自分だけの可愛い京土産に!築100年の京町家で“つまみ細工”体験

2017年1月6日 17:00更新

関西ウォーカー sige

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雰囲気のある京町家で和の小物作り、なんだか気分が盛り上がります!今回お邪魔したのは、2016年12月に大徳寺の近くに移転、新装開店したばかりの「京都おはりばこ」。築100年の京町家で、“つまみ細工”のかんざし作りを体験してきました。

【つまみ細工とは?】江戸時代から続く技法で、宮中や大奥の女性が高価な布の切れ端を使って作ったものが始まりとされている。舞妓さんの花かんざしの技法としても有名。

店舗奥のお庭を通って離れの京町家へ。つまみ細工体験はこちらで開催されています。お庭の木は桜だそうで、春は綺麗なんでしょうね~。

この日は現役の職人でもある、社長のお母さん(写真左)が教えてくださいました。記者は不器用なので、繊細な細工を前に尻込みしていましたが、お母さんから「折り紙が折れて、おはしが持てたら誰でも作れますよ!」という頼もしい言葉が。実際、移転前の店から、延べ1万人が体験しているそうですが、できなかった人はいないそうです。ひと安心(まだ作ってないけど…)。

まずは、どちらの形にするか選びます。スティックのかんざしタイプ(左)と、クリップタイプ(右)。記者は洋服やカバンにもつけられるクリップタイプを選びました。

次に、花びらと葉に使う布を選んでいきます。使う布は正絹羽二重地。舞妓さんの花かんざしと同じ素材です。染めも京都の手染めで、色合いがとても優しく、美しいです。花びらすべてを同じ色で作るのも可愛いですが、記者は欲張って色々な色を混ぜてみました。

実際に布を並べてみると、できあがりのイメージが想像しやすいです。みなさんここが一番時間がかかるのだそう。納得いくまで迷って、自分だけの配色を見つけます。

着物を着てから来店して、自分で作ったかんざしを付けて帰る人もいるのだとか。着物とコーディネートもいいですね!

さて、ここから作業に入ります。先ずは板にのりをのばします。厚すぎず、薄すぎず、ここにできあがった花びらを並べていくので、慎重に!

つまみ細工の技法には丸つまみと剣つまみの2種類があり、この2種類で大体のものが作れてしまうのだそう。まずは先が丸い、花びらの丸つまみから。花びらに使う布をピンセットで挟みます。

これをピンセットのところで半分に折ります。角を綺麗に合わせるのがポイント!

三角の真ん中をさらに挟んで!

もう一度折り、ピンセットを抜きます。

それをさらに挟んで下の左右を上に折ります。

重なったところをつまむと、花びらっぽくなりました。

花びらの丸い輪郭部分を5ミリほどつまみ、ピンセットを内側にくいっと返すと…。

丸つまみの花びらのできあがり!余分な糸くずなどを切りそろえます。

のりの上に置いていきます。指でのりをなじませ、お花の角をしっかり閉じて置きます。

どんどん作っていきます。可愛い花びらが並んでいくと、テンションが上がります。なんだか職人になった気分。

次は剣つまみで葉っぱを作ります。途中まで花びらと手順は一緒なのですが、花びらの輪郭を内側に返さず、シャープに仕上げます。

できあがった花びらを土台に乗せていきます。ピンセットで丸つまみの花びらを1枚取り、薄くのりを塗った土台に乗せ、花びらの土台部分の後ろを1cmほど開きます。

半時計回りにどんどん花びらを乗せていきます。

あとは葉っぱも乗せて…。

花芯にのりを付けて、真ん中に乗せたらできあがり!この花芯、細い針金に金色の糸を巻いて作ってるんですって!細かい!

下がり(ゆらゆら揺れる部分)を選びます。下がりは取り外し自由。シンプルにつけたいときは取り外す事もできます。

完成品はラッピングしてもらえます!しかも飾り用の北山杉を使用した台もセット!自分用だけでなく、プレゼントにもいいですね。ワークシートも付いているので、自宅で同じものをもう一度作る事もできます。

飾り用の北山杉の台に飾ってみました!

つまみ細工を続けていきたい人のために、お店ではつまみ細工用の道具や布なども販売しています。

体験を終えてからお店をみると、つまみ細工の見方が変わります。花びらを一つ一つ手作りする楽しさ!きっと自分でも作ってみたくなりますよ。【関西ウォーカー編集部/sige】

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