コク深さがたまらない！名古屋で味わう濃厚味噌ラーメン5選

中華鍋の中でスープに味噌ダレを投入して温める“札幌式味噌”と、味噌汁の要領でスープに溶かす“繊細味噌”に大別される味噌ラーメン。東海エリアで味噌ラーメンを看板に掲げる店は札幌式が多く、札幌市の西山製麺の麺を使うなど忠実に再現する店も多く見られる。そのなかでも今回は、名古屋で味わえる濃厚味噌ラーメンを5つ厳選してご紹介。味噌の産地にも注目して、人気店を食べ比べよう！

個性が光るこだわりの味噌ダレが味の決め手！

「tokyo miso style IKEDA」(名古屋市中村区)では、フルーツや野菜の甘味が溶け込んだ味噌ダレが、独創的な1杯を生むと評判。全国から取り寄せた味噌で作るこだわりの味噌ダレを、豚・鶏・魚から抽出したスープと合わせ、マイルドな1杯に仕上げている。茎ワカメや油揚げなどトッピングも独創的だ。

住所：愛知県名古屋市中村区畑江通7-8-1/電話：052-482-8689/時間：11:00～14:00(LO13:50)、18:00～21:00(LO20:50)/休み：第1・3・5月曜、日曜の夜

味噌ラーメンを看板に40年！シンプルだからこその魅力

サイドメニューはなく、ラーメン専門店として長きに渡り営業を続ける「八龍 千代田店」(名古屋市中区)。毎朝製麺所で作り、開店前に店に届くストレートの中太麺はその日のうちに使い切る。プリプリした歯応えの特注麺にもファンが多い。使用する味噌は1種類のみ。本場・札幌よりも客の舌に合わせた濃いめを使っている。

住所：愛知県名古屋市中区千代田2-2-21/電話：052-262-2053/時間：11:00～14:40 ※スープがなくなり次第終了/休み：日曜、祝日

白味噌の風味とコクがある奥深いスープを堪能

北海道の名店「空」で修業した店主が2016年にオープンした「サッポロラーメン エゾ麺☆ロック」(名古屋市中区)。北海道産の白味噌を使うスープは、濃厚なコクがある。トッピングのキクラゲやモヤシは食感が楽しく、トロトロの炙りチャーシューも食べ応え抜群だ。

住所：愛知県名古屋市中区新栄1-1-26 オアシスビルB1/電話：052-241-4638/時間：11:30～14:00、18:00～翌2:00、日曜は11:30～15:00/休み：月曜

熟成麺と味噌のまろやかなスープは抜群の一体感！

「熟成ら～めん 銀のくら」(名古屋市東区)では、味噌のまろやかな甘味が引き立つ、味噌ラーメンが看板メニューだ。味噌は尾張・三河地域のブレンドするなど、ご当地食材を使用。北海道の西山製麺から仕入れる麺は、熟成させることでもちっ＆プリッとした食感を楽しめる。

住所：愛知県名古屋市東区泉1-6-20 ライフビル1F/電話：052-971-0084/時間：11:00～14:00、17:30～翌2:00、日曜は11:00～14:00、17:30～23:00/休み：なし

直送される信州味噌のコクがたまらない！

「さっぽろらーめん すすきの亭」(名古屋市昭和区)は、名古屋にある人気味噌ラーメン店の味にほれた店主がオープンし、以来、約30年間営業する名店。味噌は長野県諏訪市から直送する信州味噌を使っている。奇をてらわないシンプルな作りながら、味噌の奥深い旨味を感じられる。

住所：愛知県名古屋市昭和区緑町3-8 サンコート御器所1F/電話：052-732-2244/時間：10:30～14:00、18:00～21:30/休み：火曜、月曜の夜※2019年から水曜のみ

東海ウォーカー編集部