ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所が50周年!1本30万円の限定商品も登場

東京ウォーカー

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NHKで2014年9月から翌3月まで放送された連続テレビ小説「マッサン」でおなじみのニッカウヰスキー。仙台から西へ約25km、山形県との県境に近く、広瀬川と新川川(にっかわがわ)の2つの清流が合流する峡谷にあるのが、ウイスキーを製造する宮城峡蒸溜所(宮城県仙台市青葉区)だ。アサヒビールにとって余市蒸留所に次ぐ2つ目の蒸溜所となる。

余市蒸留所に次ぐ2つ目の蒸溜所となる、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所


創業者の竹鶴政孝氏が新川川の清流でウイスキーを割って飲み、その場で蒸溜所建設を決定した逸話も残る、緑豊かな地。穏やかな自然に恵まれた蒸溜所で作られる「宮城峡モルト」は、華やかで軽やか、ほんのり甘さを感じさせる味わいが特徴となっている。

豊かな自然に囲まれている宮城峡蒸溜所。清流が合流する峡谷に位置する


敷地面積20万平方メートルを誇る同施設。今年で設立から50年を迎える


そんなニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所が、1969年の設立から50年の節目を迎える。これを記念して、「シングルモルト余市 リミテッドエディション2019」と「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」が、3月12日(火)より各700本限定で発売されることが決定した!

5つの年代の原酒をあわせた、プレミアムなシングルモルトウイスキー


「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」には、宮城峡蒸溜所で最初に蒸溜された“ファーストドロップ”の原酒を一部使用。シェリー樽由来のコクのある甘さ、芳醇で豊かな味わいが特徴だ。一方、「シングルモルト余市 リミテッドエディション2019」は、ダークチョコのようなビターな味わいや、香ばしい麦のコクが味わえる。

「シングルモルト余市 リミテッドエディション2019」(写真左)と、「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」(同右)


両ウイスキーともに、宮城峡・余市それぞれの蒸溜所のモルト原酒から、“5ディケイズ”と呼ばれる、1960年代、70年代、80年代、90年代、2000年代の各年代のモルト原酒を厳選してヴァッティング(モルト原酒同士を合わせること)。年代により異なる味が絶妙に調和し、深みや広がりのある豊かな味わいと、余韻が楽しめるシングルモルトウイスキーが誕生した。

発表会に登場した洋酒・焼酎マーケティング部長の奥田大作氏(写真左)と、チーフブレンダ―の佐久間正氏(同右)


「宮城峡、余市ともに、バランスのとれた非常に熟成感のあるお酒に仕上がっていると思います」と語った、ニッカウヰスキーのチーフブレンダーを務める佐久間正氏。特に宮城峡には、1969年の蒸溜所竣工前となる3月に、テスト的に作られた“本当の意味でのファーストドロップ”が使われているのが特徴だそう。

1960年代の古い原酒から2000年代の若い原酒、これらを上手く調和させることにこだわり、作り上げられた両ウイスキー。気なる値段は、参考小売価格30万円(税抜)と超プレミアム!市販はされず、ホテルやバーなどで楽しめるので、特別な日のお祝いにぜひ味わってみて。

無料の蒸溜所見学ツアーや企画展も実施


また、宮城峡蒸溜所では、ウイスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史について丁寧に紹介してくれる、ガイド付き蒸溜所見学を無料で実施中。キルン塔、ポットスチル、製樽棟などを見学したあと、なんとウイスキーの試飲も楽しめる!

180,000平方mの敷地内にある25棟の貯蔵庫で、樽に仕込まれたウイスキーが貯蔵されている


宮城蒸溜所で最初に作られたウイスキーの貯蔵樽。まだ中には貴重なウイスキーが眠っている


さらに、ビジターセンターでは、50周年特別企画展「A traveler of whisky 竹鶴政孝が目指した理想のウイスキーと、その到達点としての宮城峡蒸溜所」を開催中。宮城峡蒸溜所設立に至る原点や過程を、竹鶴政孝氏の言葉と共に紹介している。

特徴的なポットスチルは宮城峡蒸溜所ならでは


ウイスキーの樽は3~4回修理しながら、50年前後使用される。樽づくりの最後の仕上げに内面が焼かれる ※通常の見学コースには含まれません


異なる特徴のウイスキー原酒を生み出すために、日本のウイスキーメーカーとして初めて複数の蒸溜所を設立したという、先進的取り組みなどが学べる内容となっている。

ギフトショップでショッピングや試飲も忘れずに!


最後に、ギフトショップもお忘れなくチェック!宮城峡蒸溜所限定グッズなどの土産が買えるだけではなく、有料試飲コーナーも併設されているので、見学の試飲だけではモノ足りない…という人におすすめだ。

帰りにはギフトショップでお土産も購入できる


木樽入りコーヒービーンズチョコなど、限定のお土産がいっぱい


ウイスキー好きはもちろん、いつものデートにマンネリ気味のカップルや、友達同士でも楽しめる宮城峡蒸溜所。竹鶴政孝氏が情熱を注ぎ込んだウイスキー作りと、そのおいしさの秘密を学びに、出かけてみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス/PR】

北村康行

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