途中下車してでも食べたい、手間ひまかけた喫茶店のこだわりカレー

横浜ウォーカー

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ビーフカレー(680円)(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


能見台駅のホームから見える、昭和レトロな雰囲気を残す喫茶店「アステカ」。オーナーの永森裕良さんは、エルサルバドルの国立研究所で、コーヒーの栽培や焙煎技術を極めた経歴の持ち主。スイーツとコーヒーのインストラクターとしても活躍している。そんな香り高いコーヒーが自慢の店の、もう1つのこだわりがカレーだ。今回は、10数種あるカレーの中から、イチオシの2メニューを紹介する。

3世代に親しまれる自慢のカレーは、あのコンテストで受賞した逸品メニュー


牛肉とタマネギ、ニンジンをじっくり煮込んだブイヨンで、1週間かけて作る「ビーフカレー」が人気。ほんの少しのトロみがある、サラッとしたカレーは、芳醇なスパイスの香りと、肉の旨味や野菜の甘味などがマッチ。ルウには、野菜が溶け込み、牛挽肉の食感が楽しめる“シンプル イズ ベスト”なひと皿。家庭のカレーの一歩上を目指した欧風にしているそう。

実は、このカレーは、2014年に開催された「ガチでうまい横浜の商店街カレーNo.1決定戦」で、銀賞に輝いた名物メニューなのだ。ココでしか味わえないカレーを追求し、日々進化させながら現在の味にたどり着いたという。スパイシーでありながら優しい味は、老若男女問わず多くのファンに支えられている。

ありそうでなかった、オムライスとカレーのコラボレーションも!


【写真を見る】華麗なオムライス(1,350円)、サラダ&コーヒー付(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


もう1つのオススメが、ありそうでなかなかお目にかかれない、オムライスとカレーのコラボレーション。「華麗なオムライス(サラダ&コーヒー付)」は、オムライスにスプーンを入れたら、中からカレーピラフが登場! 

ふわふわな卵でカレーピラフを包み込み、さらにその上からカレーをかけた、見た目も味もゴージャスなメニュー。

スプーンを入れると、中にはスパイシーなカレーピラフが(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


皿の横に添えられたハラペーニョをかじりながら味わうと、ピリ辛さが増して、よりおいしく楽しめる。

昭和レトロな喫茶店は、駅チカで待ち合わせ場所にも


駅改札から徒歩1分以内の好アクセス(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


駅の改札を出たら、すぐにたどり着ける喫茶店は、駅前の顔。午後の焙煎中は、芳ばしいコーヒーの香りが周辺に漂わせ、能見台にアステカあり!とホームの乗降客にもアピール。店内は、奥にある窓側の席が京急線のビューポイント。行き交う電車を眺めながら、カレーのあとに、自慢のワッフルセット(820円)でスイーツと一緒にコーヒーを味わい、のんびり過ごすのもアリ。

自慢のコーヒーは500円〜。高品質な豆を使用した、香味の素晴らしい一杯(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


懐かしい昭和レトロな店内は、心地よいJAZZが流れる(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳


店内は、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気。不定期でライブも行われ、知る人ぞ知るJAZZスポットとしても親しまれている。

ウマいカレーと香り豊かなコーヒーを楽しみつつ、JAZZでココロを落ち着かせられる、魅力的な喫茶店。京急は快速や急行は通過してしまうが、普通列車に乗ってのんびり訪れてみたい、能見台で出合った魅力的な1軒に出かけてみよう!

取材・文=北村康行、撮影=島本絵梨佳

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