古きよき時代に思いをはせる横浜のカフェでひと息

横浜ウォーカー

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暖かくなって、町さんぽが気持ちいい季節。横浜には歴史的建造物を利用した趣のあるカフェが点在している。古きよき時代に思いをはせながら、ゆったりできる3つのカフェを紹介しよう!

1930年代の趣を再現した「CAFE‘ de la PRESSE」


「CAFE‘ de la PRESSE」では、シャンデリアやカーテンなどの装飾品もパリをイメージして厳選


横浜市認定歴史建造物として登録され、1929年建設の旧横浜商工奨励館にある一軒が、「フランスが薫るカフェ」をテーマにした「CAFE‘ de la PRESSE」。周辺に裁判所などがあることから、記者が集うフランスのカフェをイメージしパリを訪れたような気分になれる。

イタリア製の希少なマシンでいれる!


メニューはフードが約15種、スイーツが約10種、ドリンクが約30種、アルコールが約10種。スタッフの中には日本バリスタ協会の有資格者がおり、イタリア製の希少なマシンでいれるコーヒーは自慢の味。中でもおすすめは、ダブルエスプレッ+スチームミルクの「記者たちのカフェ」(680円)。フランス人パティシエ、ロイック・ピヴォ氏のレシピがベースとなった、本日のキッシュ(800円)、ウィーン伝統菓子のカルディナール シュニッテン(450円)、マカロン(各220円)など、パリやウィーンで愛される味を味わうことができる。

赤いドアが目印の洋館カフェ「Paty Cafe」


「Paty Cafe」の赤いドアは建てられたときは緑色だったとか


坂の途中の一軒家で、赤いドアが異国情緒満点の館内には、1930年代に作られたイギリスやベルギーの照明のほか、アメリカ雑貨も飾られている。また美しい彫刻が施されたアンティークの椅子などが窓辺を彩り、花に囲まれた洋館は童話に出てくるよう。

「Paty Cafe」オーナーの荒野さん。約8年、大手ベーカリーで腕を磨いたのち開業


このカフェでぜひ味わいたいのは、自家製パンのメニュー。オーナーはパン職人で、国産小麦100%と天然酵母にこだわった自慢の味だ。

かつて銀行だった建物を利用した「カフェ オムニバス」


【写真を見る】天井のレリーフなどを忠実に再現した「カフェ オムニバス」の店内


重厚な石造りの壁、トスカーナ式オーダーの円柱が印象的な外観のカフェ オムニバス。建物は1929年に建造され、関東大震災復興期の典型的な銀行建築で、かつては旧 第一銀行横浜支店として利用されていた。天井のレリーフなどは忠実に再現され、横浜市認定歴史的建造物に認定。カフェは2015年6月に店名も新たにリニューアルされた。


楽しげな市場をイメージした、カジュアルなメニューがそろい、夜はバルとしても営業しているので、仕事帰りにほっとひと息などにぴったりだ。

開港以来の面影や街の軌跡を感じる趣のある横浜のカフェで、日常を忘れてしばしタイムトリップを楽しもう。

横浜ウォーカー編集部

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