【神奈川】店主はなんと現役高校生! 神奈川を代表する名店の“別の顔”が今、話題に!

横浜ウォーカー

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「納得のいく一杯ができました!」と高谷康平(たかやこうへい)くん。まだ高校2年生だが「将来はラーメン店主になる」とすでに決めている(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が行う、旨いラーメン店をランキング形式で決めていく「ラーメンWalkerグランプリ2017」において、みごと神奈川の総合1位に輝いた「地球(ほし)の中華そば」(伊勢佐木長者町)。連日開店前から長い行列ができる、この超人気店の新たな試みが今ラーメンフリークを中心に話題を集めている。それが、2017年8月から月1回程度の頻度で営業している別ブランド。その店を任されているのは、なんと高校生だった!

【写真を見る】高校生店主の高谷くん。回を重ねるごとに腕を上げていき、今では麺の湯切りも手慣れたものに(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


高校2年生の高谷康平くんが、毎回異なるオリジナルラーメンを披露!


定休日に別の屋号で、通常と異なるメニューを提供する“二毛作営業”。ラーメン業界では今や珍しくない営業形態で、「地球の中華そば」でも月に1回ほど不定期で「こうへいらーめん」の屋号で営業している。その店を切り盛りするのが、高校2年生の高谷康平(たかやこうへい)くんだ。

店主の樋上さん(右)はサポート役に回り、高谷くんの作業を温かい目で見守る(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


高谷くんの本気が店主の心を動かした!


普段は「地球の中華そば」でアルバイトをしている高谷くん。「将来はラーメン店主になりたい」という彼の“本気”を汲み、店主の樋上正径(ひがみまさみち)さんが「この企画を通して、彼にラーメン作りを経験させてあげたい」という親心から店を任せることにしたそう。準備期間は約1か月。樋上さんに相談しながら、高谷くんは「どんなラーメンを出すか」を考えて、その後試作を重ねていく。

「真鯛塩ラーメン」(700円)。真鯛の旨味が詰まった上品な一杯で、高校生が作ったとは思えないクオリティの高さに驚かされた。※現在は販売していません(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


淡麗系、濃厚系、いろんなメニューにチャレンジ!


メニューは毎回変わり、前回(2018年1月8日)は「真鯛塩ラーメン」(700円、現在販売はしていません)を披露。真鯛の鮮魚とアサリを使ったスープがポイントで、高校生が作ったとは思えないクオリティの高さに驚くばかり。「鮮魚の臭みが出ないよう工夫しました」と高谷くん。ラーメンフリークの間では、もはや知られた存在となり、その日も営業前から長い行列が。「自分で作る時より緊張します。まさに授業参観の気分です(苦笑)」という樋上さんの心配をよそに、麺の湯切りなど堂々とした手つきでラーメンを作っていく高谷くん。そして用意した100杯を見事に売り切った。

【ラーメンデータ】真鯛塩ラーメン<麺>細/角/ストレート <スープ>タレ:塩 仕上油:鶏油 種類:魚介(鮮魚・貝類ほか)※現在は販売していません

次回の営業は18年2月12日(祝)。鴨100%スープに白醤油ダレを合わせた「鴨白醤油らーめん」(700円)を提供する予定。名店「地球の中華そば」のDNAを受け継ぐ、“スーパー高校生”の一杯を味わってみては?

【取材・文/河合哲治郎、構成/編集部、撮影/奥西淳二】

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