「第49回NHK上方お笑いグランプリ」ハイレベルな激戦を制し、さや香が優勝!

関西ウォーカー

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お笑い界の登竜門として知られる「第49回 NHK上方漫才コンテスト」の本選が3月1日に開催され、結成5年目のコンビ・さや香が優勝。2人共が「優勝できるとは思わなかった」と話すほど激戦となった本選の模様と優勝決定後のさや香の喜びの声を紹介する。

49回目のNHK上方お笑いグランプリ、結成5年目のさや香がグランプリを獲得!


今年で49回目を迎える本コンテスト。過去にはフットボールアワー、銀シャリ、 和牛など人気コンビがグランプリを受賞している。今回、本選への出場を決めたのはインディアンス、からし蓮根、さや香、ジュリエッタ、たくろう、ネイビーズアフロ、丸亀じゃんご、ラニーノーズの8組。結成10年以下のコンビという条件のもと、132組が参加した予選から勝ち進んだ。

NHK大阪ホールで行われた本選の模様は生放送され、司会には千原兄弟と京都出身の田中真琴が、審査員には西川きよし、桂文珍、ハイヒール・リンゴ、ユウキ・ロック、内藤剛志、大林素子、演芸作家の大池晶が務めた。本選は4組ずつのAとBの2つのブロックに分けられ、勝ち上がったコンビが優勝を争う。

【写真を見る】さや香の1本目のネタは「合コン」。独特の間を生かした漫才に会場からも大きな笑い声が


Aブロックはラニーノーズ、からし蓮根、さや香、たくろうの4組。それぞれのコンビが持ち味を生かした漫才を繰り広げる。ハイヒール・リンゴも思わず「レベルが高い!」とコメントするほどの熱戦ぶりで、4組終了後に審査員の札上げ制による審査に。きよしがラニーノーズを挙げた以外は各コンビ2票ずつ入り、きよしによる最終ジャッジでさや香が決勝に進むことに。

Bブロックはジュリエッタ、ネイビーズアフロ、丸亀じゃんご、インディアンスとしゃべくり系が揃った。ネタ被りを利用した高度なテクニックも飛び出し、きよしと文珍を唸らせるパフォーマンスが続く中、出場コンビの中で一番若手の丸亀じゃんごが「小学校の終わりの会」のネタを披露。独特のキャラクターで会場を大いに沸かし、見事Bブロックを勝ち抜いた。

「去年は新ネタを積極的に作っていた」と話すさや香。「今年は丁寧にネタを作り込むスタイルに変更したことで、ネタに対する考え方も変化した」そう


決勝ではさや香が「究極の選択」のネタ、丸亀じゃんごが「刑事の殉職」のネタで勝負。両コンビ共、観客の期待値を越える漫才で、どちらが勝つか全くわからないほどの盛り上がりに。審査の末、4対3の僅差で、さや香に軍配が上がった。

さや香の2人は優勝決定後の取材会で「優勝できると思わなかった」とコメント。新山は「接戦で勝ったので出来や出順とかで決まったのかなと。ラッキーでした」とライバルとの差はなかったと話した。石井は、これまでの賞レースで結果を出せていないことを悔やんでいたそうで「素直にめちゃくちゃうれしいです。どのコンビが獲ってもおかしくなかったと思います」と喜んだ。

今後について石井は「3月に初めてNGKで単独ライブをするんですけど、東京とかいろんな場所でも単独ライブができるようになれば」とコメント。新山は「TVの仕事も入ってくるかもしれない。さっきからボケようと思っても全然浮かんでこないので、こういうところは直したい」と話し、記者たちの笑いを誘った。

山根翼

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