<ラーメンWalker九州初掲載> 涙が出るほど旨い“感涙らぁめん” 福岡県福智町・ラーメンまむし編

九州ウォーカー

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数千軒にも及ぶ取材を敢行してきた「ラーメンWalker九州」だが、こと、ラーメン大国・九州においては掲載したことのない名店がまだまだたくさん眠っている。ラーメンを愛してやまない“有識者・エリア百麺人”が、涙が出るほど旨いと豪語するとっておきの一軒を紹介する。今回は、福岡県福智町にある「ラーメンまむし」。

屈強で頑固な男が作る一杯。猛々しくも、どこか優しい


「麺の茹で加減は応じますが、バリカタはできません!」と店主の小松さん / ラーメンまむし


【写真を見る】卓上に置くのは、高菜ではなく“辛子キクラゲ” / ラーメンまむし


特製まむしラーメン(850円) / ラーメンまむし


ホルモン丼(250円、日曜祝日400円) / ラーメンまむし


“十割”(豚骨100%)、“二八”(鶏20%、豚骨80%)というメニューを引っさげ、福岡のラーメン界に名をとどろかせる北九州市「ぎょらん亭 本店」。その一派に入門した小松秀昭(ひであき)さんが、2006年に独立して出したのが「ラーメンまむし」だ。1日“取り切り”のフレッシュな豚骨スープでありつつ“特濃”。これがぎょらん亭系譜最大の特徴である。豚骨の部位はゲンコツのみ。肉が付いた骨を大量に使い、髄から染み出るコラーゲンで強いとろみを出す。

スープはゲンコツのみを炊く / ラーメンまむし


豚バラチャーシューは注文後にバーナーで炙る / ラーメンまむし


そうして生まれるスープは時間帯により味が違うことを、店ではあえて客にアナウンスする。「毎朝新しい骨から炊くので、開店直後は比較的あっさり。時間が経つにつれて当然濃くなる。常連客には、好みの時間帯を目がけて通ってもらえたらと思い、伝えています」と小松さん。特に濃い時に来た年配客には、スープの脂やタレの量を調整し、食べやすい味にするなど、経験に裏打ちされたさりげない配慮を施す。一番人気は「特製まむしラーメン」。炙りチャーシューだけでもボリューミーなところ、さらに刻み肉を振りかけるのが店の心意気だ。

「ラーメンまむし」の基本情報をチェック!


「ラーメンまむし」の外観 / ラーメンまむし


「ぎょらん亭 本店」出身の店主が営む、福智町きっての特濃豚骨ラーメン店。新鮮さを重視し"取り切り”手法をとる。“まむし”と書かれたおどろおどろしい黒い看板が目印。

[ラーメンまむし]福岡県田川郡福智町伊方2465-2 / 0947-22-6390 / 11:00~15:00(LO14:30)※売り切れ次第終了 / 火曜休み

【料金の表記について】当記事に掲載している価格は、2019年9月時点の消費税8%込みのものです。消費税率の改定や店舗などの都合により、各種料金が変更されている場合があります。

九州ウォーカー編集部

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