35年の夢と魔法が詰まったセレブレイトなTDL新キャッスルショーが感涙もの!

東京ウォーカー

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7月10日から東京ディズニーランドで開幕し、いち早く鑑賞したゲストから絶賛の声が上がっている新たな夜のショー「Celebrate! Tokyo Disneyland」。シンデレラ城をスクリーンにしたプロジェクションマッピングをはじめ、噴水や光の演出などこれまでにない壮大なスケール感と共に、パークの35年を詰め込んだようなストーリー展開がゲストのハートをキャッチ。さまざまな感情を揺さぶられること必至なショーの様子を、レポートします!

色鮮やかな噴水が踊るように躍動。炎や夜空いっぱいに広がる光の演出、イルミネーションなども壮観!撮影=奥西淳二 (C)Disney


オープニングでミッキーがライブ出演!


グーフィーとオーケストラがシンデレラ城に映り、ショーが静かに幕を開ける。チューニングの音が響き始めると、グーフィーの紹介で、指揮者となったミッキーがシンデレラ城のバルコニーに登場。

【写真を見る】シンデレラ城にグーフィーとオーケストラのシルエットが映し出される撮影=奥西淳二 (C)Disney


冒頭でライブ出演するミッキー。シンデレラ城のバルコニーで指揮棒を振る撮影=奥西淳二 (C)Disney


「夢と魔法の王国のお祝いが始まるよ!」というミッキーのかけ声からオーケストラの演奏が始まると、東京ディズニーランドのさまざまなアトラクションにまつわるシーンが次々とシンデレラ城に映し出されていく。「アリスのティーパーティー」や「空飛ぶダンボ」など、自分が体験した時の記憶を呼び覚まされ、この時点ですでにグッとくる人も多いのでは。

ミッキーと一緒に夢と冒険の旅へ


魔法の楽譜に乗り、導かれるように夢と冒険の旅へ出かけたミッキーは、東京ディズニーランドのアトラクションを巡って行く。

◆アドベンチャーランド

最初に行きついた先は、「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」。ハワイの鳥たちが歌い、カラフルな噴水がリズミカルに上がる陽気なシーンから一転、雷鳴がとどろく不穏な空気に…。

スティッチがチキの神様の稲妻に襲われる!撮影=奥西淳二 (C)Disney


視界をさえぎる葉を抜けると、そこには「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」に乗るミッキーが。シンデレラ城には、ミッキーが双眼鏡でのぞいて見えるジャングルの風景や動物たちの姿が映される。

双眼鏡をのぞきこむミッキー撮影=奥西淳二 (C)Disney


続いて、海に浮かぶ木樽に飛び乗ったミッキーは、「カリブの海賊」のしゃべるドクロに出会い、海賊たちの世界へ巻き込まれていく。迫力のバトルなど、アトラクションでもおなじみのシーンが繰り広げられるにぎやかな海賊の世界は、大砲の発射によってパイロや炎が派手に打ち上がって締めくくられる。特に炎の勢いは観客が熱を感じるほどで、会場には驚きの声が漏れる。

「この先は危険でいっぱいだ」と笑いながら話すドクロ撮影=奥西淳二 (C)Disney


◆ウエスタンランド

次に登場したミッキーは船長の姿。ミッキーが汽笛を鳴らすと「蒸気船マークトウェイン号」が出航し、四季折々の景色が美しい優雅なクルーズへ。

ミッキー船長の「出航しまーす!」のポーズ撮影=奥西淳二 (C)Disney


荒野を猛スピードで疾走する「ビッグサンダー・マウンテン」の鉱山列車に乗っているのは、ミッキーと「カントリーベア・シアター」のクマたち。スピードに圧倒され気味なミッキーと、のんびりとしたクマたちとの対比がおもしろい。このあと、積み上げられた火薬樽が大爆発を起こしちゃう!

両手を上げ、歌を歌う余裕すらあるクマたち撮影=奥西淳二 (C)Disney


◆ファンタジーランド

シーンは変わり、仲良く「キャッスルカルーセル」を楽しむミッキーとミニー。ティンカーベルが魔法をかけると、「白雪姫」「眠れる森の美女」「美女と野獣」「シンデレラ」のプリンセスと王子たちの甘~いムードのシーンが展開していく。

シンデレラとプリンス・チャーミングのダンスシーン撮影=奥西淳二 (C)Disney


ロマンチックなムードを蹴散らすように、「ホーンテッドマンション」の主、ゴーストホストの不気味な声が聞こえて来る。扉が開き、奥へ進むと、伸びる肖像画やマダム・レオタ、ゴーストたちの舞踏会、3人組のゴーストなどが次々と姿を現す。

「ホーンテッドマンション」ならではの不気味なムードにゾクッ!撮影=奥西淳二 (C)Disney


◆クリッターカントリー

「ホーンテッドマンション」のシーンが終わった直後、「スプラッシュ・マウンテン」の丸太のボートに乗ったミッキーが滝つぼに落下! 一瞬で終わってしまうので、「笑いの国はここさ」というセリフが出たら目をそらさないように。

「わー」と叫びながら落下するミッキー。大きな水しぶきが上がって場面は転換撮影=奥西淳二 (C)Disney


◆トゥーンタウン

続いてたどり着いたトゥーンタウンを、ミッキーはジョリートロリーに乗って巡る。手にした魔法の指揮棒で音楽を操ると、音符や楽譜が竜巻となってミッキーは空高く舞い上がり、落下すると同時に火薬のスイッチを押してしまい大爆発!

ミッキーが操る音楽に合わせて、次々と花火が打ち上がる撮影=奥西淳二 (C)Disney


◆トゥモローランド

爆発によって、「スタージェット」や「ミート・ザ・ワールド」といったトゥモローランドの過去のアトラクションなどのポスターが漂う宇宙空間にたどり着いたミッキー。その中から、「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」のポスターに飛び込むと、バズとザークのバトルが始まる!

シンデレラ城のサイドの塔には、リトルグリーンメンも登場撮影=奥西淳二 (C)Disney


そして、会場に突如流れるのが「スター・ウォーズ」の壮大なテーマ曲。合わせてシンデレラ城に「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」のロゴが浮かぶと、映像はミレニアム・ファルコン号などが飛び交う宇宙戦争の中へ。アトラクションでもおなじみのC-3POの困ったような声も臨場感たっぷりに響き渡り、スタースピーダー1000にライドしているような気分に。

C-3POとR2-D2が登場し、宇宙の旅は終了撮影=奥西淳二 (C)Disney


セレブレーションなフィナーレ!


怒涛の冒険の旅を経て、「ふぅ」と一息ついたようなミッキー。ポップコーンカートの中に入ってレバーを回すと、シンデレラ城がポップコーンまみれになっちゃう!

ポップコーンがシンデレラ城を埋め尽くしていく撮影=奥西淳二 (C)Disney


そしてシンデレラ城に「イッツ・ア・スモールワールド」の外観が映し出されると、35周年のロゴが浮かび上がってくる。

35周年のロゴが徐々に大きくなっていく撮影=奥西淳二 (C)Disney


再びミッキーがバルコニーに登場すると、「わあ、すごいセレブレーションだ!ここは夢があふれる最高に幸せなところさ!」と締めくくると、華やかなパイロが次々と上がり盛大なフィナーレを迎える。ショーが幕を閉じると同時に、ゲストから拍手が巻き起こり、しばらく会場は感動の余韻に包まれる。

昔から東京ディズニーリゾートが大好きだった人、あるいはパークに大切な思い出がある人にとっては、感情を刺激されるシーンばかり。または、その日に自分が体験したアトラクションをミッキーも体験しているのを見て、なんだかうれしくなるという人もいるのでは。もちろん、圧巻の空間演出は初めて来た人の心も一気につかんでしまうはず。35周年のアニバーサリーにふさわしいこのエンターテイメントを、体感しないなんてもったいない!

小林未亜

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