沖縄で愛されている体験型テーマパークでタイムスリップ!伝統的衣装“琉装”で散策しよう

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

12月だけど気温は23℃。現在地は、沖縄本島のほぼ中央部西海岸に位置する恩納村(おんなそん)。東シナ海の海岸に沿って走る国道58号線沿いにリゾートホテルが立ち並ぶこのエリアは、青い海と白砂ビーチのコントラストが実に美しい。

沖縄の青い海に白い車体が映える。トヨタ新型コンパクトSUV「RAIZE(ライズ)」ならどんな道でも安定した走行が可能


那覇市内から車で50分、沖縄の風を感じながら海岸を抜け、「RAIZE(ライズ)」を走らせ訪れたのは、恩納村にある「琉球村」。沖縄の歴史・文化、自然を、見て体感できるテーマパークだ。昔ながらの古民家の鑑賞や、工芸体験、伝統舞踊を踊って楽しめるとあって、観光客にはもちろん、地元の人たちにも人気のスポットとなっている。

“伝えたいむかし沖縄”をコンセプトに、古き良き沖縄、琉球の文化・伝統を今に伝える「琉球村」に到着!


5歳になったばかりの藍ちゃんと、同施設に遊びに来たのは新城ファミリー。「娘に、琉球の文化や伝統を少しでも感じてほしくて」と話すパパと、「私は琉球王朝時代の琉球衣装を着てみたくて!」と笑顔のママ。

「どれが似合うかな?」と、家族で衣装選び。「赤が好きだからコレにしようかな」と真剣なママ


「本格琉球貸衣装体験プラン」(1人4000円)の中から、ママは高貴な雰囲気に浸れる「あかばな(紅型)」、パパは貫禄満点の「三司官」を選び、藍ちゃんも着付けスタッフに選んでもらった衣装にお着替え。琉球衣装をまとって、歴史体験の旅のスタート!

着替えが完了し、入口で記念撮影を。遠い昔の琉球王国に思いを馳せる


施設内を歩くと、築200年を超える沖縄各地の古い建物が点在。登録有形文化財に指定されている民家を見学することができ、「ママ、このお家、誰が住んでるの?」と藍ちゃんも興味津々の様子。

至る所にシーサーが。家や人、村に災厄をもたらす悪霊を追い払う魔除けの意味を持つ


藍ちゃんに歩幅をあわせ、ゆったりとした沖縄時間を楽しむ


施設内を散策していると、どこからか沖縄の楽器・三線や太鼓の音が聞こえてきて、「何か始まるのかな。音の聞こえるほうに行ってみようか」とパパ。5分ほど歩き、新城ファミリーが到着したのは中央広場。「道ジュネー」と呼ばれる琉球村の目玉のひとつ、民謡、琉球芸能、エイサーショーがそろった複合パレードがちょうど始まったところだ。

「エイヤー!」と威勢のいい掛け声とともに、琉球空手を披露するお兄さんを食い入るように見る藍ちゃん


披露されていたのは琉球空手。沖縄古来の武術「手(ティー)」と、中国唐の拳法が融合し発展して生まれた空手のこと。身の回りの道具を使った棒術や、船をこぐ道具・カイを使った古武術も迫力満点!ママも思わず、「かっこいい~!」と楽しげな様子で、パパも「琉球空手を間近に見られるとは思わなかったね」と笑顔を覗かせる。

「ドンドコ、ドンドンドーン!」という音にあわせて手拍子をする藍ちゃん


「ほら、藍。獅子さんにご挨拶してみて」とパパが手を伸ばしてみせるも、恐怖で身動きができない


続いて、獅子使いのワクヤーと獅子による琉球舞踊。迫力のある舞に、ユーモラスな動きで観客を魅力する獅子舞。大人たちは笑顔で見ているが、子供たちは不安げな表情。泣いている子もいる。獅子が目の前に来た瞬間……表情が固まる藍ちゃん。

ショーはまだまだ続き、会場は大にぎわい。演者と会場の観客の一体感が増していく。

「パパが食べられちゃう!」と心配する藍ちゃん。獅子舞が噛むことによって、その人についた邪気を食べてくれ、ご利益があると考えられている


「ほら、藍も手を出して」。最初は恥ずかしがっていた藍ちゃんも、パパに補助され踊り始める


80歳から同施設で働き始めたという山城ウメトさん。頭にのせているビンは、山城さんが動いてもまったくぐらつかない


道ジェネーのフィナーレは、観客も参加して一緒に踊るカチャーシー。カチャーシーとは「幸せをかき混ぜ、みんなで喜びを分かちあう」という意。琉球村のスーパーアイドル、御年99歳の山城ウメトさんもご覧のような笑顔!会場を沸かせる。

琉球村では道ジュネーのほか、エイサー演舞、島唄LIVEなど、さまざまなスポットでショーを開催している。子供から大人まで、存分に楽しめるのが魅力だ。

みんなで口をそろえて、「琉球村、楽しいねぇ!」


ちょっと疲れたので小休止。古民家の軒先に座って、大好物だというソフトクリームを食べてご満悦な藍ちゃん。「甘くて冷たくて、おいし~い」と笑顔がはじける。ソフトクリームを食べた後は、水牛を見に行くことに。藍ちゃん、大丈夫かな?

シーサーは建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられる。施設内はどこを切り取っても絵になる


「この牛さん、パパより大きいね!」と、ちょっと離れたところから眺める


水牛のてっちゃんとだいちゃんは、直接触れあうことができるとあって、琉球村の隠れた人気者。「こんなに近くで水牛を見たの、初めてかも」とママ。その様子を恐る恐る見る藍ちゃんは、怖くてこれ以上近付けず。

ソーキそばには、コーレーグースー(島とうがらし)や七味をかけて食べてもおいしいのでお試しを。食堂内に用意がある


続いて、きじむなぁ食堂でランチタイムを。パパが注文したのは「ソーキそば」、「海ぶどうサラダ」、「ジーマミー豆腐」。本格的な味わいに「うん、おいしい!」と満足。ママも「やっぱり琉球料理は食べていて落ち着くね」と笑顔に。食堂に隣接するちゃんぷるー市場では、沖縄そばや海ぶどうなどの土産のほか、ここでしか買えない「小判(琉球通貨)」も販売。

小判は土産としてはもちろん、園内で実際に使えるとあって人気だ


午後の穏やかな時間、再び施設内を散策する新城ファミリー。見どころ満載で歩いているだけで楽しい。古民家のほかにも、村の祭祀や、行事を行う際の重要な場所「神アジャギ」、穀物を貯蔵する蔵など、琉球の文化に触れられるスポットが点在していて、昔の沖縄へタイムスリップできる。

「お兄ちゃんたち、かっこいい!」とエールを送る藍ちゃん


太陽が西に傾き出した頃。たくさんのお客さんで埋まった会場で、琉球村の人気ショーのひとつ、エイサー演舞が始まった。大太鼓を中心に構成された、琉球村のエイサー隊は迫力満点。観客との距離が近いので、ドンドンという大太鼓の音が体に響き、藍ちゃんもびっくり。

見て、踊って、食べて、1日中楽しめる琉球村を満喫した新城ファミリー。琉球文化に触れ、「改めて沖縄っていいなと感じました。琉装もできて大満足」とママ。「今度来るときは、獅子舞と水牛にさわれるといいね、藍」

「帰りは国道58号線沿いに海を見ながら帰ろうか」とパパ。再訪を誓い琉球村をあとにし、再びRAIZEを走らせた。

「RAIZE」と一緒なら毎日がもっと楽しい!


2019年秋、新型コンパクトSUV「RAIZE(ライズ)」が新たに誕生。コンパクトで取り回しやすいサイズと、見通しのよい視界で運転もしやすく、デザインも力強さと先進性を両立した。

「視界が広々で気持ちいいね!」とパパ。遠くはもちろん、 近くの見通しも良好


RAIZEは走りに多彩なバリエーションがある。「パワーモードは走りが軽快。変速操作ができるマニュアルモードもいいんだよね」と運転好きなパパ。「RAIZEはドライバーそれぞれの好みに応えてくれる!」

また、ヒップポイントが高いので目線も自然と上がり、前方をしっかりと視認できる見晴らしの良さを実現。「視界角度も広く確保されているので、安心感が違います」とパパ。「海沿いを走れる国道58号線からの眺めは、いつ走っても最高!」。広い視野によって、駐車や車線変更の際、他車の位置や周囲の状況を把握しやすくなっている点も、RAIZEの魅力のひとつだ。

紺谷宏之

この記事の画像一覧(全19枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る