いろんなテイストが楽しい!福岡・西区エリアおすすめパン屋さん5軒

九州ウォーカー

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独自の展開がユニークな福岡・西区エリアのパン屋さん。味噌や酒粕を使うパンや、ドイツパン、ブドウ農家のパン屋さん、クリームパン専門店と個性が際立つ店が集まる。いつもと違うテイストのパンが食べたくなったら、行ってみよう。

味噌と天然酵母、独特の風味がクセになる!「窯蔵」


「窯蔵」。マリナ通りから一本入った住宅街にある。くるみパンやチーズパンなど約30種類が並ぶ


【写真を見る】「窯蔵」。味噌を使った個性的なもの以外にも、食パンやバゲットなど毎日食べられる食事パンも多い


姪浜商店街にあった大正時代創業の味噌蔵の隣で始まったパン工房「窯蔵」。2016年に移転して現在の場所になった。店主の白水勝幸さんは東京の大手パンメーカーでパン作りを学び帰福。自身の店を開くにあたり、代々日本の伝統食を作ってきたという思いを胸に、国産小麦や自然海塩など、できるだけ国産の材料にこだわり、天然酵母を使った体に優しいパンを焼こうと心に決めた。

「窯蔵」。白味噌ならではの自然な甘味とコクを生かした「白みそあんパン」(173円)


「窯蔵」の「みそメロンパン」(173円)。生地の外側まで広がったクッキー地が香ばしい。あと味にほのかに味噌の風味を感じる


国産小麦の扱いが難しかった約10年前から“内麦ひと筋”で、現在は福岡を中心とした九州産や北海道産を使用する。生地はあこ酵母で発酵させるが、天然酵母独特の酸味は少なく食べやすいのが特徴。実家の10年ものの米味噌を使ったメロンパンや、白味噌を白餡に練り込んだあんぱんは独特の風味がクセになるとリピーターも多い。

「窯蔵」の「山食パン」(324円)。生だと柔らかくもっちりとした食感で、焼くとさっくりに変身。卵や乳製品、油脂は不使用


「窯蔵」の「ハマのフレンチバゲット」(ハーフ162円)。福岡市西区姪浜の「ハマのフレンチ」でも出していて好評なバゲット。ソフトな食感で食べやすい。1本は324円


[窯蔵]福岡県福岡市西区愛宕4−8−29 / 092-883-6333 / 10:00〜16:00 / 日曜・祝日休み

カフェスペースも充実!ドイツパンの店「パン工房 ゾンネン・ブルーメ」


「パン工房 ゾンネン・ブルーメ」。カフェスペースではカフェ限定のピザセット(600円)とパンを選んで具材を入れて作るパニーニ(パン代+300円)がある。購入したパンもイートインOK


「パン工房 ゾンネン・ブルーメ」。「クリームパン」(110円)をはじめ、菓子パン類も充実する


大原海岸沿いのドイツパンの店「パン工房 ゾンネン・ブルーメ」。ドイツなど欧州でパン作りの腕を磨いた江頭さんをチーフに、日々パンを焼き上げる。JR今宿駅そばへの移転を機に総菜パン・サンドイッチを充実させて種類が45〜50種類に品数アップし、より多彩なシーンで利用できる店になった。

「パン工房 ゾンネン・ブルーメ」の「ラウゲン クロワッサン」(185円)。バターのほのかな甘味にドイツ産岩塩がアクセント


「パン工房 ゾンネン・ブルーメ」の「まるまるりんご」(250円)。自家製カスタード、焼きリンゴが丸1個入った菓子パン


「パン工房 ゾンネン・ブルーメ」の「ラウゲン ブレッツェル」(145円)。カリッとした食感の香り豊かなドイツの伝統的なパン


もちろん代名詞のライ麦などを使うハード系も用意する。カフェスペースも充実していて、カフェ限定のピザセット(600円)とパンを選んで具材を入れて作るパニーニ(パン代+300円)がある。購入したパンもイートインOKだ。

[パン工房 ゾンネン・ブルーメ]福岡県福岡市西区今宿駅前1-2-17 / 092-806-8733 / 9:00~19:00、土曜・日曜・祝日7:00~18:00 / 木曜休み

酒粕由来の甘味とモッチリ感に感動!「やきたてパン工房 杉能舎」


「やきたてパン工房 杉能舎」。酒蔵直営ならではの新鮮な酒粕を使ったベーグルは、モッチリ!


「やきたてパン工房 杉能舎(すぎのや)」は1870年創業の酒蔵に併設する、酒粕で作るベーグルが看板の店。酒蔵直営ならではの強みは、上品な香りの大吟醸を滴るほど含んだ新鮮な酒粕をベーグルに惜しみなく使えること。

「やきたてパン工房 杉能舎」の「地ビールパン」(210円)。地ビール生酵母入りでビタミンB1と食物繊維が豊富。程よい苦味が特徴


「やきたてパン工房 杉能舎」の「ベーグル酒粕チーズ」(250円)。酒粕を塗った上に、チーズをオン。発酵食品同士は相性抜群だ。酒にも合う


酒粕の豊富な栄養分やコク、甘味が逃げないよう、生地を蒸してアルコール分だけを飛ばすなど酒に精通した職人の技もさすが。イートインスペースでは「甘酒ソフトクリーム」(320円)や「酒粕ピザ」(1000円)のほか、地ビール(520円)も楽しめる。

[やきたてパン工房 杉能舎]福岡県福岡市西区元岡1442 / 092-806-1186 / 10:00~17:00 / 不定休

土日祝限定でオープンする峠のベーカリー「わかさ農園」


「わかさ農園」。土日祝限定でオープン。ヒノキに囲まれたカフェスペースで森林浴を楽しみながらイートインできる


ブドウ農家が土・日・祝日限定でオープンする、アットホームなベーカリーカフェ「わかさ農園」。日向峠添いにあり、スギやヒノキに囲まれたカフェスペースで森林浴を楽しみながらイートインできる。

「わかさ農園」の「グルービー」(大240円)。ハーブ、塩、オリーブオイルを使ったシンプルな一品。小サイズ(140円)


「わかさ農園」の「あんパン」(150円)。北海道産の大正金時豆を丸一日水に浸しコトコト煮たあんがふっくら!


飯盛山の麓で汲みあげる地下水を使った約40種類のパンがあり、「クリームパン」(150円)などの菓子パン類は午前に、ハード系は午後からそれぞれ焼きたてが店頭に並ぶ。毎年8月中旬ごろには、農園直送のブドウを使うクロワッサン(180円)も期間限定で登場する。

[わかさ農園]福岡県福岡市西区吉武池の内812-11(日向峠) / 092-811-4524 / 10:00~18:00(カフェは11:30~) / 月曜~金曜休み(祝日の場合営業)

クリームパンの概念を覆す驚きの新食感「治七のクリームパン」


「治七のクリームパン」の小民家風の店内。イートインもあり、パン購入でコーヒーサービスが無料


国道202号から細い路地を抜けた、山間の静かな住宅街に位置「治七(じひち)のクリームパン」。古民家風の店内に並ぶのは、黒ゴマ(147円)やカボチャ(147円)など、趣向をこらしたクリームパンだ。

「治七のクリームパン」の「ラムレーズン」(147円)。ラム酒に漬け込んだレーズンがたっぷり入る。甘さ控えめで男性にもおすすめ


添加物を一切使用せず、長時間発酵で仕上げた、ふんわりと柔らかい生地が特徴。初めて食べる人は、口の中でとろけるような食感に驚くはず。市内の直売所にも卸しているが、「カレーパン」(180円)や「キャラメルクリーム」(180円)など店頭販売のみの商品もあるので要チェック!

[治七のクリームパン]福岡県福岡市西区今宿町229-1 / 092-806-4229 / 10:00~19:00 / 水曜休み

九州ウォーカー編集部

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