【茨城】旭川ラーメン×横浜家系のコラボは名店の味を継ぐ個性派ラーメン

東京ウォーカー

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水戸市河和田町にある「麺屋 いいづか」。店主は水戸市の有名店出身で、独立後もその味を追求している。店の看板メニューは豚骨しょうゆ「まかない」。一見、横浜家系だが、その実はまったくの別物であるオリジナルラーメンとは?

横浜家系風の豚骨しょうゆ「まかない」が名物


豚骨&煮干しスープに背脂を合わせた、濃厚マイルドな味わいの豚骨しょうゆ「まかない」(850円)


火山らあめん(900円)と人気を二分しているのが、豚骨しょうゆ「まかない」(850円)。実はこれ、店主が修業先である「旭川らあめん

ひでまる(水戸市見和)」時代に限定メニューとして考案したもの。それが好評を博し、同店でもレギュラーメニューとなった。

その見た目は横浜家系ラーメンに似ているが、豚骨スープには煮干し、仕上げ油に背脂を用いるなど、まったくの別物。調理方法も中華鍋で野菜を炒め、そこにスープを加える旭川スタイルで仕上げている。

中華鍋で調理するのでスープは熱々で香ばしい。醤油ダレは角がなく、マイルドで、背脂の甘味とコクが後を引く一杯だ。

店主は旭川ラーメンの名店出身


【写真を見る】旭川ラーメンの名店出身の店主、飯塚健太さん


店主の飯塚健太さんは、独立前は「旭川らあめん ひでまる」で長年店長を務めてきた。「高校生の頃から『ひでまる』のファンで通っていました。それで店主とも顔なじみになって、その流れで働き始めるようになりました」と飯塚さん。修業期間は約12年。退職するまでの8年間は店長も務めた。

店内はカウンターが中心。店主の中華鍋さばきも必見!


「そろそろ独立しようと思った時、まったく新しいラーメンで勝負することも考えましたが、『ひでまる』が好きで修業先に選んだので、やっぱりその味を追求していこうと思いました」と創業時の思いを振り返る飯塚さん。

「勝負中」の立て看板が営業中の印


そして2017年2月7日に「麺屋 いいづか」をオープン。中華鍋で調理する旭川ラーメンを貫き、メニュー構成も「ひでまる」と同じ。オープン直後から、「ひでまる」時代からの常連客を中心に客が押し寄せ、瞬く間に人気店となった。

「ひでまる」とは異なる麺にも注目!


店主こだわりの中太麺。東京の三河屋製麺に発注している


「素材や調理方法は『ひでまる』とほぼ同じですが、麺だけはウチのオリジナルです」と飯塚さん。東京の有名製麺所に特注した中太ストレート麺で、国産小麦100%を使用。表面がツルツルで、それでいてしっかりとかみごたえもあり、小麦の風味も豊かだ。

修業先の味を踏襲しつつも、自分なりの個性も出した豚骨しょうゆ「まかない」。旭川ラーメンと横浜家系をミックスさせた、その独特な味わいをぜひ楽しんでほしい。【ラーメンウォーカー編集部】

河合哲治郎

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