<2019年九州の紅葉名所>大分南部のおすすめ紅葉スポットまとめ

九州ウォーカー

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例年10月下旬~12月上旬頃が見頃になる大分県南部の紅葉スポットを一挙に紹介。秋を感じに出かけてみよう!

大自然のアートと紅葉のコントラスト「藤河内渓谷」


大自然のアートと紅葉のコントラスト / 藤河内渓谷


祖母傾国定公園内にある藤河内渓谷は、大分・宮崎の県境にそびえる夏木山に源を発し約8km続く。巨大な花崗岩の一枚岩を、桑の原川が長い年月をかけて刻んだ奇観はまさに圧巻。谷を覆うように広がる紅葉は、水面に映え、遊歩道を1時間ほど歩くと高さ77mの大飛瀑、観音滝に至る。周辺にはキャンプ場や鉱泉を利用した温泉もあり、雄大な景観を眺めながら入浴が楽しめる。

[紅葉情報]例年の色づき始め:10月中旬 / 例年の紅葉見頃:10月下旬~11月上旬 / 紅葉する木の種類:モミジ、クヌギ、ケヤキ、カエデ / おすすめスポット:藤河内橋

[藤河内渓谷]大分県佐伯市宇目大字木浦内 / 0972-25-4111(佐伯市役所宇目振興局 地域振興課)

市民に親しまれる名勝「白馬渓」


【写真を見る】市民に親しまれる名勝、白馬渓 / 白馬渓画像提供:臼杵市観光情報協会


1832(天保3)年、橋本主馬介真彦、清水善七の二人の人物が、この渓谷の美しさに心をうたれ、数人の仲間とともに道路や石橋を造り、四季の花樹を植えていったといわれる。信仰深かった彼らは翌年、この地に伊勢の外宮豊受大神の御分霊を迎え、大神宮を創祀した。以来この境内は「白馬渓」と呼ばれている。東九州自動車道臼杵ICから約5分とアクセスも便利。紅葉の景勝地としても有名で、秋季は谷間に植えられた数百本のモミジが美しく色付く。

■見どころ:例年11月には「白馬渓もみじまつり」が開催。甘酒のふるまいなどが実施される予定となっている。

[紅葉情報]例年の色づき始め:11月上旬 / 例年の紅葉見頃:11月中旬~11月下旬 / 紅葉祭り:2019年11月23日(土) 白馬渓もみじまつり[問合せ先:臼杵市観光情報協会(0972-64-7130)]/ 紅葉する木の種類:カエデ / おすすめスポット:白馬渓堤の周辺、舞堂付近

[白馬渓]臼杵市前田馬代 / 0972-64-7130 (臼杵市観光情報協会)

鮮やかな山肌の「くじゅう連山」


鮮やかな山肌のくじゅう連山 / くじゅう連山画像提供:竹田市久住支所 地域振興課


標高1791mの中岳を主峰とし大船山、久住山など標高1700m級の山々が連なる九州第一位の高山地帯。「九州の屋根」とも称されている。国の天然記念物に指定されている春のミヤマキリシマも有名だが、秋には山肌が燃えるような赤や黄に彩られ、山麓の久住高原にはススキの穂が黄金色に輝く。くじゅう連山の堂々とした山容と一体となった雄大な風景は見応え十分。

■見どころ:登山のメッカとしても人気で、紅葉に彩られた鮮やかな景色を楽しみながらの登山も楽しめる。

[紅葉情報]例年の色づき始め:10月中旬 / 例年の紅葉見頃:10月下旬~11月中旬 / 紅葉する木の種類:カエデ、モミジ、ナナカマド、ハゼ、ドウダンツツジ / おすすめスポット:大船山頂御池周辺、久住山赤川登山道

[くじゅう連山]大分県竹田市久住町(くじゅう連山一帯) / 0974-76-1117(竹田市久住支所 地域振興課)、0974-76-1610(久住高原観光協会)

荒城の月の名所「竹田(岡城跡)」


荒城の月の名所・竹田の岡城跡 / 竹田(岡城跡)画像提供:竹田市観光ツーリズム協会


岡城は海抜325mの断崖絶壁に建てられた古城で、瀧廉太郎作曲「荒城の月」のモチーフにもなったと言われている名所。現在残されている城郭は、明治時代に至るまで岡藩を統治した中川公によって築城されたもので、城の形が牛の寝ている姿に似ていたことから別名「臥牛城(がぎゅうじょう)」とも呼ばれる。モミジを中心に300本の木々が秋を彩り、残された石垣とのコントラストが美しく、散策する人たちの目を楽しませてくれる。

■見どころ:紅葉シーズンに合わせて開催される、竹灯籠による町並みのライトアップが見どころ。

[紅葉情報]例年の色づき始め:11月初旬 / 例年の紅葉見頃:11月中旬~11月下旬 / 紅葉祭り:2019年11月15日(金)~11月17日(日)たけた竹灯籠 竹楽(ちくらく)[問合せ先:竹田市観光ツーリズム協会竹田支部(0974-63-2638)]/ 紅葉する木の種類:モミジ / おすすめスポット:本丸よりも先の廟所跡の紅葉 / 料金:入場料 高校生以上300円、小中学生150円

[竹田(岡城跡)]大分県竹田市大字竹田2761 / 0974-63-1541(岡城料金徴収所)

ダイナミックな渓谷と鮮やかな紅葉がマッチ「陽目渓谷」


ダイナミックな渓谷と鮮やかな紅葉がマッチ / 陽目渓谷画像提供:NPO法人竹田市観光ツーリズム協会


陽目渓谷は伏流水が大野川となる源流域にあり、展望台ではモミジが鮮やかに染まる光景が一望できる。奥には白水の滝もあり、紅葉との対比も見応えがある。川を挟み、かつて岡藩中川公のお茶屋があったと言われる名水茶屋があり、お土産の購入や食事もできる。庭では天然の湧水も自由に汲める。

[紅葉情報]例年の色づき始め:10月下旬 / 例年の紅葉見頃:10月下旬~11月上旬 / 紅葉する木の種類:ケヤキ、ヤマモミジ、ナツツバキ、ナナカマド

[陽目渓谷]大分県竹田市荻町陽目371 / 0974-68-2210(陽日の里 名水茶屋)

大園大輔

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