味も見た目もエンタメ焼肉! 滋賀の新店「可不可」

関西ウォーカー

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2017年のスタートダッシュにスタミナを付けたい時には焼肉が食べたくなるもの。そんな時に使えるお店が、滋賀県草津市の備長炭火焼肉店「可不可(かふか)」。2016年12月13日にオープンしたばかりの新店で、お肉の味わいに加え、楽しく食事ができるよう見た目やサービスでもここならではの演出があるのが特徴だ。

鮮やかな暖簾が目印の同店は、和モダンな雰囲気。落ち着いたムードのカウンター席と、個室にもなる掘りごたつ式のテーブル席がある。「可不可」とは変わったネーミングだが、これには「不可能を可能にする」という意味が込められているそう。

群馬県の全国食肉学校を卒業し、京都や大阪の有名店で修業した店主の中井真侍さんは、自身でも京都や大阪、東京の焼肉店を100店舗以上食べ歩いたという猛者。その確かな目で、等級や産地にこだわらず、本当においしい肉を提供しているというほどに肉質には自信があるとのことだ。

さらに、肉の味わいはもちろん、テーブルでのサービスや見た目にも工夫を凝らし、焼肉そのものをエンタテインメントとして楽しませてくれるのも同店ならではの取り組み。まず、カウンターでは料理人が目の前で肉を手切りする。迫力満点の肉の塊と、その職人技を見ているだけで、肉のおいしさが伝わってくるようだ。そうやって手切りされた肉を備長炭の七輪で焼き上げる。炭火が肉に香ばしさを加えて、一層味わい深くなる。これは、焼肉を食べ歩き、追求した中井さんがたどり着いた「肉を最もおいしく食べる方法」だという。

さらに、ひと工夫をプラスした独特な演出からも目が離せない。「タンの玉手箱」(1人前1480円)というメニューでは、切り分けた数種のタンの盛り合わせを塗りの箱に入れて提供する。箱を開けると、ドライアイスの煙が上がる、その姿はまさしく玉手箱。箱を開けるときのワクワク感や、中から登場するタンの美しさに思わず声をあげてしまうこと必至。インスタ映えもしそうだ。また、目の前で肉をバーナーで豪快に炙る、名物の「大判あぶり肉寿司」(1貫900円)も必食メニューだ。上質の肉が音を立てながら色を変え、香りが立ち上って五感で肉のうまさが味わえる。

焼肉の醍醐味とビジュアルのインパクトの両方を堪能できるのが「今宵の可不可盛り」(2~3人前4980円)。部位ごとに階段状の台に盛られた肉にはタグが付けられ、味の違いを食べ比べられる。いろいろな部位を、少しずつ食べたい人にもおすすめ。

肉やホルモンはもちろん、前菜からデザートまで、多彩なメニューがそろう「可不可」。中には原価率100%という、利益度外視の驚きのメニューもあり、それがお手頃価格で提供されている。また、ハーフサイズやハーフ料金でも注文できるので、自分に合わせて食べられるのも特徴だ。

「飲食は一番身近なレジャー」というのも同店の信条。味もサービスも、演出も、焼肉をレジャーにしてくれること間違いなしだ。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】

鳴川和代

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