映画サイト「キネプレ」がセレクトした短編映画を上映! 出演者やキャストが舞台挨拶に登壇

関西ウォーカー

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 関西の映画情報サイト「キネプレ」がセレクトした短編映画4本をセット上映する「Short Cinema Circus」が、塚口サンサン劇場にて期間限定で開催された。最終日となった10月4日(木)には舞台挨拶が行われ、上映作品のひとつ「真夜中モラトリアム」のキャスト・スタッフが登壇。関西を舞台にした作品ということもあり、撮影の裏話などが明かされた。

「真夜中モラトリアム」のキャスト・スタッフが舞台挨拶に登壇


「真夜中モラトリアム」は、5人の男女が死んだ友人の秘密を暴こうと高校卒業の際に埋めたタイムカプセルを掘り起こしにいくストーリー。ビジュアルアーツ専門学校大阪出身の磯部鉄平監督がメガホンをとり、Kisssh-Kissssssh映画祭2017グランプリをはじめ、さまざまな映画祭で話題になった。

舞台挨拶にはキャストの南羽真里、GON、時光陸、永井和男、松本真依、岩本守弘、そして撮影を担当した佐藤絢美が登壇。キャストのほとんどが「すごく寒かった」と振り返るように、撮影は真冬の深夜、大阪・淀川の河川敷で行われた。寒さが影響して本番が始まる直前にカメラのレンズに霜が付くなど、さまざまなエピソードに観客も興味津々。深夜の空気感に注目してほしいと、それぞれがアピールした。

撮影のエピソードを話すキャストたち


この日、舞台挨拶に登壇する予定だった磯部監督は、台風の影響で急遽欠席に。キャストのGONは「僕らには『(舞台挨拶に)来いよ!』って言ったのに、本人が来れなかった(笑)でも、みんなをちゃんと束ねてくれる監督。磯部監督がいなくても一致団結しているところを見せたい」と語る。時光からは「磯部監督が現場で続編かスピンオフを撮りたいって言っていた。ぜひ応援してほしいなと思います」と観客に呼びかけた。

関西出身の出演者が多く、終始アットホームな雰囲気だった


「Short Cinema Circus」では、「カメラを止めるな!」監督の上田慎一郎がプロデュースを手掛けたふくだみゆき監督「こんぷれっくす×コンプレックス」、第33回サンダンス映画祭の短編部門で日本映画として初のグランプリを受賞した「そうして私たちはプールに金魚を、」、Windowsアップデートのもどかしさをコミカルに描いた「Windows Updateは突然に」も上映されていた。Twitterには「4作とも面白くて、お得」や「それぞれ全くタイプの違った作品ばかりで、大いに楽しませてもらいました」などの声が寄せられている。

企画を担当したキネプレの森田和幸編集長は、「若い作り手は、まず短編映画を作ることも多い。それが映画祭では評価されることもあるが、多くの人の目に触れる機会が少ない」と今回の上映企画をスタートさせた理由を説明し、「『カメラを止めるな!』のようにインディーズからもっと新たな才能を発掘し、多くの人の目に触れるきっかけを作りたい」と、次の上映企画に向けての意欲を見せた。

山根翼

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