暖かいだけじゃないんです。旭山動物園の穴場、教えます

2016年10月25日 17:13更新

北海道ウォーカー 出村聖子

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旭山動物園には見どころがたくさんあります。「ぺんぎん館」の水中トンネル、アザラシと目が合ってしまうかもしれない「あざらし館」のマリンウェイ、泳ぐカバに出会える「かば館」のプール。でも、園内にはそういった展示とはちょっと違う楽しみ方ができるスポットがあるって、知ってましたか? 

今回はちょっと趣向を変えてクイズ形式にしますね。さて、一体ここはどこでしょう?

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どうですか? この迫力。アジアゾウの頭蓋骨とローランドゴリラのはく製です。骨格見本ではありますが、アジアゾウがいかに大きいか、一瞬で伝わってきますね!(長い鼻は筋肉でできているので、骨になっていないのです)

お次はこちら。

ラクダとキリンのはく製(共に子供)と、フタコブラクダの骨格見本です。まるで生きているかのような臨場感がありますね。ラクダの毛のふさふさした感じも、じっくり観察できます。

ここは「動物資料展示館」という場所で、過去に旭山動物園で飼育していた動物などの骨格見本が18点、はく製が99種(哺乳類27種、鳥類72種)配置されているんです。

さて、ここまでお見せした2枚の画像は、どちらも今回紹介するスポットの1階部分。お? 徐々に気づいてきた方もいるようですね!

ではヒントです。このスポットに、動物はいません。どちらかというと、動物は「作るもの」です。

そろそろ、答えにまいりましょう! さきほどのはく製や骨格見本が展示された場所から靴を脱いで階段を上がっていくと…

どん! そう、「動物図書館」です。どこにあるかというと、こども牧場の隣にあります。その名の通り、動物に関する本がどっさりあります。その数、なんと約2500冊! 生き物に関する書籍、図鑑、物語、絵本のほか、元旭山動物園の飼育スタッフで、現在絵本作家のあべ弘士さんの絵本もあるんですよ。

こちらがあべ弘士さんの絵本を集めた一角。

ところで、さっき動物は「作るもの」と書きましたが、一体どういうことかというと、つまりは「折り紙」のこと。動物図書館には顔や全身を折り紙で作り、それを冊子に貼ることで完成する「おりがみ絵本」なるものがあるんです。基本、園内にいる動物がモチーフになっていて、ダチョウやカバなど23種類のパターンがあり、作った動物の生態や特徴が分かるものになっています。

たとえば、こちらはワオキツネザルとヒツジのおりがみ絵本と折り紙の折り方。

作る場所はこちら。折り紙はひとり2枚まで!と書かれてますね。不器用な私は「2枚で出来るわけがない」と恐ろしくなりますが、丁寧に教えてくれるのでご安心を。

また、動物図書館のスタッフが作っている「動物園だより」、「どうぶつえんみにだより」の配布もしています。どちらも月に1回発行されているもので、「動物園だより」は小学校中学年以上向けに園内のニュースやイベントを伝えるもの、「どうぶつえんみにだより」は保育園~小学校低学年向けに園内の動物により親しんでもらおうと、クイズなどを交えて動物の魅力を伝えるものとなっています。バックナンバー(縮小サイズ)は1階の棚にずらりと揃っていて、好きなものを自由に持ち帰れます。

いかがですか? 動物図書館。動物を見る合間に、ぜひ立ち寄ってみてください!

※写真提供:旭川市旭山動物園

【北海道ウォーカー/出村聖子】

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