【福岡】久留米豚骨ラーメンの生みの親「南京千両 本家」

九州ウォーカー

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1937(昭和12)年創業で、豚骨ラーメンの発祥とされる「南京千両(なんきんせんりょう) 本家」。元々うどんの屋台を営んでいた初代店主・宮本時男さんが、東京・横浜で流行していた中華そばと、出身地の名物である長崎ちゃんぽんをヒントに、当時、鶏ガラより安価であった豚骨に着目。史上初の豚骨100%ラーメンを生み出したと言われている。

「ラーメン」(550円)。ラードを使わないのでギトギト感がなく、あっさりとした味わい


現在は、初代の息子・憲司さんと孫の博さんを中心に、野中町にある店舗を切り盛り。豚頭を強火で炊き、旨味を抽出した茶褐色のスープと、創業より自家製にこだわるゆるやかなウェーブの縮れ麺、また、チャーシューを刻んで入れるスタイルもそのままだ。豚肉の煮汁が入った醤油ダレが奥行きのあるコクを添えている。

創業時からの自家製縮れ麺、刻みチャーシュースタイルのラーメンを守る


【写真を見る】「チャーハン」(550円)は、サイドメニューの定番人気


サイドメニューの定番人気は、「チャーハン」(550円)や「餃子」(8個400円)。具は肉ミンチ、ニラ、タマネギ、キャベツ入りでニンニクは控えめ。直火にかけた熱々の鉄板で提供される。

2015年に同町内で移転オープンした「南京千両 本家」。竹をあしらった内装


2017年で創業80年を迎えたレトロな店。製麺室も隣り合う


店舗の隣には製麺室もある。創業80年以上、伝統の味を堪能しに行こう。

[南京千両 本家]福岡県久留米市野中町1357-15 / 0942-22-6568 / 11:00~22:00(LO) / 不定休

【九州ウォーカー編集部/取材・文=上村敏行、撮影=戸高慶一郎】

上村敏行

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