鎌倉アート&ミュージアムさんぽ 鎌倉駅周辺編

横浜ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

鎌倉駅駅東口~鶴岡八幡宮を結ぶ鎌倉の2大ストリート、小町通りと若宮大路周辺には、実は知る人ぞ知る穴場のミュージアムがいくつか点在する。2019年3月9日(土)からスタートする鎌倉国宝館の浮世絵の特別展も見逃せない。

貴重なお宝を間近で鑑賞できる「鎌倉国宝館」


【写真を見る】「鎌倉国宝館」の常設展示「鎌倉の仏像」は、薬師三尊を囲み十二神将を配置。一体ごとの表情やポーズなど時間を忘れて見入ってしまう(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


葛飾北斎「酔余美人図」などを公開する「北斎と肉筆浮世絵 氏家浮世絵コレクションの至宝」は2019年3月9(土)〜4月21日(日)写真提供/鎌倉国宝館


おもに鎌倉〜室町時代の絵画、工芸品、古文書など、貴重な文化財を保管・展示。鎌倉市域および近隣の寺社から寄託された国宝、重要文化財も多く収蔵される。鶴岡八幡宮境内の東側に位置し、敷地には源実朝公の歌碑もある。

「鎌倉市川喜多映画記念館」で映画の世界に浸る


旧川喜多別邸は、映画人の交流の場でもありフランス人俳優のアラン・ドロンも訪れたそう(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


「鎌倉市川喜多映画記念館」の映像資料室。上映スケジュールは公式サイトで゙公開中(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


日本と海外の架け橋となって映画の発展に貢 献した川喜多長政・かしこ夫妻の旧宅跡に開 館。鎌倉における映画文化の発展を目的に、 資料展示や上映を行う。2019年3月15日(金)からは、川喜多夫妻をテーマにした企画展「映画大使 川喜多長政・かしこ夫妻の軌跡」を開催。

日本映画を海外に広め、また外国映画の国内普及に貢献した川喜多夫妻を題材にした企画展「映画大使 川喜多長政・かしこ夫妻の軌跡」は2019年3月15日(金)〜7月7日(日)写真提供/鎌倉市川喜多映画記念館


鎌倉彫の魅力を体感できる「鎌倉彫会館」


1階「CAFE&SHOP 倶利(ぐり)」。ショップには、カフェで使用している器や食材なども並ぶ(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


約800年続く鎌倉の伝統工芸・鎌倉彫の歴史と文化に触れたり、体験や交流の場にもなっている施設。16年にリニューアルし、1階はカフェとショップ、3階に資料館があるほか、 彫刻体験(大人3,200円、要予約)の教室も開催している。

カフェで味わえる精進・刻(と き)御膳1,620円。鎌倉彫の漆器に盛られた高野豆腐と季節の添野菜、時野菜のけんちん汁など(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


「鎌倉市川喜多映画記念館」の近くにある「鎌倉市鏑木清方記念美術館」もおすすめ。晩年を鎌倉で過ごした日本画の巨匠・鏑木清方の優美な作品を堪能できる。

冬の鎌倉は比較的静か。穏やかな雰囲気のなか、アート巡りを楽しもう。【取材・文=A-un、撮影=奥西淳二】

横浜ウォーカー編集部

同じまとめの記事をもっと読む

この記事の画像一覧(全8枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る