「岸和田の新たな観光名所に」コシノ3姉妹の生家が「アヤコ食堂」としてリニューアルオープン!

関西ウォーカー

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世界的にも有名なファッションデザイナー・コシノ3姉妹の生家が「アヤコ食堂」(大阪府岸和田市)としてリニューアルオープン。母・小篠綾子の命日となった3月26日に記者会見が行われ、コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコが揃って出席。食堂に生まれ変わった喜びと“おかあちゃん”との思い出を語った。

岸和田のコシノ3姉妹の生家が食堂として生まれ変わる!


岸和田駅前の商店街にあるコシノ3姉妹が生まれ育った生家にオープンした「アヤコ食堂」。NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」の舞台になってからは「コシノギャラリー」として多くの観光客が訪れていたが、「まいどおおきに食堂」を展開する株式会社フジオフードシステムのプロデュースのもと、食堂としてリニューアルした。

記者会見には3姉妹が揃って出席。年に1回、だんじり祭りの時にしか集まらないそうで、今回記念すべきオープンを祝うため岸和田に揃って帰ってきた。長女のヒロコは、生家を有効活用しながら残すことがテーマであったことを話し「食堂として生まれ変わったことが嬉しい」と喜んだ。また、岸和田の観光大使を務めていることから「岸和田の新たな観光の一つになれば。岸和田が発展するきっかけに」とアピールした。

記者会見にはコシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコ、フジオフードシステムの藤尾政弘、岸和田市長の永野耕平が出席


高校生の時まで岸和田に住んでいた次女・ジュンコは「しょっちゅう帰ってきたい。みんなにも来てもらいたい」と話す。また、商店街の現状を危惧していることも明かし「このお店が火付け役になってくれれば。商店街がもっと潤うようになれば素敵ですね」と地元への愛を語った。三女・ミチコは、母・小篠綾子の命日に発表できたことを喜ぶ。関空も近いことから「岸和田まで羽根を伸ばしてほしい」と外国人観光客に向けてPRした。

会見では、“おかあちゃん”こと母・小篠綾子の思い出話に。綾子が鯛の唐揚げを作った際に鱗を取り忘れて大惨事になったことや、母と一緒に作った鯛茶漬けのおいしさなど、それぞれが懐かしそうに語る。食にまつわる綾子の思い出の言葉を聞かれた3姉妹は「早よ食べや!」「今やで!」「残したらアカン!」とそれぞれが回答すると、記者たちから笑いが。岸和田でとれたシャコが思い出の味だったことを明かした際には、会見に同席していたフジオフードシステムの社長・藤尾政弘にメニューに入れてほしいとリクエストする一幕も。

【写真を見る】豊富なおばんざいが味わえる。奥にある小篠綾子の写真がお出迎え


看板メニューは「卵焼き」と「鶏出汁のおでん」。ランチは日替わりで、夜はおばんざいスタイルに。2階はミュージアムとして綾子とコシノ3姉妹の思い出の写真や資料などが飾られている。

■アヤコ食堂

住所:大阪府岸和田市五軒屋町16-11

営業時間:11:30〜15:00/17:00〜22:00

定休日:月曜日

山根翼

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