森林セラピーロードやパワースポットがある新施設「ビオトピア」のハイキングコースを歩いて癒されよう!

横浜ウォーカー

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【写真を見る】天高く真っすぐに伸びる見事な竹林撮影/宮川朋久


神奈川県内4か所目の森林セラピー認定のビオトピアは究極の癒されスポット


2018年4月28日にオープンした大井町にある新施設「ビオトピア」。健康と病気の間の、ちょっとした体調不振を抱える‟未病”を改善する施設で、ここには広大な森がありそこでハイキングができる。しかも神奈川県内では4か所目の認定となる、科学的な森林浴効果が認められた森林セラピーロードがあるので、歩くだけで癒されること間違いなし。

スタート&ゴールとなるビオトピアマルシェ。レストランやカフェなどが入る撮影/奥西淳二


スタート近くのフジの広場からは天気がよければ富士山が拝める


ハイキングのスタート&ゴールとなるのは、ブルックス大井事業所バス停の前にある「ビオトピアマルシェ」。ここでは「幸修園カフェ」でおにぎりがテイクアウトできるので買っていくのもよいかも。

スタートして右折するとすぐに見えるのが「フジの広場」から見える富士山!やはり日本一の山を見ると気分も上がり、思わず写真を撮ってしまう。

縄文時代に作られたと言われる見事なストーンサークル撮影/宮川朋久


景色だけではなく、ここはパワースポットエリアとしてもこれから人気になりそう。大きなストーンサークルがあり、なんと縄文時代に作られたと言われるもの。当時の人が地面に穴を掘り遺体を納めたあとに、地上に複数の石を並べた墓地だ。大井町指定重要文化財になっているので見逃さないように。

山を下ったところにある最明寺。善光寺堂は風情ある撮影/宮川朋久


最明寺の近くの小川でカニを発見撮影/宮川朋久


ストーンサークルを先に進むと「最明寺」の説明をする看板が。その看板の奥の畑を横切り山道を10分ほど下って行くと「最明寺」にたどり着く。不動明王、善光寺如来がご本尊で古くから多くの人に信仰されているので参拝しよう。また「最明寺」の横には小川があり、カニやチョウなど生物がいることも。水がきれいで、触れてみるとひんやりして気持ちいい。

ミカンやサクランボなどさまざまな果樹があるのもビオトピアならでは撮影/宮川朋久


「最明寺」をあとにして、下りてきた山道を再び上ってコースを歩くと、たくさんの種類の果樹がお出迎え。ミカンやオレンジ、柿、クリなどさまざまな木が見られるだけに、季節を感じよう。

吾妻山の鎮守の森に佇む御神木のスダジイ。ビオトピア最大のパワースポット撮影/宮川朋久


スタート直後のストーンサークルに並び、ビオトピアの最大のパワースポットといえるのが「吾妻山の鎮守の森」。御神木のスダジイはどっしりとした幹に、四方に分かれた枝の姿が神々しい。また、このスダジイの下には日本武尊の祠もある。ここに足を踏み入れた瞬間に空気が変わる体験はぜひとも来て感じてみて。そしてこの御神木の近くには2度の落雷がありながらも倒れずに立っている木もある。神秘的な空間に癒されること間違いなく、県内有数のパワースポットとして人気になりそうだ。

鮮やかな緑のトンネルの銀杏並木。秋には黄金色の道になる撮影/宮川朋久


森林浴効果が得られるセラピーロードで見逃せないのが竹林と銀杏並木。真っすぐに高く伸びた竹林は涼やかな雰囲気で気持ちいい。また伸びたタケノコもだんだんと成長するので、その過程を見るのも楽しい。一方の銀杏並木は、春~夏は緑のトンネルに。思わず深呼吸がしたくなるほどのさわやかな空間が広がる。また秋には葉が色づき黄金色の道が現れる。歩くのがためらうほどの見事な光景になるので、秋に歩くのもおすすめだ。

真っ青な空と草原のような道が気持ちいい撮影/宮川朋久


山田の夫婦銀杏。手前がオス、奥がメス撮影/宮川朋久


ハイキングの後半は、草原のようなエリアや里山など森林浴とは違った癒しが体感できる。そしてゴール近くには「山田の夫婦銀杏」が。これは東京の皇居前にあったものを、工事のためにここに移植したイチョウ。長きに渡り穏やかに寄り添い共に成長をしている夫婦イチョウは見ているとほっこりとした気分にさせてくれ、ハイキングの疲れも取れてくるよう。

約5.8km、約120分のハイキングは、森林浴やパワースポット、そして最後の夫婦銀杏など、さまざまな癒しを感じられるコースになっている。

ハイキング後にはランチや買物を楽しめる


和食レストラン「瑞穂ノ里」。和食ブッフェの「ビュッフェ【贅沢ランチプラン】」(1,814円)撮影/奥西淳二


おみやげに最適のアロマウォーター。ふじばかま(右)、みかんの花(左、各800円/100ml)撮影/奥西淳二


レストランやカフェは「ビオトピアマルシェ」の中に3つ。その中でもおすすめは和食レストラン「瑞穂ノ里」。鍋を中心としたブッフェで、足柄牛ややまゆりポークなどの肉、小田原漁港直送の魚など食材のほとんどが県内産のものを使っているのがうれしい。ハイキングをしたあとのご飯は格別においしいだけに、おなかいっぱいに食べられるブッフェは最高だ。

また、「ビオトピアマルシェ」の中央には、さまざまな物販エリアが広がる。特に、ハイキングコース内にも点在する果樹や花から抽出されるアロマウォーターはおみやげに最適。ヨモギ餅の香りがするというユニークなふじばかま、みかんの花などのほか、多彩な香りがあるのでチェックしよう。

取材・文/瀧本充広、撮影/宮川朋久、奥西淳二

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