NMB48の南羽諒が初の個展「南ダンボール製作所展」を開催！

「ポッター平井の激推しアイドル！」番外編として、2月13日に行われたNMB48の南羽諒(みなみ・はあさ)による個展「南ダンボール製作所展」のレセプションパーティーと囲み会見の模様をレポートします。

南羽諒自ら全作品を解説！

2018年にドラフト3期生としてNMB48に加入した南羽諒(18)は、20thシングル『床の間正座娘』から『母校へ帰れ！』、『初恋至上主義』と、3作連続でシングル表題曲の選抜メンバー入りを果たしている注目株。彼女の特技「ダンボール工作」にスポットを当てた、ネット番組「新YNN NMB48 CHANNEL」の人気コーナー、「南ダンボール製作所」で製作された作品に加え、初公開の新作も展示する個展「南ダンボール製作所展」が開幕した。

会場は、大阪・難波のNMB48オフィシャルショップの西隣にある「LAUGH ＆ PEACE ART GALLERY」。初日の2月13日にはレセプションパーティーが行われ、南ダンボール製作所の“南羽諒社長”が作業着で登場。集結したファンと乾杯をして、初の個展開催を祝った。

そして、「生活を便利にする」というアイデアをもとに製作したという展示作品をひとつずつ紹介。

「基本的に＜面倒くさい＞が作品を生み出すきっかけ」と語る彼女。『便利なゴミ捨て機』も「出来るだけ動かなくていいように」という思いで製作。「自由に使ってOKなので、ぜひ体験して下さい！」とアピールした。

『ダン・ハニー』は、「ハニワって可愛いなと思って」製作したという新作。ダンボールとハニワで、ダン・ハニーです！」と、作品名の由来を明かした。

個展を開けるのは夢のよう

南社長が全作品を紹介した後、ファンの皆さんも後方で見守る中、囲み会見がスタート。

――初めての個展開催となりましたが、どんな心境ですか？

南「本当にビックリしています。ネット番組から始まったんですけど、そのコーナー自体をさせていただけることも驚きだったんですけど、まさか個展を開けるなんて、夢のようで、今でも実感が湧いていません。こんな真っ白なスペースに、茶色いダンボールがいっぱいあって、異様な光景だなと思ったんですけど(笑)、それがオシャレだなとも思いますし、こうしてファンの皆さんに直接、作品を見ていただける機会が出来たことは、すごく光栄だなと思っています。自分の趣味が仕事に繋がっていることがすごく嬉しくて、こういう人がNMB48にいるんだっていうことも知ってもらえたらいいなと思います」

――子どもの頃からダンボール工作が好きだったんですか？

南「中学1年生からです。私は部屋に引きこもるのが好きだったんですけど、引きこもっているだけじゃつまらないなと思い始めたのが中学1年生の頃で、その時から動くのが面倒くさくなってきたんです。なので、その面倒くさがり屋なのを利用して、家にたくさんダンボールがあったので、ダンボールで作り始めたら、面白いし、楽しいっていうことに気付きました。何か嫌なことがあったり、悩みがあっても、ダンボールで何かを作っていると忘れられるし、ストレス発散にもなって、それがいつの間にか、こういうふうになりました(笑)」

自信作は『ただのブランコ』

――この中で一番の自信作は？

南「やっぱり、この『ただのブランコ』ですね。ちゃんと乗れるんですよ。今は壊れたら困るので乗らないですけど、乗れた時は動画を撮って、家族に送りました(笑)。本当に自分やったなぁ、すごいなぁって、自画自賛したぐらい、作った時の達成感はすごかったですね」

＊『ただのブランコ』に座るなどの行為は禁止です。ご注意下さい。

――作るのに何日ぐらいかかったんですか？

南「これは2日です。ダンボールを丸めて柱を作っているんですけど、ダンボールを丸めるのは力がいるので、時間がかかるんです。途中でもうやめたろかなって思いました(笑)」

作品を見て笑ってもらえたら嬉しい！

――作品は家で作るんですか？

南「普段は家でも作っていて、カーペットがガムテープだらけになることもあるんですけど、今回展示している作品は、家ではなく、事務所で作りました」

――メンバーから何か言われたことは？

南「すごいねっていう言葉をたくさんかけてもらえて、すごい笑ってくれました。ブランコも事務所に置いていたので、それを見たメンバーは、ただひたすら笑ってました(笑)。でも、自分が作ったものを見て、笑ってもらえるのが、すごく嬉しいです。今までも、乗ったら潰れたものもたくさんあったんですけど、それは失敗作じゃないんです。笑ってもらえたら、それで成功だなと思っています(笑)」

いつか船を作ってみたい！

――今後、作ってみたいものは？

南「私は海に行くのがすごく好きなので、いつかダンボールで船を作ってみたいです！作ってみたいものリストがあるんですけど、そこに『いかだ』も入っていて、紙と水って合わない(相性が悪い)じゃないですか。なので、それを覆すものを作りたいです。それに乗って、川下りをしてみたいです！」

――バレンタインのチョコの代わりに、ダンボールで何かを作ってプレゼントするなら？

南「家をプレゼントします！ダンボールで家を作るのは結構簡単で、サイズも大きいので、もらった感があって、バレンタインにもってこいだなと思います(笑)」

囲み会見終了後、自信作の『ただのブランコ』前でフォトセッション。更に、会場に入ってすぐ右側にある、自身の巨大な写真パネルのフォトスポットにサインを書き、笑顔で撮影に応じてくれた。

会場には、作業着や、ダンボール、Tシャツ、パーカー、バインダーなど、ユニークなオリジナルグッズも！

「南ダンボール製作所展」は3月2日まで開催中。入場無料ですので、お気軽にお立ち寄りの上、南羽諒ワールドを堪能して下さい！

南ダンボール製作所展

場所：LAUGH ＆ PEACE ART GALLERY(大阪市中央区難波千日前3-15 吉本会館1F)

期間：2月13日(木)〜3月2日(月)13:00～18:00

休廊日：火曜・水曜

ギャラリートークショー(有料/1500円)　

2月23日(日)15:00～/17:00～(ゲストあり)

2月29日(土)15:00～/17:00～

※2月1日(土)10:00～「チケットよしもと」にてチケット販売。各回定員20名

【取材・文・写真＝ポッター平井】

ポッター平井