予約殺到!スヌーピーミュージアムのワークショップでピーナッツの世界がもっと身近に【PR】

東京ウォーカー(全国版)

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2019年12月14日にオープンしたスヌーピーミュージアム(東京都町田市)。六本木の約2倍となり、約8メートルの巨大なスヌーピーのオブジェがお出迎えしてくれる同施設は、いま大注目のホットスポットだが、実は大きく変化した内容はほかにも。それはワークショップルームが常設されたこと!

スヌーピーミュージアムに併設されたワークショップルーム。ロゴアートはサリーが主役


過去に実施されてきたワークショップは不定期開催ということもあり、募集開始後すぐに完売してしまうことが多く、限られたファンのみが体験できるイベントとなっていた。そこで、新たに生まれ変わったスヌーピーミュージアムでは、ワークショップルームを常設。ほぼ毎日開催されていて、これまで以上に多くのファンが体験できる環境へと進化した。

ワークショップ「【開館記念特別講座】シュルツ・スタジオのアーティストに学ぶ『ピーナッツ』キャラクターの描き方」に、ライターが挑戦


ピーナッツのキャラクターたちの描き方が記してある、本国、シュルツ美術館発刊の本と紙、鉛筆、消しゴムが用意されていた


“HOW TO DRAW”では、キャラクターごとの特徴を丸や楕円など分かりやすいフォルムで表現しているので、挑戦しやすい!


そこで、オープン日に実施された「【開館記念特別講座】シュルツ・スタジオのアーティストに学ぶ『ピーナッツ』キャラクターの描き方」にトライすることに。このワークショップは、シュルツ・スタジオのクリエイティブ責任者で、チャールズ M.シュルツ氏から絶大な信頼を得ていたアーティスト、ペイジ・ブラドック氏の来日特別企画で、デモンストレーションを交えながら、ピーナッツのキャラクターの描き方を、直接学ぶことができる貴重な機会。参加したファンは目を輝かせながら、ワークショップルームでイベント開始を待つ。

ペイジ・ブラドック氏。優しい笑顔が印象的


そしてペイジ氏が登場。「ワークショップに参加してくれてありがとう。今日のイベントでは私が一方的に話してみなさんが描くだけということではなく、時間をいっぱい使って、楽しみながら過ごしてほしい」と挨拶をし、さっそくスタート!

「まずは自己紹介から」と自身について語ってくれたペイジ氏。「7歳のとき漫画家になりたいと宣言していたその理由は、当時新聞で連載していたコミック、ピーナッツが大きく影響している。私はそのころから今でもずっとスヌーピーが大好き」

愛用しているペン先の形や、特徴なども紹介してくれた


ペイジ氏は1999年にシュルツ・スタジオに参加。シュルツ氏と一緒に仕事をしていた、数少ないメンバーでもある。彼女が教えてくれたのは、自身とシュルツ氏が愛用しているペン。「ペン先の種類によって、描けるラインやインクの厚みが変わってくる。いくつかの種類を使い分けているが、シュルツ氏が愛用していたのが、右から二番目と一番左の赤いペンね」とペイジ氏。

ピーナッツの特徴のひとつは手の形。1本1本が違う動き、形をしている


犬であるスヌーピーと登場人物たちの足の形は同じ!


続いて、ピーナッツのキャラクターの書き方について。「腕や手を描くときのスタイルには法則がある。特にピーナッツで一番、大変なのは手。指の大きさや向きはすべて変えてよいというルールがあり、1本1本に個性を持たせなさいというシュルツ氏の教えがあった」とペイジ氏。「靴と足も特徴的。長細い丸みを帯びたパンをイメージして。地べたについているときはぺったんこの底で重さを感じさせること、地面から離れている足は本来持っているカーブをいかすこと」(ペイジ氏)

いよいよ実践。まずはチャーリー・ブラウンからスタート。これをお手本に描いていく


キャラクターの特徴を解説しながら書き進めるペイジ氏


そしていよいよ、キャラクターを描いていくことに。スクリーンにキャラクターを描くペイジ氏の手元が映し出され、参加者は画面に釘付けに!「まずはチャーリー・ブラウンから。描くときのコツは頭、体、足がどんな形で、どのくらいのサイズで構成されているのかを分析すること。チャーリーの頭は歪んだ卵形のような感じ、鼻は下の方が少しぺちゃんこという具合にね」(ペイジ氏)

見本にはなかったスマイルを加え、「HAPPYにね」と会場を和ませたペイジ氏


パーツの一つひとつ、細かな特徴を解説しながら描き進んでいくペイジ氏。見本には描かれていなかったスマイルをプラスして会場を和ませたあと、「ピーナッツのキャラクターを描くうえで一番大切な特徴は、基本的にみんな肩がないってこと(笑)」と、ならではの解説。

続いてウッドストック、そしてスヌーピー!


ドッグハウスの屋根に座っているスヌーピーにトライ


チャーリー・ブラウン同様、ウッドストックとスヌーピーを、描きながら解説してくれたペイジ氏。「ウッドストックは髪の毛の一部に“V”の字がある。スヌーピーの頭は上のほうはふっくらとした丸みがあり、顎のほうは少し角ばっている。キャラクターの特徴を読み取って分析しながら描いていくことが大切」と語った。

また、「ピーナッツらしい表現で、特徴的なのは目。横を向いていても必ず顔の真ん中に両目が描かれている。目の位置は斜め45度でもないし、真正面でもない。ちょうどよい位置がそれぞれのキャラクターにある。これはまさにピーナッツアングルと呼んでもいいかな。イラストレーター泣かせのアングルね」と教えてくれた。

ドローイングが終わったあとは質問コーナーへ


ペイジ氏による実践解説が終わったあとは、質問コーナーへ。一番好きなキャラクターを聞かれたペイジ氏は「やっぱりスヌーピーかな。ビーグル犬として過ごしているスヌーピーが大好き。あとはフライング・エース!」と答え、「スヌーピーは犬だけど、その概念にとらわれていない。なんでも好きなことをやっている。その姿に魅力を感じている」と続けた。

ペイジ氏の解説を元にスケッチにトライ!


円や楕円などを組み合わせたイメージで描き進めていく


手を描くのが難しいと話すと「私も今でも難しい。特にピアノを弾くライナスの手はね(笑)」と話してくれたペイジ氏


その後、各テーブルを回り、参加者が描いた絵を見ながら質問に答えたり、描くときのポイントをレクチャーしたペイジ氏。「みんなとっても上手。イラストのプロばかりなのでは?」と緊張しているファンの心を解きほぐすような心遣いを見せ、会場は和やかな雰囲気に。

チャーリー・ブラウン、ボーイスカウトのウッドストック、フライング・エースが完成


ワークショップを無事に終了した証として、修了証とクリエイティブについてのシュルツ氏の名言メッセージカードを参加者にプレゼント


この日使用した“HOW TO DRAW”の本、鉛筆、消しゴムと完成したイラストに修了証とメッセージカードを持ち帰ることができる


ペイジ氏のアドバイスも受けながら、イラストが完成。イベント終了時には、無事にワークショップを終えた証として、修了証とシュルツ氏のメッセージカードがプレゼントされた。

今回のワークショップは開館記念特別講座として、2回のみ限定で開催されたものだったが、スヌーピーのぬいぐるみ作りや、ビーグル・スカウト姿のスヌーピーとウッドストックを和菓子の”練りきり”で表現するものなど、多彩なワークショプが開催されている。

実際に手を動かし、心で感じながら、ピーナッツの世界に触れることができるワークショップ。挑戦してみれば、知っているようで知らなかったスヌーピーたちの新たな魅力を発見できるはず。公式HPでは2020年2月までのワークショップが公開されていて、応募を受付中。人気があるものはすでに受付終了しているものも!いますぐHPをチェックしよう。【ウォーカープラス/PR】

(C) Peanuts Worldwide LLC

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