世界三大料理に挙がるトルコ料理をリーズナブルに味わう
東京ウォーカー
フランス料理や中華料理と共に、世界三大料理の一つに数えられるトルコ料理。トルコの中でも、「美食の都」としてユネスコに認定されたハタイ県の料理をカジュアルに味わえるのが「Kebab Chef」だ。
10年前に来日したこの店の店長、カラサーリ・オルハンさんは、トルコ東南部のハタイ出身。本国でグリル専門の料理人として活躍したのち、郷土の美食文化を携えて来日し、2016年に下北沢に「Kebab Chef」を構えた。「トルコ料理とおいしいお酒をゆっくり楽しんでもらいたくて。ゆったりと寛げるように、店内にはトルコで買い付けたキリムなどの伝統品を飾っています」とオルハンさん。
カウンター席も含め、18人ほどが座れる小ぢんまりとした店内には、モザイク模様のガラスランプや繊細なタッチで描かれた1点ものの陶器皿が並び、オリエンタルな雰囲気が漂う。カラフルなトルコの調度品に包まれたアートな空間は、女子会にも人気だ。
お酒とも相性のよいメニューが満載
名物のケバブをはじめ、ピタやピザ生地に至るまで、9割がた手作りで仕上げるトルコ料理は、お酒によく合うメニューばかり。
生地から作る8種類のピザも人気が高い。とりわけほうれん草とチーズのピザ1274円は、トルコのピザ特有の細長い笹船形。パンのようなフカフカした生地に、塩気を効かせたモッツレラチーズとほうれん草だけをのせたシンプルさが魅力。イタリアのピザとは異なり、ソースを使わずに素材の味を生かすのがトルコ流だ。
食事の最後はトルコのプリンにうっとり
ラストにはトルコならではのデザート、ライスプディング626円をぜひ味わいたい。なめらかなカスタードプリンで、お米のツブツブ感が心地よい一品。仕上げにすりおろしたナッツとオレンジの皮をかけることで、コクと爽やかな酸味をプラス。オルハンさんならではのひと手間が生きている。
下北沢の穴場トルコ料理店で、本場の美食をリーズナブルに満喫しよう。
東京ウォーカー編集部
この記事の画像一覧(全5枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!