丁寧に説明してくれるので、何を買うのか迷ってしまうほどですよ！

マルシェくしろ　■住所：釧路市黒金町13丁目25（和商市場内）　■0154・65・1566　■時間：4月～12月　月～土 8：00～18：00（日曜～16：00※12月の日曜は～18：00）1月～3月　月～土 8:00～17:00（和商市場営業時間に準拠）　■休み：1～3月の日曜（和商市場営業時間に準拠）

【北海道ウォーカー編集部】