「高級食材トリュフを身近に!」リッチな香りの斬新な塩パン

東京ウォーカー

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食は多様化の時代。さまざまコンセプトを持ったグルメのお店が誕生しているが、パン界でひときわ輝きを放つニューカマーといえば、2017年12月にオープンした「Truffle BAKERY」(トリュフ ベーカリー)だ。その名の通り、トリュフを使うことが特徴ではあるが、魅力は決してそれだけではない。人気のパンを中心に紹介していこう。

「白トリュフの塩パン」150円。多い日には1日200個近く売れる人気商品の一つ


世界中の一流食材×パンがコンセプト


お店があるのは、下町の中でも注目度が高い門前仲町。駅がある永代通りから路地に入り、数分歩くと現れるレンガと白枠のファサードが目印だ。外観はもちろん店内もお洒落で、白いタイルとオープンキッチン、高い天井が開放的な空間。ディスプレイも個性的で、コの字型の商品カウンターの上に多彩なパンがズラリと並ぶ。

【写真を見る】サンフランシスコのベーカリーにインスパイアを受けたというスタイリッシュな空間。パンはサンドイッチやペストリーも含めると、30~40種がラインアップされている


代表作の一つが「白トリュフの塩パン」だ。トリュフといえば高級食材として有名だが、一般的なものは黒トリュフ。そこにあって、これはより希少な白トリュフの塩を使っている。塩パンにこれまでなかった“トリュフを使う”という試みと、さらにパンの中にもトリュフを入れるという大胆な発想。そして高品質な白トリュフならではの、エレガントなアロマを楽しめることがこのパンの人気の理由だ。

トリュフペーストをバターに混ぜ込んだオリジナルトリュフ入りバターを作り、生地に巻き込んで焼き上げている


とはいえ、決してトリュフだけではなくすべてに一流の素材を使うことが同店のモットー。それは、運営元のコンセプトでもある。ここは知る人ぞ知る、ヨーロッパを中心に海外の高級食材を輸入・販売する「ドレステーブル」が手掛けているのだ。

「白トリュフの塩パン」の仕上げには、世界中の美食家から愛される、イタリア・アルバの白トリュフによる塩を使用。また、トリュフオイルやペーストも一級品だ


食パンやライ麦パンもワンランク上のおいしさ


たとえば「白トリュフの塩パン」の生地は、同店の自信作である「Monaka」という角食パンがベースとなっている。このパンにはカナダ産の最高級小麦をはじめ、砂糖もこだわりを持って厳選。奄美諸島で収穫されるサトウキビ100%「素焚糖」(すだきとう)を採用しており、豊かな旨味とピュアな甘味を感じられる。

「Monaka」。ホール800円、ハーフ400円


サンフランシスコの人気店「タルティーンベーカリー」にインスパイアを受けたパンもあり、それが一から同じ小麦粉を輸入して再現した「カントリーライ」ホール1100円(ハーフ550円)だ。一方、塩パン以外にもトリュフのパンは充実。そのまんま「トリュフ」580円という名のパンや、「トリュフの卵サンド」580円などがある。

職人歴20年以上の古俣直子シェフ(左)をはじめ、数人のブーランジェが今日もおいしいパンを焼き上げている


パン以外にも、コーヒーはノルウェー・オスロの名門「フグレン」の東京にある焙煎所の豆で抽出するなど、こだわりは随所に。やはり人気は高く、お目当てのパンが品切れになっていることも少なくないが、最も品数が多い時間帯は10~11時台とのこと。ハイ食材のパンを味わってみたい人は、ぜひ足を運んでみよう!

東京ウォーカー編集部

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