先代の味を見事に受け継ぎ県外からの常連もたくさん!日本人の感性に合った南インド料理

横浜ウォーカー

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ランチ・ミールス(1,500円)。平日のみ食べられるミールス(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


新鮮なスパイスと産地にこだわった素材が生み出す日本人の舌にあった絶品料理


東京の九段下にあったインド料理レストランの老舗「アジャンタ」(現在は麹町)で修業をした創業者のあとを引き継いだ「南インド料理レストラン ガネーシュ」。

先代の時代から通う人も多いほど創業者のレシピを完璧にマスターしたこの店は、インド料理のテクニックやスピリッツを大切にしながらも、日本人の舌にあった料理を作り出しているのが特徴だ。

チキンカリーには国産銘柄鶏「菜彩鶏(さいさいどり)」や沖縄のシママースや雪塩、インド産野生黒ハチミツなどこだわり抜いた素材を使用し、スパイスも新鮮なホールスパイスを使うことで、カレーをはじめとした料理に華やかな香りをもたらしてくれている。

この店のオススメは、平日に食べられるランチ・ミールス。チキン、キーマ、ベジタブルの3種のカレーに、炒め物やアチャール(漬物)、ライス、パパド、マンゴーソースがかかったヨーグルトがバナナの葉にのっている。

カレーには、パウダースパイスだけでなく、新鮮なホールスパイスもそのまま入っているので、スパイスのさまざまな味や香りが存分に楽しめる。

【写真を見る】ケララ風シュリンプカリー(1,550円)+レモンライス(600円)。濃厚なエビのダシがバツグン(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


ミールスだけでなくカレーも人気。ケララ風シュリンプカリーは、3尾のエビから出た濃厚な旨味に、トマトの酸味が絶妙にマッチ。クセになる濃厚さなのに、あと味はさわやかで、何度でも食べたくなる逸品。また、レモンの風味を効かせたレモンライスとの相性もいいだけに、ぜひとも味わってほしい組み合わせだ。

スパイスは日により調合を変更!


ホールスパイスを多く使っているので、スパイスのおいしさを感じられる(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


何種類ものスパイスを組み合わせて使うインド料理だが、ここでは組み合わせるスパイスの調合も天候などを考慮して毎日変えるというこだわりを持つ。

店主のこれまで培った感性からよるプロの技が発揮される瞬間でもあり、そういう手間暇を惜しまない日々の努力が長年愛され続ける秘訣なのであろう。

ゆったりと落ち着ける心地よい空間


温かみのある店内。ほっと落ち着ける(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


白を基調とした清潔感のある外観(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


店内は、柔らかな色合いと照明により、優しい落ち着ける空間になっている。店主をはじめとしたスタッフの接客も丁寧だけに、時間を忘れてゆったりとした気持ちで南インド料理を味わえる。また、入口付近には、料理にも使用されているインド産野生黒ハチミツや、紅茶、スパイス、パパドなども販売されているのもうれしいところ。

日本人店主による伝統的な南インド料理が存分に楽しめる「南インド料理レストラン ガネーシュ」。落ち着いた空間で、絶品料理が味わえるだけに、記念日に大切な人と来るにもピッタリな店といえそうだ。

取材・文/瀧本充広、撮影/島本絵梨佳

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