日本一の朝ごはん決定!山形 萬国屋の吟醸茶漬け&芋煮汁

東京ウォーカー(全国版)

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11月30日(水)、「楽天トラベル」が開催した「朝ごはんフェスティバル 2016」のファイナルステージが開催され、“日本一の朝ごはん”として、温海温泉 萬国屋(あつみおんせん ばんこくや)の朝ごはんが選ばれた。

山形県の温海温泉 萬国屋「山形牛の旨味がたっぷり染み出た具だくさんの芋煮汁」と「磯の香 吟醸茶漬け ~山形の恵みを添えて~」が日本一に!


同イベントは、全国のホテルや旅館が提供する朝ごはんの日本一を決定するもの。当日は、約1500のエントリーの中から、第1ステージ(Web投票及び口コミ評価による審査)、第2ステージ(一般来場者約500人と特別審査員2名の試食・投票による審査)を勝ち抜いた6つの朝ごはんが、各ホテル&旅館のシェフらにより調理され、それを5名の審査員が試食して日本一を決定した。

審査員は、井上孝之氏(CREA WEB編集長)、神田川俊郎氏(神田川本店 店主 全日本調理師協会名誉会長/日本食普及の親善大使)、坂井宏行氏(ラ・ロシェル オーナーシェフ)、武田和徳氏(楽天 常務執行役員 ライフ&レジャーカンパニー プレジデント)、田中耕太郎氏(ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 総料理長 ※朝ごはんフェスティバル2015優勝)。

優勝した山形県の温海温泉 萬国屋は、「山形牛の旨味がたっぷり染み出た具だくさんの芋煮汁」と「磯の香 吟醸茶漬け ~山形の恵みを添えて~」を出品した(今回、地産地消de朝ごはん賞も同時受賞)。同旅館は創業347年を迎えた老舗。大滝幸也シェフは「体の温まるメニューをご用意しました。山形の食材、古き良き食文化を知っていただきたいと思っています」とコメントする。「日本一の芋煮会」をイメージした大なべを用いた芋煮汁にはたっぷりの山形牛バラ肉を使用。吟醸茶漬けの出汁には多めに日本酒を使用し、まろやかな風味とふくよかな香りを演出している。

審査委員の神田川俊郎氏と坂井宏行氏


審査委員の坂井宏行氏は「僕はアルコールがダメなんですけど、吟醸茶漬けは酒の旨みだけを感じて、おいしく食べさせてもらいました」と絶賛した。

準優勝に輝いたのは、鹿児島県の城山観光ホテル。「朝〆たばかり 鮮度抜群の鹿児島県産真鯛潮茶漬」と「ニガウリと豚耳のソテツ味噌炒め」を出品した前田瑞穂総料理長は「普段からお祝いごとやディナーで鯛をよく使っていたので、そのアラを何かに使えないかと考えて、朝ごはんのメニューにしました。鯛のスープをご飯に多めに注いでいただいたら良いと思います」と説明。審査員の神田川俊郎氏は「透き通っていて良い潮が出ている。潮の取り方が鯛だけにたいしたもんや!これは朝からグッと目が覚めまんな~。心に残る味!」とダジャレを使って褒め称えた。

そして3位は、岡山県 湯原温泉 我無らん(ゆばらおんせん がむらん)の「岡山のブランド牛『千屋牛』の熟成フィレカツサンド」と「湯原温泉名産 青大豆豆乳ポタージュ」に。

審査員特別賞1つめは、宮城県 秋保温泉 ホテル瑞鳳(あきうおんせん ほてるずいほう)の「清流育ち秋保米と気仙沼産フカヒレの中華あんかけ粥」と「大地の恵み地元野菜で目覚めの一杯!活力黄金スープ」、審査員特別賞2つめは、山梨県 大泉高原 八ヶ岳ロイヤルホテルの「ふわふわフレンチトーストに自家製ジャムを添えて」と「あけの金時と温泉たまごのサラダ りんごのドレッシングで」、審査員特別賞3つめは、岩手県 安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬(あっぴはちまんたいのしょくのやど しきかん さいとう)の「3種の八幡平スムージー」と「八幡平豊洋卵の厚焼き卵」が受賞した。

坂井宏行氏は「今回はみなさんのレベルが高く、料理から思いが伝わってきました」と話し、神田川俊郎氏は「本当に皆さん僅差でした。皆さんには『し』をあげたい。おいしいの『し』、楽しいの『し』、嬉しいの『し』、泊まって良しの『し』、こんぶ出汁、かつお出汁…(笑)」。優勝した萬国屋の大滝幸也シェフは「優勝は考えてもいなかったので言葉が浮かばない。ただ、ここに来るときいろいろな人からアドバイスを受け、頑張ってこいといわれました。それが支えになりました」と喜んでいた。【ウォーカープラス編集部/Raira】

Raira

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