スーパーフォーミュラ第4戦は関口が盤石の勝利!

東京ウォーカー(全国版)

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国内最高峰の自動車レースのひとつ、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦決勝が、8/21(日)、栃木県「ツインリンクもてぎ」で行われ、今年から参戦した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、見事ポール・トゥ・ウィン。自身初優勝を飾った。

デビュー4戦の関口がポール・トゥ・ウィン!


2位はアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)、3位に昨年のチャンピオンである石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が表彰台に上がった。

猛暑で2種類のタイヤを駆使!


この日のツインリンクもてぎは、好天に恵まれ、午後3時のレース開始時には、気温33℃、路面温度40度というコンディション。今回はミディアムとソフトという、2種類のタイヤを使用しなければならないルールが導入され、ほとんどのチームはソフトを選択した。

ポールポジションを獲得した関口は、見事なスタートを見せて1コーナーへ。先日、テレビ東京の女子アナウンサーとの結婚を発表した予選8番手の山本尚貴(TEAM 無限)は、スタートこそ決めたものの、前方のクルマに突っかかる形となり減速。その後リカバリーに失敗し、1コーナーでコースアウトした。

トップに立った関口は、1周目から2番手以下を突き放す。後半はタイヤやブレーキを労わる走りを見せるなど、余裕のレース運びで見事な初優勝を飾った。勝った関口は「予選では戦略、クルマとも最高で、ポールポジションを獲ることができました。決勝では、僕はスタートが苦手なので、まずそれだけ決めれて、絶対1コーナーだけは前に行きたいと思っていました。実際そのとおりになったし、あとはクルマがすごく速かったし、何の心配もなく、イージーに勝てました。本当にチームに感謝しています。」と語った。

レースの結果、関口はポールポジションと優勝の11ポイントを加えて、シリーズランキングでもトップに躍り出た。僅差でロッテラー、石浦、国本、山本が続いている。

660台のS660がパレード!


この日は、オートバイGP2をはじめ、さまざまなレースが行われた。また会場の外では、数多くの屋台が軒を連ねたほか、メーカーによる展示や体験イベント、ステージではドライバーや解説者によるトークショーが行われ、終始賑わいを見せていた。

パレードは黄色のS660を先頭に行われた


レースの合間には、ホンダの軽スポーツカー「S660」のオーナーズパレードが催された。全国から集まった660台のS660が、隊列を組んでサーキットを走る姿は圧巻の一言!

参加者の中には、若い女性の姿も!写真提供:正木寛之(ステレオタイプニューズ)


エアロパーツなどでカスタマイズされた車、痛車など、参加したS660は様々。しかしオーナーの顔は一様に笑顔で満ち溢れていた。

次戦は岡山!混戦のチャンピオンシップに注目!


全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦は、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて、9/10(土)に公式予選/決勝 (30周)、9月11日(日)公式予選/決勝(51周)が行われる。混戦するチャンピオンシップ争いはもちろんのこと、さまざまなアクティビティが用意されているので、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか【東京ウォーカー】

クリタタカシ

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