過酷な夏は、汁なし麺「コンカリーミン」で食欲回復!

東京ウォーカー

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今年は過酷になると言われている、夏の猛暑!? 猛威をふるう暑さにおびえるより、できればおいしい食事で暑さに強い体を作ってみては。

「マレーシア料理を食べると元気になるよ!」と笑顔で力説するオーナーシェフ・エレンさんのお店「馬来風光美食(まらいふうこうびしょく)」で味わえるカレーソースがかかった汁なしヌードル「コンカリーミン」(900円)は、過酷な夏にはもってこいのアジア麺だ。

一度お店に来るとリピーターになるお客さんが多いそう。時にはお客さんと一緒に里帰りを兼ねてマレーシア旅行をすることも


ちょっと珍しい汁なし麺はクセになるほどの濃厚さ


「コクのある中国醤油とゴマ油でしっかり味が付いた太麺に、ピリ辛のチキンカレーソースを混ぜて食べるから濃厚。でも、ココナッツミルクもたっぷり入っているからまろやかで食べやすいんです。食欲の失せる夏には特に人気ですよ」(エレンさん)。

【写真を見る】夏こそ食べたい!カレーソースのスパイシーな汁なし麺「コンカリーミン」(900円)。トッピングのミントはお好みでパクチーに変更可


今回は中華太麺を使用しているが、ビーフンやライスヌードルとハーフミックスにして出すことも。「(マレーシアの)イポーはライスヌードルがおいしいことでも有名なのよ」(エレンさん)


お店の料理の数々は母親直伝の味


荻窪に店を構えて18年。エレンさんは日本人男性と結婚、来日したのを機に「馬来風光美食」をオープンした。

「中華系マレーシア料理の中心地ペラ州イポーで母がレストランを営んでいたので、小さいころからお店の手伝いや不在の母の代わりに家族のご飯を作ったりしていて。長年の料理経験もあり、母直伝のレシピもたくさん覚えていたんですよね。来日前は違う仕事をしていたけど、そういう経緯があって来日を機に“日本でマレーシア料理を広めたい”という思いからお店を始めました」(エレンさん)。

ほぼひとりでお店を切り盛りするパワフルウーマンのエレンさん。「マレーシア料理を食べているから毎日元気。夏バテもしないよ!」


そんなエレンさんが提供しているのは“マレーシア料理”の中でも“中華系”のもの。同じ名前の料理でも隣接するシンガポールとはまた味が異なるのだそう。

「イポーの食文化は中華系マレーシア料理が中心なの。コンカリーミンも、うちの看板メニューのひとつ『バックッテー』(薬膳スープ・大1800円、小900円)なんかも、中華系料理の代表格ですよ」(エレンさん)

20種類の漢方で煮込んだ薬膳スープ「バックッテー」。味付けは中国醤油、塩のみ。豚肉、エノキ、干し椎茸、油揚げなど具だくさん。夏バテ・冷え対策に◎。1800円(大)、900円(小)


マレーシア料理はヘルシーで滋養たっぷり


本格中華系マレーシア料理を、日本で購入できる食材を使い、日本人の舌に合うように料理する。また化学調味料を一切使わないというこだわりもうれしいところ。日本ではまだ少し珍しいアジア麺のコンカリーミンで食欲をかきたてつつ、猛暑に負けそうになったら、さらに滋養あふれるバックッテーとのセットを断然オススメしたい。

カウンター5席、テーブル席が2つの全13席の店内。メディアの影響もあり、最近はさらに人気なので要予約。予約したらドタキャンはなしで!


今年で開店18周年の馬来風光美食はJR荻窪駅から徒歩約5分。地上の入口がややわかりづらいので要注意。階段を降りるとマレーシア国旗が見える


取材・文=坪内アユミ、撮影=三佐和隆士

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